terry's River Side Bar

Worthless short story

毛鉤を巻くのもちょっと飽きたし、サッカーには興味がないので・・・
どうでもいいハナシを。

Worthless short story_e0009009_23154520.jpg日常的に使う長さの単位は、メートル法がポピュラーだと思うのだけど、フライフィッシングの場合、長さの単位として使うものにはインチ(1in= 0.0254m)やフィート(1ft=0.3048m)がある。キャスティングなどの距離を示す際には、ヤード(1yd=0.9144m)を使うこともある。これらの長さの単位に慣れるまでには、メートル法に慣れているとかなりの時間が必要になる。ボクは日常の仕事柄、メートル単位よりももっと細かなミリ単位を基本にしているため、インチやフィートという単位にはなかなか馴染めなかった。さらに尺貫法での1尺(=0.30303m)や1寸(= 0.0303m)など、古来から使われている単位も使うことなどない。けど、釣果を示す際には、7寸のアマゴが釣れたとか尺イワナをバラしたなど、日常では使わない長さの単位を使っていたりするのだから、妙なコトだと思う。

例えば・・・
15ヤード先の流芯でライズを繰り返すアマゴたちを数尾見つけた。尺超えの大物も混じっている様子。8フィート6インチのロッドに#4ライン、長めにした 8Xティペットをリーダーに結んで全長を18フィートほどにする。ライズのあったレーンよりも少し遠目にキャストして、1メートルほど上流にフライを落とす。
50〜60センチほどラインを手繰り、フライをライズのレーンに乗せてナチュラルドリフトさせたら、水飛沫を上げてアマゴがフライに飛び出した。ドキドキしながらランディングしてみると、#20のCDCパターンを咥えたのは7寸ほどのアマゴだった。尺超えのアマゴはまだ15ヤード先の流芯でライズをしている。
・・・とかなり様々な単位が入り混じる。





13.7メートル先の流芯でライズを繰り返すアマゴたちを数尾見つけた。0.3メートル超えの大物も混じっている様子。2.5メートルのロッドに#4ライン、長めにした8Xティペットをリーダーに結んで全長を5.4メートルほどにする。ライズのあったレーンよりも少し遠目にキャストして、1メートルほど上流にフライを落とす。0.5〜0.6メートルほどラインを手繰り、フライをライズのレーンに乗せてナチュラルドリフトさせたら、水飛沫を上げてアマゴがフライに飛び出した。ドキドキしながらランディングしてみると、#20のCDCパターンを咥えたのは0.2メートルほどのアマゴだった。尺超えのアマゴはまだ13.7メートル先の流芯でイズをしている。

といったように長さの単位をメートルに置き換えてみると、ライズの距離も妙に細かく、ライズしているアマゴも大きく感じない。使っているロッドの長さも判りにくい上に、釣れたアマゴもすごく小さく感じてしまう。やはり、一般的にフライフィッシングで使われる単位を使ったほうが判りやすいし、文章も書きやすい。

さらに・・・
七間半先の流芯で水面捕食を繰り返す天女魚たちを数尾見つけた。尺超えの大物も混じっている様子。八尺五寸の西洋毛鉤竿に四番の道糸、長めにした零三号の鉤素を先糸に結んで全長を三間ほどにする。水面捕食のあった筋よりも少し遠目に投てきし、半間ほど上流に毛鉤を落とす。二尺ほど道糸を手繰り、毛鉤を水面捕食した筋に乗せて自然な流下をさせたら、水飛沫を上げて天女魚が毛鉤に飛び出した。鼓動の高まりを感じながら採捕してみると、鴨の尻毛で巻いた二十番の毛鉤を咥えたのは七寸ほどの天女魚だった。尺超えの天女魚はまだ七間半先の流芯で水面捕食をしている。

カタカナを使わない文章に変えてみると、読むのも書くのも面倒だけど時代劇風の文章になってなかなか面白いと思う。

と、どうでもいい話で恐縮です。
画像はイメージです。
by tokyo_terry | 2010-06-19 23:45 | ∇ Fishing Talk | Trackback | Comments(2)
Commented by 西洋毛鉤 at 2010-06-20 11:49 x
サッカーに興味のないterryさんにサッカーの話で恐縮ですが。

日本サッカー協会のシンボルマークに「八咫烏(ヤタガラス)」という日本神話に出てくるカラスが使われています。
以前私のBlogで照会しましたが、この”咫”も長さの単位で、1咫はおよそ8寸(24cm)だそうです。
つまり八咫はおよそ64寸(192cm)の大烏ってことです。

どうでもいい話で恐縮です(笑)

Commented by tokyo_terry at 2010-06-20 12:51
西洋毛鉤さん♪こんにちは!!
木曜釣行でちょこっと大きいイワナが釣れたようなので
日曜の今日は、“静養”毛鉤さんでしょうか(笑)
コチラも静養しながら毛鉤を巻いてます(笑)
サッカー協会のシンボルマークすら知らなかったです。
日本神話に出てくるカラスなんですね。

基本的にどうでもいい話は好きなので、また機会があったら
どうでもいい話をしながらのんびりと釣りに行きましょう♪
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