Multiplayer
そしてドライフライまで、改めて#6ってのはマルチプレイヤーだと思う。
今日は、成人の日。
ボクにはもう随分と昔の話になるのだけど
フライロッドを持って出掛けてしまうと
いつまでたっても子どもの頃のようにはしゃいでしまう。
今日もそんな一日だった。
会社の先輩ヒゲおやじさんと一緒に
お気に入りのいつもの釣り場へと向かう。
峠道の気温はマイナス1度を表示していて、とっても寒そう。
でも、フィールドに向かうクルマの中では
その日の釣りに期待に胸を膨らませているから、会話はとてもアツい。
いつまでたっても、イイ大人になっても
釣りに出掛けるときは、遠足に出掛ける子どもと同じ気分なのだ。
しかし、現地に到着してみると
駐車場に出来た水たまりが気温の低さで凍っていたり
北西の風がとても冷たかったりしていた。
そんな今日の釣りは、#6ラインを使ったマルチプレイ。
この釣り場の引き味抜群のレインボーを釣り上げるために
この日はシンキングラインも用意してみたのだ。
いつもなら軽量かつ、パワフルな#4ロッドで釣りを楽しむのだけど
気温、水温が低くなるとレインボーの泳層がグッと低くなる。
先日もこの釣り場で釣りを楽しんだのだけど
3〜3.5m付近がレインボーの泳層だった。
あまりに深い場所は、さすがにルースニングだけでは探りきれないと感じて
今回はいつものようにフローティングラインとシンキングラインを用意したのだ。
すると結果はバッチリ。
type IIのシンキングラインを北西の風を上手く利用して
ターンオーバーさせるようにキャスト。
真っすぐにライン・リーダー・毛鉤が着水したら、
まずはカウントダウンは10秒からスタート。
グリップした手の中指にラインを掛けて、左手で小刻みにリトリーブをする。
三投目は。
カウント30秒。
リトリーブする左手にコツコツッとアタリを感じたその刹那。
ラインにググンッっと重い感触。
そのまま左手を引き、アワセを入れる。
その後、ロッドを立てて“追い”アワセ。
TMC200Rに巻いた小さめのラビットゾンカーが
予想よりもやや上層を泳いでいたレインボーの顎を捉えた。
ピンシャンのレインボーの引きはやっぱり楽しい。
その後もtype IIラインのキャスト&リトリーブを繰り返す。
太陽は昇っているけど日差しが無く、背中から吹く北西の風が冷たい。
何度もキャストを繰り返していると、ランニングラインが拾う水滴が
ロッドのガイドを凍らせるほど寒い。
それでも何度かのアタリを取り、レインボーをキャッチするが
時間が経つ毎にレインボーの泳層が変わるようで
同じカウントダウンと同じリトリーブではアタリが遠のいていく。
リトリーブを早くしたり、遅くしたり。
カウントダウンを増やしたり、減らしたり。
毛鉤のカラーやパターンをチェンジしたり。
釣りを開始して二時間が過ぎた頃
偏光グラス越しに水面を見ていると、表層を泳ぐ魚影が見える。
いつもよりその数は多い気がする。
隣で#6のシューティングラインをリトリーブしていたヒゲおやじさんも
いつの間にかフローティングラインにチェンジして
水面直下にソフトハックルを泳がせ、サイトフィッシングで楽しんている。
しかし、なかなか思うように口を使ってくれない様子だが
その表情はなんとも楽しそうだ。
そんなときは、インジケーターをティペットに付けて
マラブーやラビットスキンを巻いたニンフなどで
“静かに攻める”ルースニングも有効だ。
するとヒゲおやじさんのオレンジ色のインジケーターが水中に引き込まれた。
なかなかのグッドコンディションのレインボーのようだ。
ロッドがキレイなカーブを描く。
#6ラインは、こんな釣りも楽にできる。
インジケーターにウェイテッドニンフ。
水中でのティペットが緩まないように付けたショット。
ループの幅を広めにキャストすれば、いつもの#4よりも
ずっとイージーキャストだ。
ボクもフローティングラインにチェンジして
インジケーターを使ってルースニング。
しかし、太陽が対岸の稜線に隠れ出すと
にわかに水面が騒がしくなり、水面上を浮かぶインジケーターに
レインボーやシルバーサーモンがアタックしようとする。
小さなユスリカも飛んでいたから、ココはドライフライで勝負だ。
気合いを入れて#24なんてサイズを摘み出して
ティペットに結んでみるが、小さ過ぎるのかな。
なかなか毛鉤へのアタックはない。
#20のミッヂアダルトに変更してキャスト。
何度も、何度も毛鉤を見切られる。
隣ではヒゲおやじさんがミッヂピューパを使い
イッパツでレインボーの顎を捉えた。
ならば、ボクも・・・。
しかし、CDCを使ったミッヂピューパは手返しが悪い。
一尾釣り上げる度に毛鉤の交換はちょっと面倒だ。
そこで、早春の渓に想いを馳せながら昨年末に巻いた毛鉤に交換すると
レインボーが襲いかかるように水面を割って出てくる。
管理釣り場とはいえ、刻々と変わる状況に合わせて毛鉤はもちろん
ラインシステムを代えたりして釣りをするのは最高に楽しい。
そんなときの#6ロッドってのは、とても心強いマルチプレイヤーだと思う。
今日は寒いから早めに上がろうと言っていたのに
結局はライズにハマって、夕方まで釣りをしてしまった。
釣りを始めると、子どもの頃に戻ってしまったイイ大人が二人。
今日は成人の日。
ボクはいつになったらオトナになるコトができるのだろう。
まぁ、いつまでもこのままでイイかな。
久々の一番乗りかな・・・。
成人の日釣行お疲れ様です。今日は寒かったっすね~!
#6って、ほんとマルチプレーヤーですよね。その#6が
今の自分のラインナップに抜けているんです(涙)
で、何故か#5が2本あったりして・・・計画性全くない買い物してるなぁ
とちょっと反省してますですよ(^^)
あ、ボクも一緒です。釣行前日とか、今頃のような解禁前にも
なるとテンションが上がってきてしまう。
確かに#6って色々な使い方するには一番合ってるロッドなのかもしれませんね。自分も冬期の管釣りで本気モードの時は必ず持って行くロッドです。やはり、フローティングとタイプ2のシンキングラインのシューティングヘッドを巻いた二つのリールも一緒にね♪ それにしても寒そうな風景ですね。それと祭日なのにあまり混んでいない様な気がしますが如何ですか? 地元は日祭日だと人が多過ぎてなかなか行く気が起きないんですよ〜♪
川でも、管釣りでもつれる魚が小さいので、どうしてもオーバーパワーなので、#3がメインになっちゃいます。宝の持ち腐れでしょうか。
スコットの安いヤツと、なぜか「ミッチェル」のロッドがあります。
#6ロッド以上にterryさんのマルチプレーヤーぶりが際立ちますね^^。
お見事です!!ボクも#6を所有しているのですが、ここしばらくは
キャスレにしか使っていないのに気がつきました。たまにはサカナの
引きも味あわせてあげなきゃなぁと思いつつも、この寒さじゃ・・・。
冬はやっぱり出無精(デブ症?)になっちゃいますね(笑)。
最近はロッドがガンガンに曲がってる写真が多いですが、ロッドを持つ手とカメラを持つ手を間違わないでくださいね、ロッドはベストのポケットに入りませんから・・・(笑)。 ガイドもバキバキに凍って、まるで北の大地のフィッシャーのようです! 僕も今日は久しぶりに海水でもガイドが凍りました(笑)。勿論、指も凍りました!
ところで、#6ロッドはやっぱり万能ロッドですよね! 同感です!
僕のメインロッドのscott E2 #6は、里帰り中です、春までには
綺麗に直って戻ってくる予定ですが、来なければterryさんから1本借りようかなぁ~(笑)。
ガイドの氷>RainX、glacoをロッドとガイドに塗っちゃいます。で、リトリーブの時にプルプルと時々。水切れが良くなるので、結構違いますよ。お試しあれ。
アタシは#3が万能ロッドです。川はもちろん、管釣りでさえ#3で通しちゃいます。(^^;
#6以上はラインと一緒に、体が振られます(笑)
興味はあるんですけどね。機会があれば、ダブルハンドとかもやってみたいなぁ。(フォワードキャストした瞬間に、ラインにつられて飛んでくかもしれませんけど…)
成人の日でしたね。言われるまで忘れてました。なんせ遠~い昔の話ですから。(笑)
#6はデカイフライからミッジまで使えてやっぱ万能ですね。
特にレインボーと遊ぶ時にはこいつですね。
また、遊んでやってください。お誘い待ってます!
成人式かぁ…。懐かしい思い出が走馬灯の様に脳裏に浮かんできました。式には出るには出ましたが…取材の兼ねてだったので楽しくなかったなぁ(泣) 今だ当時頂いた成人証書と記念品のテレカが押し入れの中で眠ったままです。
まぁ、今年も楽しく行きましょう♪
クラフト展まってますよ~
>久々の一番乗りかな・・・。
いつもコメントありがとうございます。返事が遅くなってしまいましたが(汗)
連休の日曜と月曜は寒かったですね〜。日曜よりも風が治まると思って、月曜に出掛けてみましたが、吹き付ける風の冷たいコトと言ったら・・・お昼に食べたカップラーメンの温かさが忘れられません(笑)
#6ラインを使った釣り、改めて面白いと思いました。ドライフライの時はラインが軽いほうが軽快だと思うんですが、いろいろな“遊び方”が出来るので、ラインナップに入れておくのをオススメします(笑)・・・ちなみにこんなエントリーをしておきながらなんですが、先日、黄昏店で西海岸製の#6ロッドを一本買い取りしていただきました(汗)
この釣り場はいつもフローティングライン一本で遊んでいましたが、サカナの泳層を考えてボクも今回は珍しくシンキングラインで釣りをしてみました。同じく“本気(マジ)モード”で(笑)
釣り場、空いているでしょ?他にもいろいろと釣り場があるんですが、高速から降りてスグッ!なんていう交通アクセスの良い場所ではなく、ず〜っと国道や県道を走って行くような場所だからでしょうかね。おかげで妙に“ギスギス”した感じもないし、のんびりと自分の釣りが出来ます。ま、見ての通り、人がいないのは“スゴく寒い日”だったからかもしれませんけどね(笑)
もったいないですよ〜#6持ってるのに出番なしですか。使用するラインを替えてみたりするのも楽しいですよ。それに#3では投げられないようなストリーマーや大型のドライフライ(チェルノブイリアントの#8とか、ホッパー、シケーダとか)もラクにキャストできるので、“ドライ派”の方でも、楽しめますよ!!#3に比べて風にも強いしね。あと、サカナを選別しているような釣り場を探してみるのも面白いかもしれませんね。ヒレピンのサカナのいる釣り場なら、決して#6はオーバータックルにはならないと思います。この釣り場のサカナたちはコンディションが抜群なので、見ての通り、しっかりとボクの#6ロッド曲がってるでしょ?(笑)“スコット&ミッチェル”の2本あるなら、奥様と一緒に#6ロッド、曲げてきてください!!ラインも2本あるのかな?(笑)
寒くても出不精とはならず、よく食べてるからデブ症になってるterryです(自爆)この日の帰り道、あまりの寒さに自動販売機で売っていた“おしるこ”がとってもあたたかくて、美味しかったです。こういったコトの積み重ねなんでしょうね・・・判ってるけど、ヤメられません(笑)
ボクは#6はよく使うんですが、#8のロッドは最近はキャスレ用になってしまってます。この数年ほとんど釣りに使ってないので、サカナの感触をロッドが忘れてるかもしれませんね。実釣に使わないとロッドもスネちゃって、しっかりと働いてくれないかもしれません。バラシ連発の時は、久しぶりの釣りでロッドがスネてるよ〜。何て言ったりして(笑)
最近は足場のイイ管理釣り場にばかり出掛けているので、ランディングネットは使用せず、すぐにリリースしちゃうコトが多いので、ロッドの曲がってる写真が多くなってます。それに、こういった写真ってのは、デジイチには出来ないでしょ?(笑)
改めて#6ってのは面白いと思いました。フルフローティング、フルラインシンク、シューティングヘッド、シンクティップ。イロイロな釣り場に合わせてラインを選択できるのはいいですね。でも、すべてのラインを持ち歩こうとすると、リールだらけになっちゃいますけどね(笑)かさ張って歩けなくなりそうだ〜(笑)
里帰りしてるE2、無事に戻ってくるとイイですね!!
アレもコレもと欲張りな釣り方をするときの#6って、改めて“使えますね”そんなフィールドが中部にもたくさんあると良いのになぁって、いつも思います。特にスティルウォーターの釣りもしたいんですが・・・
>RainX、glaco
ホントですか。それは面白いですね。今度釣りに出掛ける前に塗っておこうかな。滑りも良くなるのなら、キャストも気持ち良さそうですね。ただ、ガイドが凍り付くほど寒い中での釣りは、そんなに頻繁にはしたくないですけどね(笑)
普段使用しているロッドもある意味万能ロッドになりますね。手に馴染んでて使い慣れているからこそできるキャストもあったりするし、一般渓流に役立つラインさばきや、大型魚とのファイトなどの練習にもなるし。ボクが最近通っているこの釣り場で、普段使っている道具(#3)を使って釣りをしたコトもありますが、ここのレインボーの引き味は強くて、寄せるのに時間が掛かってしまうので、サカナへのダメージや混雑時は他のお客さんに迷惑を掛けるので、普段はもっぱらパワフルな#4ロッドで遊んでいます。
ツーハンドのキャストって、慣れると予想以上に簡単で、シングルハンドよりも身体への負担が減りますよ。知り合いにツーハンドを持っている方がいたら、一度振らせてもらってみるのも良いかもしれません。ハマるかも(笑)
>フォワードキャストした瞬間に、ラインにつられて飛んでくかも・・・
それを防ぐには、とにかく釣り場に向かう前に“たくさん食べるコト”です(爆)
先日はお疲れさまでした。
>なんせ遠~い昔の話ですから。
ココはツッコミを入れておいたほうがいいですか?(爆)
面白いですね、#6ラインの釣りも。この日はtype IIだけでレインボーを引きずり出そうと思ってましたが、時間が経つにつれどんどんと泳層が変わるので、type Iも必要でしたね。とくにソフトハックルを使ってスローリトリーブするのなら良かったかもしれません。次回の必需品でしょうか。あと夕方のライズをバッチリと仕留めた“爆釣毛鉤 ユスリカ・クリップル”もね!!(爆)またお誘いしますので、新作毛鉤をジャンジャンと巻いておいてくださいね〜♪
クラフト展の日時、決めたら教えてください!
成人式の日の早朝から山間部にある釣り場へと出掛けたので、振袖美人は見かけなかったなぁ〜、残念(笑)そうそう、ボクは式の当日、地元TV局の取材を受けたコトがあります。映像を使って欲しくなくって、インタビューにテキトーに答えたら、そのままニュース番組に使われてしまい、近所の知り合いから苦情の電話が殺到しました(汗)若き日の苦い思い出でございます(笑)
こちらこそ、今年もヨロシクお願いします!!
クラフト展、今年は行きまっせ〜♪会社の先輩と駆けつけます!!今度の日曜か、はたまた来週か・・・とにかく一度出掛ける前に連絡します!!ボクは今週末にでも行きたいんですけど(笑)また、釣りも今年こそはご一緒しましょうね!!昨シーズンはキノコだけでしたからね(笑)
近くに管理釣り場あるといいですよね。私は近くても2時間半くらいかかっちゃいます。
ちょっとお伺いしたいのですが、#6のロッドって渓流で使う事ってありますか?
川幅10m〜15mくらいのところで使うものを新調しようと思っているんですが、#3と#4はそれぞれあるのでキャスティング練習用も兼ねて9ft#6あたりがいいかなと思っているんですが。
少年の日々を取り戻すために川に向かうのかもしれませんね。
わたしの使用頻度は#6より#8かも?
たいして違わないようでいてトレーニングには#8かな・・・
おかげで腕力が付いてきたようです(笑)
今日はクラフト展の為に遠方よりありがとうございました!
コーヒーでもおごらなアカンのに、昼食もとらんとみんなで釣りや
クラフトの話、ホンマ楽しい時間をありがとうございました
おどりあゆ、嫁さんともども美味しくいただきました!
追伸 きょうはメダイが届きました(笑)
Dog山方面からインフルエンザですか(笑)高熱が続くとツライですね、とにかく静養して、良くなるとイイですね。うちの会社でもインフルエンザが猛威をふるってますが、あいにくボクは◯◯なのか、風邪も引きゃしないんです(笑)
もうすぐ解禁がやって来ますから、体調万全で挑みましょう!!
terry's FlyFishing Barへようこそッ!!
ボクの場合、#6ラインは渓流では使いません。一般的な渓流でのメインラインは#2です。基本的に使用する毛鉤のサイズで使用するラインを決めてます。といっても、風の強い場所や季節など条件によっては、ライン番手を上げることもあります。
質問のような川幅10m〜15mの規模で、ドライフライの釣りがメインの場合は#2〜4のラインでの釣りが好みです。本流のように大きな流れや水量のある場合、使用する毛鉤が大きな時やウェットフライを使用する際、もしくは湖などの止水で#6ラインの登場となります。フローティングライン以外にも、シンキングラインなどが使えますからね。
もちろん、キャスティングの練習なら#3や4よりも#6のほうがラインの質量が大きいので、ラインの“乗り”がしっかりとロッドに掛かって練習にはもってこいだと思いますよ。
>少年の日々を取り戻すために川に向かうのかもしれませんね。
きっとそうでしょう。川や池などに向かう時は、子どもの頃と大差なくワクワクドキドキしながら向かってます。もちろん、釣り方には違いがありますが、同じような気持ちでフライロッドを振ってますから。
ボクは#8ラインは最近はあまり振ってません。手持ちのロッドが強烈なファーストアクションで、筋力が・・・(笑)でも、たまには#6以上のラインを使うのもイイですね。普段なかなか使わない大きなサイズの毛鉤なども使えるし。でもそれに見合ったフィールドが・・・近くに湖などがあるとイイのですが・・。
お久しぶりに会えて、とても楽しかったですよ。あまりに面白くって昼メシもすっかり忘れてしまってましたね(笑)
>きょうはメダイが届きました(笑)
ナマコじゃなくって、良かったですね(爆)
季節が進んだら、ボクのお気に入りの岐阜のアマゴの渓でお待ちしてますよ!!是非、ご一緒しましょうね!!