Door
中にはイワナがいた。
朝イチに入った下流部はイワナの反応が無かった。
同時に攻めてみたり
交互に交代しながら攻めてみたり
三人であの手この手を繰り出すが
まったくイワナからは反応がない。
急な勾配を上り、林道の行き止まりに停めた車に戻り
前日入った上流部を釣り上がることに。
上流部、入渓ポイントからしばらく歩くと
左岸に川面まで張り出した木々があった。
とても判り易いポイントだ。
確実にイワナが潜むであろう一級ポイント。
木々の枝葉が日陰を作り、鳥などの外敵から身を隠すことができる。
また、日差しが強くなり気温が上がれば
朝露が蒸発する時間帯にはテレストリアルも活発に動き出す。
すると、そのうちの数匹は水面に落ちることもあるだろう。
また、夕方光量が減り水面が見にくい時間帯になれば
下流の浅瀬に出て、カゲロウやトビケラなどを用意に捕食できるから
隠れ家としても、ダイニングとしてもイワナにとっても
住み易い場所に違いない。
取りあえず木陰の中に毛鉤を入れて、ドアをノックしてみよう。
手前のレーンから徐々に毛鉤をその奥へと投げ込んでいく。
すると、木陰の中に入った毛鉤をゆっくりと吸い込むイワナがいた。
してやったり。
やっぱり居たか。
サイズは期待していたほどじゃないけど
目を付けたイワナの住居から
すんなりとイワナを引きずり出すコトができると
とても気持ちがイイ。
せっかくだから、まんまとボクに騙されたイワナと
そのイワナの住処を背景に記念撮影だ。
毛鉤で枝葉を叩く事は出来るんですけどねー、その下に入れられないから・・・、釣れないだろうなー自分(笑)。
スパッと入ったら気持ちいいんでしょうねー、出ればなお更でしょうねー。
1級ポイント・・分かっちゃいるけど投げられない♪
ボクもスパッと、一発で入るコトはなかなかないんですが、徐々に距離を詰めて上手く入れると、イワナが出て来てくれますね。
湯川ならブルック相手に、そんな場所での釣りの練習になりますよね。
でも、一級ポイントじゃなくても湯川の場合はブルックがついていたりしてね(笑)
魚がお留守のポイントに限って、妙に上手くピンポイントでフライがはいっちゃったり…そして、その逆のなんと多い事か(泣
薮漕ぎは、写真見ただけでもムズムズと痒くなって来そうです。
それにしても、明るく開けたフライ向きの渓ですね。
あぁ、もうすぐ禁漁になってしまうと思うと…プチ寂しい。
アングルも一緒だけど、やはり水は少ないですね。
http://www.page.sannet.ne.jp/jn1lfe/jpg/tyoukou/050908_2.jpg
木が覆いかぶさっているポイント。暑い日差しを避けてイワナが涼んでるんだろうな~。このポイントは木の下流のフラットがながいんで、うかつに近づくと沈黙しそうですね。
こうゆうところ、私も大好物です。下からサイドキャストで攻めてでなかったら、未練がましく上流からも流し込んじゃいそうですね。
ここぞというポイントにフライが入ると(入った時は!ですけど)ホントに気持ちがよいですよね。
ましてやそこから魚が出てきてくれると嬉しさ倍増(^ ^)/
そんな気持ちわかります!
そうだ、僕もノックし続けよう
よくありますよね。イワナがいると判ってると失敗して、上手く出来た時ほど無反応って。それに次のフォルスでシュートッ!って時ほど、背後の枝にフッキングしたり(笑)
この日のヤブ漕ぎは大丈夫でしたが、先週のヤブ漕ぎで、またまたピンホールが出来ました。ココ数年、ウェーダーの摩耗が以上に早くなってます。
もうすぐ禁漁なのに(笑)
そうそう、写真はアークの目が(> <)になってた場所ですよね。この場所に立ったとき、すぐに判りましたよ。厳しい状況でしたが、ここは渓に変化があって、楽しい釣り場ですね。
来年、ココにも行きましょう。でもトーキョーからだと、結構な距離かもしれません。蒲田川を抜けて、さらに走りますから。
ボクも来季は、千曲や日光などへも行くつもりなので、お互いに合流しやすい場所で、一緒に遊びましょう!!一度キャンプもしたいですね!!
人間と同じで、イワナも木陰に入ってましたよ(笑)やっぱり涼しい場所が過ごしやすいようです。これだけ、浅くてフラットなので、相当遠くからキャストして、少しずつ前に進みながら釣らないと、手前の浅瀬に居るイワナに走られて、せっかくの一級ポイントも全て台無しになります。今回はボクにしては珍しく大丈夫でした(笑)
そうそう、狙っていた場所が場所だけにイワナが出てきて、ボクの毛鉤に食い付いてくれたので、メッチャ楽しかったです。自分が描いたシナリオ通りになると、嬉しさ倍増です!!
ドアを叩き過ぎると、逃げられたりスプークされるので、ほどほどにね(笑)
遡行に時間も掛かるしね。