terry's River Side Bar

渓流でのストーキング。

“ストーカー”
一時期流行りましたね、この言葉。
恋愛感情のもつれや恨みなどで
元カレや元カノとかにつきまとったりする行為。
犯罪なども多くありました。

渓流でのストーキング。_e0009009_2355494.jpg

























人間には恋愛感情での
ストーキングはしちゃいけません(犯罪行為になっちゃいます)
でもサカナを釣るためには大切な行為です。
行為というかテクニックです。(なんかエッチな感じ?)

先日の釣行時、思い知らされました。
渇水気味の渓でしかも太陽光が眩しいくらいのイイ天気では
サカナもかなりナーバスになってます。
大きなプールに無造作に立ち込んでしまうと
浅瀬にいるサカナがビックリして上流に逃げてしまい、
上流にいたサカナも一緒に岩や石の下に隠れてしまいます。
そうなると、もうそのプールでの釣りはおしまい。
次のポイントに移動するしかありません。

また、下手に岩の上なんかに立ってキャストして
フライラインの影がポイント上を通過したりすると
ナーバスになってるサカナは
あっという間にスプークしてしまいます。

コレからの時期、雨で水量が増えたときや
速い流れの向こう側を釣るときは
波がこちらの気配を隠してくれるからイイけど
やはりポイントには慎重に近づく
ストーキングテクニックがものをいいます。
“抜き足・差し足・忍び足”に
精度の高いキャスティングで
毛鉤をそっとポイントに着水させなければ…。

偉そうなこと書いてるけど
先日はホントに実感させられました。
かなりのポイントでサカナに走られまくり
チャンスを自らツぶしまくりました。

まさに“木化け・石化け”が渓流釣りの極意かな。
取りあえず、迷彩服でも着てから釣りを始めますか!
by tokyo_terry | 2005-06-08 00:11 | ♤ Fly Fishing | Trackback | Comments(0)
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