#1703 over the edge

春の日差しに誘われ、今日も里川へ。

ライズの釣りを楽しもうと思って。

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金曜から土曜の雨は、大したコトなく渇水の里川への影響は

ほとんど無いだろう。


今日はシロハラのハッチとライズを目論み

昼間の3時間だけ集中して釣りをしよう。

増水は期待できないから

アマゴはきっと神経質になってるだろうなぁ。


そんなコトを考えながら、

のんびりと家を出て里川へと向かった。


川に到着して、お目当のポイントのちょっと下流からに入ると

50mほど下流に釣り人のシルエットが見えた。


こりゃ、失敬。


ここからボクが入っちゃうのはマズいかな。

お目当のポイントには、残念だけど入れそうもない。


まぁ、いいや。

少し降って、この釣り人が入っていないであろう区間を探ってみよう。

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水辺に立つと、シロハラコカゲロウがいい感じでハッチしている。

フライボックスからBWOの毛鉤をつまみ出して

ティペットに結び、アマゴが好みそうな水勢のある流れに

毛鉤を流していく。


水飛沫をピシャリと上げて毛鉤にアタックするアマゴ!

幸先は良い・・・小さいけれど(笑)


しかし、その後が続かない・・・。


水辺ではハッチしたコカゲロウが風に吹かれて

ヒラヒラと飛んでいるのだけど

ライズも見られないし、遡行しながら

良さそうなポイントを叩いても、反応がない。


どうっすかなぁ。

川を一旦上がって、もう少し水量のある

下流側へ移動しようかなぁ。


と考えながら川縁に腰掛けてライズを待っていると

ボクの10m程上流へ、堂々と川に降りてくるエサ釣り師・・・(> <


まぁ、良いか。

目の前の水深のあるポイントにだけ毛鉤を流して

反応がなけりゃ、とっとと移動しちゃおう。

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毛鉤にフロータントを施して、#16のBWOを投げ入れると

岩陰からヌーっとゆっくり浮上する影。


あ・・・でかい。


水面に三角の口が現れて、毛鉤を飲み込んだ。

その魚影が沈んだのを確認して、右手のロッドを立てると

ズッシリとした重量感を感じた。

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よし、乗った!思わず声を出してしまう。


左手でラインを手繰り寄せると

ラインからロッドに伝わる振動はかなり強い。

水中で首をイヤイヤをするように右へ左へと振る様子。

これは・・・イワナか!?


さっきのアマゴは

掌にスッポリと隠れてしまうようなサイズだったから

ファイトの様子がまるで違う。

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興奮する気持ちを抑え

落ち着いて背中のランディングネットを用意して

ネットイン・・・アァ、入らない。


ラインのテンションが緩まないように

イワナを一度流れに乗せて

自分の下流側へ誘導して、もう一度ネットイン!

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よしよし、今度はランディング成功。


ネットのフレームから、はみ出すサイズのイワナは

大きな胸ビレと尾ビレを持つ

コンディションの良いグッドファイターだった。


アマゴのライズを目論んで来たから

イワナの登場には少々目食らったけど

久しぶりに出会ったイワナは

ランディングネットのフレームをはるかに超える

グッドサイズ。


アァ、今日はもうこれでいいや。

時計を見ると、予定していた時間の半分しか経過していないけど。




# by tokyo_terry | 2017-04-02 21:38 | ♤ Fly Fishing | Trackback | Comments(8)

Hardy Golden Featherweight

フライフィッシングを始めて20年余りが経つのだけど

これまで一度も手にしたことのなかったリール・・・ハーディー。

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その始まりは、1872年。

ウィリアム・ハーディーとジョン・ジェームズ・ハーディー兄弟が

英国北部の小さな町で銃砲、釣り竿、リールなどの釣り道具を

製造販売するお店から始まったというハーディー。


1880年代には、木材だったロッドから

現在でも使われている竹を素材としてロッドを開発し

1890年代には、現在でもラインナップされているフライリール

Perfectシリーズをリリースしている。


それから一世紀以上に渡り、英国のみならず

世界中でゲームフィッシングのブランドとして

また、フライフィッシングの歴史をも作ってきた老舗だ。


そんな老舗中の老舗である、英国ブランド・ハーディー。

世界中のフライアングラーが使っているハーディーのリールといえば

1960年が製造初年となるライトウェイトシリーズのフェザーウェイトだろうか。


ボクもフライフィッシングを始めて20年余りが経つのだけど

これまで一度も手にしたことのない、ハーディーのマスターピース。


最近になって使ってみたいなぁ・・・と思っていた。


とは言っても、現在のフェザーウェイトの製造は

英国ではなく、日本の隣国あたりで生産されているらしく

ハーディーの名を冠するリールとなれば

やはり、ハーディー英国本社製品のリールがいいなぁ・・・

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と思っていたら、使用感の全くないフェザーウェイトが

水道橋のフライショップで売りに出されていた。

もちろん、英国本社製のもので、替スプール付きのフェザーウェイト。


1982年にハーディー創業110年記念として300台が発売された

ゴールデン・フェザーウェイト・・・の復刻版・・・ややこしい(笑)

1990年代(詳細は不明)に発売されたモデルのようだ。

このリールの本体には、筆記体で

Made by House of Hardy Englandと銘打ってある。

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現行のオリジナル・フェザーウェイトとの違いは

リール本体・スプールの塗装色がブラウンとなり

リールフットやノッチカバー、リベットがゴールドになっているコトくらいで

構造的には、なんら変わりはない。

とはいえ、経年劣化でブラス製?のリベット部分は

くすんだ色になっているけど。


あ、現行モデルのスプールの穴あけ加工は

表側と内側にもされているから

さらなるライトウェイト化されてるのかもしれないが。

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前オーナーはコレクションとして手に入れたのか

それとも、購入してたのを忘れていたのか

使用感が全くないこのゴールデン・フェザーウェイト。

本体には擦った傷もなく、置き傷もない極上品。


でも、ちょっと気になるのはハンドル。

替スプールのハンドルは何故かダークブラウンと

ちょっと仕様が違うコト。


まぁ、機能には問題がないし

違うラインを巻いたときには目印になるから

ある意味、好都合だ。

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早速、先日の釣行で使ってきた。

もちろん、使用上は全く問題なし。


ラインを引き出す時のギャーギャーと響くラチェット音が

好き嫌いの分かれるトコロだろうか。

50年もの間、ほとんど変わらぬスタイルを保つリールだから

この音もこのリールの特徴と思えば、これも問題ない。


通常のフェザーウェイトとは、色合いがちょっと違うトコロが

お気に入りのマイファースト・ハーディー。


フライフィッシングを始めてから

このリールを手に入れるまでに随分と時間を要したけど

ボロボロになるまで、しっかりと使い込んでやるか!!




# by tokyo_terry | 2017-04-01 20:48 | ♢ Tackle Talk | Trackback | Comments(0)

#1702 Rise Game

狙った筋に毛鉤を上手く流すと

何の躊躇いもなく、アマゴが飛び出した。

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突然、穴の空いた仕事のスケジュール。

そんな日は、溜め込んだ代休を消化すべく里川へと向かい

現場でしか学べない勉強をしよう。


現場に到着すると、空は曇って日差しがなく

予想よりも低い気温で・・・さ、寒い。

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釣り場で準備をしながら、お湯を沸かし

コンビニで仕入れたしょうが湯で温まった。

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家の近所のサクラもちらほらと咲き始めたようだけど

川縁の桜は、こんな感じ。

まだまだ蕾は硬そうだ。

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日差しがなく、なかなか水温が上がらないから

アマゴのヤル気スイッチはまだオフなんだろうなぁ。


水生昆虫のハッチでやる気スイッチをオンにしてくれ!

そう願いながら、河原で少しライズを待ってみるが

河原に座っていると寒い・・・


少し時間が早いけど、場所を変えて

釣り上りながらハッチを待つか。

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それにしても、今年は水量が以上に少ない。

水量が少ないと遡行は楽だけど

浅瀬の川底に着いた苔が酷い。

気を付けて歩かないと、滑ってしまう。


足取りに気をつけながら上流に向かうと

少し川幅が広くなり、浅いプール状のポイントに着いた。

毛鉤を速い流れと緩い流れの境目に落とし

ゆっくりと流れるようにすると

小振りだがキレイなアマゴが毛鉤に飛び出してきた。


ただ、正午近くまでそれっきり・・・

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一旦クルマに戻り、またお湯を沸かして

カップ麺をすすりながら、オニギリをひとつ頬張った。


まだ肌寒い日に、外で食べるカップ麺は最高のご馳走だ。

ポイントを移動し、第二ラウンドがスタート。


雲が切れ、日差しがで始めると

午前中とは打って変わり、川の彼方此方で

メイフライが飛んでいる。


そして、ライズも!

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サカナのヤル気スイッチが入ったようだ。

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とはいえ、コカゲロウへのライズと思われるから

毛鉤のサイズは#18、ティペットも8Xで。

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狙い通りの筋に毛鉤を落としても

上手く流れないと、警戒させてしまうだけだから

気を付けないと・・・三投目だったか四投目だったかな・・・


狙った筋に毛鉤を上手く流すと

何の躊躇いもなく、アマゴが飛び出した。


水中でグルングルンと回るローリングファイトをやり過ごし

左手でネットを差し出し、無事ランディング。

プロポーションの良いアマゴだった。

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その後も川面を観察しながら遡行を続けると

ポツリポツリとライズを発見。


水量が少ないため、ライズしているアマゴに警戒されないようにと

いつもより少し遠くからキャスト&シュート。

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小振りなアマゴだけど

水生昆虫をたっぷりと食べてる様子が

お腹を見るとよくわかる。

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膨らんだお腹は、妙な親近感を抱く(笑)

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それにしても、先日手にしたこのランディングネット。

アマゴが大人しくなるような感じがする。

ネットイン後、あまり暴れないような気がする・・・

よほど居心地がいいのだろうか。

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とは言っても、ボクの釣りの基本はキャッチアンドリリース。

大きくなれよ!と願いながら流れに帰す。

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掌から去って行くときにはバイバイ!ってね。


今日のライズハントの成功率は高かったな。

まぁ、いつものようにバラしてもいるから・・・100%ではないけど。


ライズを見つけ、流れの筋を見たり

アプローチの方法を考えたり

もちろん、毛鉤のチョイスを考えたりする

ライズゲームは楽しいな。




# by tokyo_terry | 2017-03-30 23:42 | ♤ Fly Fishing | Trackback | Comments(0)

大好きなフライフィッシングにまつわるハナシ。気になる音楽、食事、ジテンシャ遊びやキャンプなど。アウトドアの話をサカナに、ゆったり寛ぎながら酒でも飲みながら語り合いましょうか。でもボクは下戸です(^ ^;


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