the scene of every season
若葉色のブランクのロッドと記念撮影。
盛期に向かって季節は進む。少し前まで殺風景だった谷間の渓の木々も芽吹きはじめると、萌黄から深緑へとアッという間に色を変化させていく。そして蝉の声が聞こえなくなり渓魚たちの恋の季節になれば、それを我々に発信するかのように山の色は再び鮮やかさを増す。燃え上がっていた恋が急に冷めたかのようにして色を失い、モノトーンの季節へと進む。
季節の進み方がおかしい、いつもより遅いとは言っていても、季節は確実に進んでいるから、気にしていなければアッという間に過ぎ去ってしまう。常に今の季節を意識しながら川遊び、山遊びをしよう。そうするコトで今まで見えなかったものや、気付かなかったコトを感じ取れるようになるかもしれない。
そうだ、今度の日曜の釣行も、若葉色をしたこのロッドで釣りを楽しもう。季節に合わせて道具立てを考えるのも悪くない。きっと楽しさも倍増するはずだ。