2007 Last Fishing
しかし、なんとかラスト釣行でイワナとアマゴに出会えて、ホッとした。
釣れなくてもフライフィッシングは楽しい。
でも、やっぱりサカナ釣り。
イワナやアマゴを釣り上げるコトができればウレシイのだ。
それは今も昔も、これからもずっと変わらない。
朝になっても、合流予定の先輩から連絡がない。
きっと、待ち合わせ場所に来る前に違う渓に寄り道しているに違いない。
じゃ、ボクも釣りをしながら先輩を待とう。
それにしても、渓流シーズンがラストに近づくとドコも人が多い。
入渓出来そうなポイントを探して右往左往していると
木曽でお世話になっている友人二人にも出会った。
人の居ない小さな流れを少しだけ探ってみたけど、生命反応がない。
今日も釣れないままかな・・・と考えながらクルマを走らせていると
先輩からケータイに着信。
しばらくして先輩と合流。
さて、どうする?せっかく木曽に来たのはイイが
ドコも人だらけ。いつもの里川もフライ・ルアー・ベイトフィッシャーと
釣り人でイッパイだ。
しばらく二人で相談。
よし、そんなときは新規開拓だ。
木曽のフィールドは広い。
少しクルマを走れば、色んな流れがある。
広く太い本流や落差ある渓流も大小さまざま。
高原を流れる里川から、ボクはちょっと苦手だけど薮沢まで
ホントにたくさん。
そこで、前々から気になっていたとある流れに行ってみることに。
その流れは下流部は里川風、少し上流に入ると
森がすぐ近くまで迫り、渓流らしい雰囲気の流れになる。
ちょっと細い流れだから、先輩は上流部を
ボクは下流部の流れを別れて探る。
それにしても、初めての流れはいつもドキドキする。
入渓直後、すぐに毛鉤を突つくアマゴたち。
釣り上げるにはちょっと小さい。
でも、小さくたって、サカナからの反応があれば素直に嬉しい。
さて、大きなサカナに的を絞って、のどかな里川を釣り上がろう。
しかし、流す毛鉤がことごとく小さなアマゴたちに弄ばれる。
水量もそれほど多くないこの流れは
フラットでスローな水面のポイントも多い。
ラインの着水でスッとサカナに走られてしまう。
迂闊に踏み込み水面を波立てれば、アッという間にスプークされる。
葦際に隠れるサカナもハッチが無いから、なかなか毛鉤を追ってくれない。
とても難しい釣りだ。
そんな中、小さな堰堤下の淀みの水底に
ジッと張り付いているイワナを見つけた。
ドライフライには全く興味の無い様子。
ならば、毛鉤をイワナの鼻ッ面に流し込んでみよう。
#18のフェザントテールをティペットに結び
小さなカミツブシを10cm程毛鉤から離したトコロに。
マーカーも極小さくして。
イワナを驚かせないように静かにキャスト。
毛鉤が着水したと同時に、その上層に定位していた小さなアマゴが
驚いてクモの子を散らすように逃げ惑う。
しかし、イワナは威風堂々とまったく動かない。
毛鉤に気が付いていないのだろうか。
もう一度、キャスト。
しかし、堰堤のコンクリートに毛鉤が引っ掛かってしまった。
軽くロッドティップを振って、毛鉤を外そうとすると
ドンピシャの位置へ毛鉤が沈下する。
すると、水底に定位していたイワナがゆっくりとした動作で
沈下する毛鉤を咥える様子が見えた。
Good Job !
久し振りにロッドがしっかりと曲がり、
ベストから外したバンブー製のランディングネットも
ようやく自分の仕事にありつけたと喜んでいるコトだろう。
数枚の写真を撮り、イワナを流れに還す。
この後のメンソールの美味さと言ったら・・・
しばらく釣り上がっても、スローでフラットな水面に四苦八苦。
気が付くと、もうすぐ集合時間だ。
ランチタイムには、お互いの釣果と渓の状態の報告。
やはり上流部は割と変化のある渓相のようだったけど
小さなアマゴたちに翻弄されたのは同じだったようだ。
でも、何故かとっても嬉しそうな先輩。
どうやらグッドサイズの鼻曲がりのアマゴを釣り上げたらしい。
午後からは、もう一度いつもの里川へ向かう。
しかし、雨がすぐソコまで来ているような天気だった。
上流部では低い雲が垂れ込めている。
ひとつ向こうの山が白く霞んでいる。
こりゃ、すぐにでも降りそうだ。
なんて言って間もなく雨が降り始めた。
この雨、ハッチを促してくれるとイイんだけど・・・
先輩と二人で交互に釣り上がる。
途中、#18くらいのメイフライが飛び始めたコトに気が付く。
とあるプールでは、ライズも見られた。
なかなかイイ型のアマゴもライズをしていたし
イワナもハッチのお陰か、上向いた感じだった。
しかし、ほんのひと時のハッチでライズもすぐに無くなってしまった。
釣り人も多く、ハイプレッシャーな状態では
ハッチが無くなれば、サカナの活性も下がる。
そうなれば、当然ボクたち釣り人の活性も下がる。
でも、諦めかけた頃に投じた毛鉤を突つくカワイイ奴もいたりする。
また来年になったら、この渓で会おう。
そう言ってリリースした可憐なアマゴ。
その様子を見て、先輩も苦笑いしている。
雨も徐々に強くなって来た。
橋の下まで来たら、今日は終わろう。
でも、最後の気になるポイントがある、
ソコを釣ったら帰りましょう、とお願いしてみたが
狙い通りにアマゴを毛鉤に出したものの、呆気なくフックアウト。
また、いつもの悪いクセが出てしまった。
またまた先輩と苦笑い。
すると、大粒の雨が激しく降り始めた。
遂に土砂降りになってしまった。
さぁ、そろそろ帰りましょうか。
なんとかイワナも釣ったし、小さいけどアマゴの顔も見れたし
これで、ちょっとホッとするコトができたんだから。
それに、久し振りの激しい雨で、全身ずぶ濡れになっちゃったし。
my trip mater 380.7km
total 7252.2km
東北も同様でしたが、それでもまだましなようでした。が、それは人間の都合・・
イワナの都合はとても悪かったようでした。(笑)
FFって楽しいですね(terryさんの想いが伝わる様です)。^^
行けないと分かっていればいる程、渓魚に逢えないと分かっていればなお更・・・、お仕事な自分は、空を見ながら溜息をついておりました(笑)。
来シーズンは上手に休みを取ろう!今から戦略を練らないと・・(あっ、釣行費もだ・爆)。
1枚目の写真、かなり『グッ!』とくる写真ですね。
とても、魅力的です!
ボクも次の休みには、久しぶりに渓に行こうと思ってます。
terryさんのような写真はなかなか撮れませんが、良い写真を撮れたらなぁ…と、思ってまーす。^^
9月の三連休ともなれば、一斉に渓へと繰り出すでしょうね。6月からのアユ釣り師も何故だか急に渓流釣り師へと変装(?)してたりしてね。特に中部は、岐阜県北部がすでに禁漁になっているので、釣りの出来る場所へと移動しているみたいです。なんだか雨後の増水で移動する渓魚と同じ行動パターンですね(笑)
お仕事、お疲れさまです。すみませんね〜、お仕事してる間に釣りに行ってばかりで(笑)来シーズンは、ボクももう少しお休みを上手く取ろうと考えてます。なかなか遠征が出来ない分、平日釣行してやるゾッ!!(爆)
グッと来ました?良かったです。そう言ってもらえるとウレシイです(^ ^)
写真って、自分が撮りたいと思うイメージを膨らませて撮ると、イイものが撮れると思います。特に見せたい部分や、強調したい部分をしっかりと観察してから撮るとイイと思います!!頑張ってくださいネ!!
初めての川を歩く、あのなんともいえない感覚は何なんでしょうね。
嬉しくて、ドキドキして、でもちょっと緊張したりなんかして・・・。
そんな流れで見つけたイワナのサイトフィッシング。
実は昨日はボクも北陸のとある渓で似たような状況に遭遇していました。
こちらは見事にすっぽ抜けて終わっちゃいましたが・・・(^^;
シーズン終盤、あちこち駆け回っているみたいですねっ(笑)
東北の渓もあちらこちらで大賑わいですよ。
木曽のあたりはきれいな里川が多いイメージですが、それ以上に釣り人も多いのでしょうか?
ぜひまた荒雄川にこられる際はご連絡待ってます!!
どの川もやっぱりいくらまだ暑いとは行っても、秋の気配を漂わせてますね!どんなフライを流したとしても、必死にライズして食べにきてくれる小さいアマゴや岩魚ちゃんの姿は、それはまた新鮮で、嬉しいですよね。
私も今年はフラットでラインが着水するとすぐにでも逃げてしまうような場所に入る機会がありました。ホント難しいですね。ロングキャストとラインのコントロールがまだだなあと痛感する瞬間でした。
私は今度の土曜日次第ですが、もし行けそうでなければ今シーズンはこれで終わりになりそうです♪
最後の最後まで粘ったんだけどね。また、来年にはあのチビちゃんたちも大きくなって、また遊んでくれるはず!
期待して来シーズンを楽しみにしましょう。しかしあの土砂降りの雨にはまいったね、着替えは忘れるは、変なおじさんの恰好で運転しなきゃいけないわ、参ったね。
風邪ひかなかったのは奇跡だね。でも懲りずのまた誘って下さいな。
ちなみに、下手くそながらblog始めましたので良かったら見てやって下さいね。
キャンプして同じ川に入ったのに、まったく違う釣果。
難しいですね。釣りは。
今週土曜は、いつものように、夕間詰めなしの日帰りで
木曽にでも行こうと思ってます。
これがラストかなぁ。
あそこかな?魚ロッよ見ている眼が『戻してくれるんだろーな!』
って凄んでるように見えました(笑)25日過ぎるとホントに
ソワソワ通り越して、どうする?!って感じですね・・・・・ozさん
と渓で逢ったそうで、うれしい話です!
わははは、嬉しくない、嬉しくない(笑)
でも、今年最後の釣りで本領発揮しちゃったみたい。マジでスゴい雨でしたから(自爆)
長い禁漁期間?大丈夫、大丈夫、オフにはオフの楽しみがたくさんあるじゃないですか。たとえば、レイクウッドの大盛りランチとか(爆)
ドキドキしますよね〜。森の方角からガサッっと音が聞こえたりすると、ちょっとチビってしまったり(笑)
渓流のサイトフィッシングもドキドキしちゃいますね。毛鉤を見つけたサカナが胸ビレを大きく開いて、口を開けたりすると・・・もう、萌えちゃいます(笑)
でも、萌え過ぎると、スッポ抜けとかしちゃいますね。今回は上手くコンクリートに引っ掛かってくれたのが良かったッ(笑)
そんなにアチコチ走り回ってはいないと思いますが・・・いや、走り回ってるかな(笑)
東北も先週、この週末と賑わいそうですね〜。先日の木曽も賑わってましたが、あんなに釣り人をみたのはホントに久し振りです。
荒雄、行きたいんですが、日程が・・・。行けそうなら、また連絡しますよ!!
もう、高原の気候はすでに秋になってますね。随分と涼しくなってます。特に朝晩はね。イワナもアマゴも必死に餌だと思って毛鉤に飛びつくのは、ちびっ子ばかりでしたが、大きなサイズはさすがに賢いッ(笑)
釣りはロングキャストばかりでもダメだし、かといって迂闊に近づくのもダメ。判ってるのに、キャストとストーキングのバランスは、やっぱり難しいですね(笑)
先日はお疲れ様でした。あれだけ濡れても釣りをしちゃうのは、釣り人の悲しい性ですかね?しかし風邪引かなかったのは良かったですね。
というか、あの格好で検問にでも会ってたら・・・たぶん、いや、確実に捕まりますよ(笑)
おっと、いよいよblog始めましたか。のちほどお邪魔しますね!!
あらら、ボクと反対でしたね。でも、ボクは先週もZeroでしたよ(笑)
土曜は、日帰りで木曽ですか?Ozさんもしっかりと釣りをされてたようなので、ご一緒してみてはいかが?ポイント教えてくれるかも(笑)
それとも今回のポイント教えましょうか(爆)
ですね〜、いよいよコレでオシマイって感じ。
あ、そうそう、FR誌、見ましたよ。しっかりと写ってましたね。
来月はキノコでもお世話になります!!
もちろん、例の炊き込みご飯はしっかりと作らせてもらいますよ!!
乞うご期待!!(笑)
何となく見たコトあります?きっとdaikyuさんなら釣りもしたコトあるんじゃないかなぁ。この渓は。ozさんのログからも近いし(笑)
そうそう、例の里川で偶然ozさんとお会いしました。
言ってましたよ。もう、ハマッちゃってるって(笑)
来月のキノコの時には、一緒に毛鉤巻きましょうって約束してきましたよ!!
へへ、今年の得意技ですから(笑)でも、本当に釣り上げたサカナの数よりもバラしてしまったサカナのほうが多いかもしれません。まぁ、最終的にはリリースするので、あまり気にしてません(強がってます*笑)
やはり9月の後半はどこに行っても釣り人が多いようですね。そんな中、岩魚にアマゴに出会えたなんてなによりです。しかし、今年はテリッてなければ相当な釣果だったのでは(笑)
先日の木曽はたくさんの釣り人でイッパイでしたよ。
あんなに多くの釣り人を木曽で見たのは、久し振りでした。
修行が足らないボクなので、なんとかラスト釣行でサカナの顔が見れて良かったです。
それにしても、ホント、今年はバラシが多過ぎます。ハァ〜(笑)