The sight fishing
通常のブラインドフィッシングとはひと味違った面白さがある。
渓魚はそんなに容易く見つけられないコトの方が多い。
水の色だったり、川底の色などに同化するように
渓魚は周りの環境に合わせて身体の色を替えカモフラージュしている。
特に川底の色が濃い色合い、暗い色をした川では
泳いでいる渓魚を探すのはなかなか難しい。
反対に川底の色が明るく白っぽい川は
流れに泳ぐ渓魚を見つけるコトは前述の川よりも容易い。
しかし、暗い川底でも太陽の光線量や角度など
光の反射などにより、川の中が見やすい時間帯もあり
そんな時はサイトフィッシングがしやすくなる。
そして、流れに泳ぐ魚を見つけるためには
釣りをする目線より高い場所のほうが、断然見つけやすくなる。
でも、川に降りると高い位置とのギャップで距離感に違いが生じて
投げた毛鉤が渓魚の目の前を流れる前にラインやリーダーが
魚の頭上を通過して逃げられてしまうから要注意だ。
というか、これはボクが良くやらかしてしまうコトなんだけど。
このイワナは、サイトフィッシングで釣り上げたイワナだ。
渓魚が定位しそうな場所を高い位置から覗き込むと
開きの部分に上流を向いて泳いでいた。
流れてくるエサを今か、今かと待っているかのように。
こう言った状況のイワナの場合は、割とカンタンに結果が出せるのだけど
アマゴとなると、難易度が上がるのは・・・ボクだけかな。
イワナが好むような緩い流れに泳ぐアマゴは、とにかく毛鉤をよく見る。
毛鉤に触れるか触れないかのギリギリの位置で
毛鉤と一緒に流れを下り、毛鉤を良く見るのだ。
何か違和感を感じれば、元の位置に戻り何事も無かったかのように泳ぎ出す。
アマゴの動きが丸見えのこの状況は、悶絶もの。
その後、毛鉤を取っ替え引っ替えするも、
上手く騙せず、毛鉤を食べさせられなかった。
ものすごく悔しい反面、それがまた楽しかったりするのだけど。
先日僕もアマゴの渓で何度見切られたことか!
あいつらムカつくくらい本当によく見てますよね^_^
普段イワナばっかり釣ってるのでけっこう参りました。
スレたイワナも難しいけど、アマゴやヤマメは
イワナ以上に難しく感じるコトが多いですね。
ちょっとしたドラッグや毛鉤へのわずかな違和感も。
この日は標高1200m超えの流れでしたが
里川並のスレスレアマゴでした^^;
そうですね、渓魚から学ぶコトって多いのですが
ボクの場合は時間が過ぎると、すっかり忘れちゃうコトが多くて^^;
でもまぁ、忘れてるからこそまた楽しめると思えばイイですね(笑)
おぉ、岩手に行ってたんだ。
shojiさんと釣りすると、サカナがルアーに突進してくる様子がよく見えますよね。
ボクも去年・一昨年と木曽でご一緒させていただいたときもshojiさんのルアーに軍配が上がりましたよ(笑)