<   2007年 06月 ( 11 )   > この月の画像一覧

INFORMATION

いつもterry's FlyFishing Barに
お越しいただきありがとうございます。

e0009009_23532087.jpg
誠に勝手ながら
しばらくの間は、terry's FlyFishing Barは
“開店休業”とさせていただきます。

先日、店主の身内に不幸がありました。
休業に伴い、皆様にご迷惑をお掛けするかもしれません。
またしばらくしたら、元気を取り戻して
terry's FlyFishing Barに戻ってきますので
今まで同様のお付き合いをよろしくお願い申し上げます。
by tokyo_terry | 2007-06-22 13:39 | ☆ My Life

Repair

きっと、塞がったはず。
裏打ち用のパッチを貼り、表面はシールで塞いだのだから。

e0009009_0194466.jpg
いかんせん、ウェーダーというものは高い。
ポンッと簡単には手に入れるコトが出来るほど安くない。
といっても、数日前までは憧れのSIMMSのウェーダーを
手に入れようかと思っていたんだけど・・・

よく考えてみれば、ゴアテックスファブリックのピンホールなら
自分でも何とか修理できるんじゃないか?と思い、
リペアキットなるものを入手して、補修をしてみた。

さすがに、ネオプレーンのソックスの摩耗による水漏れをしたウェーダーは
自分で直すよりもメーカーに依頼したほうがイイだろう。
修理費用がどれくらいなのか、ちょっと気にはなるが
新品のウェーダーが一本・・・ってコトは無いはず。

日曜の午後、ウェーダーを裏返して
水漏れしていた右足部分に水を入れてみると
ジワァ〜ッとにじみ出て来る箇所を見つけた。

一度乾燥させてから、そのピンホールの裏側にリペア用のパッチを貼付け
アイロンで熱処理してから、生地の表面にアクアシールを少しだけ塗る。
生地の色がグレーだから、シールした部分が随分と濃く見える。
あまり格好の良いものではないな。

でも、きっとこれで塞がったはず。

さて、水漏れテストを兼ねて、週末は水辺に立とう。
念のために速乾性のナイロンパンツと
ネオプレーンのソックスをバッグに忍ばせて・・・。
by tokyo_terry | 2007-06-18 00:22 | ♢ Tackle Talk | Trackback | Comments(26)

Unbalance Flies

エルクヘア・カディス
どうも昔から、巻くのが苦手な毛鉤なのである。

e0009009_2274349.jpg
十ン年前、フライフィッシングを始めるときに
ボクは同時にフライタイイングも始めた。
ボクよりも数年前にフライフィッシングと
フライタイイングを嗜んでいた同級生の
Mr.Nに様々なアドヴァイスを受けながら。

その時に用意していたマテリアルは
Metsのブラウンカラーのハックルと
ブリーチカラーのエルクヘアに2・3種類のダビング材。
スレッドもユニスレッドのブラウンをひとつ。
フライフックも25本入りのワンパッケージ、#14。

タイイングツールは、木製ボックスにバイスやボビン
シザースなどがワンセットに収納できるインド製のものを
海外通販・・・カベラスだったかな・・・で格安に手に入れていた。

Mr.Nにタイイングを教えてもらう日の前夜。
パターンブックを何度も何度も読み返していた。
写真入りの解説を何度も。
眠くなっても、ベッドの中でパターンブックを見ていた。
気がつけば、そのままパターンブックを枕元に置いて眠りこけていた。

翌朝、Mr.Nがボクの自宅に来た。
そして、必要最低限のマテリアルを求めて、とあるショップに向かった。
その時に手に入れたマテリアルが前述のモノである。

自宅に戻り、適当な高さの折りたたみ式のテーブルをセットして
先ほど手に入れたマテリアルと木製ボックスに入ったタイイングツールを
テーブルの上に広げる。
もちろん、パターンブックも一緒に。

そして、この少ないマテリアルでも
充分にサカナを釣るコトができるフライパターンについて
Mr.Nの解説とともにタイイングが始まる。
息を飲みながらその様子を見ていると、パターンブックの手順通りに
二種類のドライフライがボクの目の前で巻き上がった。

ブラウンカラーのパラシュート・ダンとエルクヘアカディスだった。

初めて見るパラシュートは、文字通りパラシュートスタイルだったが
エルクヘアで巻き上げたウィングはカゲロウのウィングに見えたし
ハックルはレッグのようにも見えた。
また、Mr.Nが細身に巻き上げたボディと
ハックルファイバーを丁寧にまとめたテールが
カゲロウを意識した毛鉤に見えたのだろう。
スゴく感動した。

そして、トビケラを意識したエルクヘアカディス。
これは、その時にはまだ見たコトもない水生昆虫のイミテーションフライ。
ボクには何だか釣れるような気がしない、奇妙なスタイルの毛鉤に見えた。
しかし、ボクの持っていたパターンブックの中には
故西山徹氏も良く釣れる毛鉤だと紹介していたし
さらにMr.Nもこの毛鉤はイイよ、と太鼓判を押す。

でも、やっぱりボクの目には奇妙なスタイルにしか見えなかった。

その後、Mr.Nと釣りに出掛ける度
いつもMr.Nはエルクヘアカディスでアマゴやイワナを釣り上げていた。
どうやらこの毛鉤は本当に釣れるようだ。
その後、ボクも何度かこの毛鉤でアマゴやイワナが釣れるようになると
徐々にお気に入りの毛鉤が詰まったフライボックスに
詰め込まれるようになる。

しかし、いつまでたってもこの毛鉤は
自分が納得できるようなスタイルに巻き上げるコトができない。
シンプルなマテリアルとシンプルな手順だけに
ボクが巻きたいと思うバランスがとても難しいのだ。
だから、今ではフライボックスからつまみ出されるコトは
あまり多くない。

しかし数週間前、久しぶりにこの毛鉤でイイ釣りを展開するコトができたし
ストックもそれほど無いから、上手くタイイングができるように
また数本巻いて、フライボックスに忍ばせておこう。

いつまでたっても、なかなか進歩しないボクのエルクヘアカディスを。
by tokyo_terry | 2007-06-17 22:12 | ♧ Tying Talk | Trackback | Comments(14)

Rise !

目の前でライズをしたイワナ。
仕留めたときの様子を思い出すと、思わずニヤリ☆としてしまう。

e0009009_23432936.jpg
先日の釣行は、釣り上がりの
ブラインドフィッシングがメインだったが。
一度だけライズをしたイワナを見つけて
そのライズの主を一発で仕留めるコトができた。
コレはかなり気持ちがよかった・・・

とあるプール。
左右には、せり出した大岩があり
その間に水が流れ、落ち込みとなっている。
上流に向かって右側は徐々に浅くなるヒラキ。
左は岩盤の壁となっており、深みを作っていた。

左側の深みへと続く肩から釣ろうか。
やはり右側の浅いヒラキから毛鉤を流そうか。

フォルスキャストをしながら、ポイントに近づくと
プールの右側、ヒラキに波紋が広がった。
イワナがボクの目の前でライズをしたのだ。
後ろにいたmiyukiさんもその様子をしっかりと見ていたようだ。
振り向き顔を合わせて、思わずふたりでニヤリ☆

ライズ攻略をするには、完全なアップストリーム。
下流からしか狙えないポイント。
緩い流れだから、やや距離を置いてキャストする。
かといって、無理なロングキャストは失敗を招く恐れがあるから
にじり寄るようにそっと近づく。
そう、そっと。

ラインやティペットがイワナの頭の上に落ちないように
注意深くキャストをしなければならない。

バックハンド気味にロッドを振り
シュート後に上流やや右側にリーチを掛ける。
広めのループを展開させて
僅かにティペットを逆U字に曲げる。

毛鉤がスーッと水面を流れるコト数秒。
先ほどのライズ位置付近で波紋が広がった。
ロッドを立てて、またしてもニヤリ☆

e0009009_23441912.jpg
こんなふうにしてライズを一発で仕留めるコトができると
メチャメチャ面白い。
イワナにしてみれば、本物のエサだと思って飛びついたワケだから
かなりビックリしただろうけど。

今週は久しぶりの休竿日。
こんなふうに楽しかった釣行を思い出しながら
毛鉤でも巻こうかな。
by tokyo_terry | 2007-06-16 23:48 | ∇ Fishing Talk | Trackback | Comments(10)

Three troubles

トラブルの連発。
そう、ことごとくトラブルの連発なのである。

e0009009_233939.jpg
先週のイブニング。
昨シーズンの秋に新調したばかりのウェーダー。
その右足にピンホールが空いたようで、水漏れをしていた。
釣りを終えると、右足はグチョグチョになっていた。

先日の土日。
水漏れをしたウェーダーでは釣りはとても不快。
以前使っていたウェーダーを引っ張り出してみたが
これも同じく右足に浸水。
少しだけだから、翌日もそのまま履いて釣りをしていたが
今度は左足にも浸水。
古いウェーダーだから、ネオプレーンソックスの摩耗で
底だけが薄くなり、穴があいてしまったのだ。

そして、お気に入りの赤いリール。
ロッドティップに絡んだティペットを解こうと
リールをセットしたロッドを地面に置いた際に
クリックに砂が噛んだようだった。
それを水で流そうと、スプールを外してバシャバシャと洗う。
迂闊にも自分が立ちこんだ下流側で
砂の付着したスプールを洗ったために
巻き上がった細かな砂がリールシャフトを通す穴に入ってしまい
スプールが回転しなくなってしまった。

ここのところ、トラブルの連続なのである。

リールのトラブルは、いつもお世話になっているショップ
黄昏店長に相談すると、手際よく砂の入った部分をクリーニングしてくれた。
そして、グリスアップも。
店長のお陰で、今まで通りに使えるようになった。

そして問題は、ウェーダーである。
コレが無きゃ、釣り場では相当困るのである。
困ると言うか、釣りにならないのである。
しかし、新品のウェーダーを入手するには財政難。
大きく穴の空いたネオプレーンのソックスは
メーカーに修理を依頼したほうがイイだろう。
自分で直すよりも確実なはず。

ネオプレーン製のウェーダーも一着あるが
この時期にそんなものを履いて釣りをするコトなどできない。

連続多発するトラブルで
ボクの今週末の釣行はオアズケなのである。
by tokyo_terry | 2007-06-14 23:07 | ♢ Tackle Talk | Trackback | Comments(18)

HEAD WATER < 06.10 >

“グォン、グォン”と大型魚特有の首振りの感触がロッドから伝わる。
毛鉤を咥えたソイツは、流れに逆らい上流へと向かおうとしている。

e0009009_20551049.jpg
日曜の朝、クルマの中でシュラフに包まって寝ていたけど
温泉で温めた身体は、すっかり冷えてしまった。
近くにある自販機の甘ったるい缶コーヒーで少しだけ暖かさを取り戻し、
車載TVでNHKの天気予報を確認する。
“気圧の谷間に入っているため、大気は不安定で
所により、雷の伴う激しい雨が降る・・・”などとアナウンサーが言っている。
しかし唯一の救いは、一日中雨に降られる心配が無いコト。
金曜日の天気予報よりも降水確率が低くなっていた。
午前と午後の降水確率は20%/50%。

しかし、この日の目的地は標高1000mを超える谿。
天気予報通りなのか、それとも・・・どうなるかは判らない。

栃木の友人、miyukiさんとクルマを走らせ急勾配の上り坂を登りきると
サイドウィンドウから目的の谿が見えた。
上流部は比較的穏やかな渓相、下流部はダイナミックな渓相の
何とも変わった谿だ。

e0009009_20553327.jpg
釣り場に着くと既に何人かの釣り人がロッドを振っていた。
少しだけ釣り上がってみると、すぐにmiyukiさんがイワナをキャッチする。
そしてボクも・・・と思っていたが初っ端からのバラシ・・・
腕が悪いのか、“ウン”がないのか・・・
もしかしたら、釣り始める前に現場でキジウチをしたから
一緒に“ウン”を落としてしまったかもしれない。

その後は釣り人が入ったばかりなのか、全く反応が無い。
上流部を諦め、朽ち果てた林道(鹿の踏み跡がたくさん)を友人と歩きながら
人の少ない下流部へと移動する。
かなりの距離を下ってきたが、途中で脱渓できそうな場所は皆無。
一度入渓したら、上流部までは釣り上がるしかない。
どうやら一日コースになりそうだ。
水分も食料も、口にすることができるものを
何も持って来ていないコトに少し後悔した。

e0009009_2056321.jpg
入渓してすぐに先行させてもらい、しばらく釣り上がる。
ここは大物狙いに照準を絞り、#10のアダムスの一本勝負。
すると浅い流れに乗せた毛鉤が、音も無く吸い込まれるように水面から消える。
左手でラインのスラックを取りながら、右手のロッドを立てると
ビシッとフライラインが水面に突き刺さった。

e0009009_20562681.jpg
“グォン、グォン”と大型魚特有の首振りの感触がロッドから伝わる。
昨日までは#3のスティッフなファストアクションロッドを使っていたが
この日は、しなやかでソフトな#2ロッド。
柔らかなロッドでも首振りの感触がしっかりと伝わってくるから
大物の期待が膨らむ。

手前の岩に潜られないようにロッドを高く上げて
障害物をクリアしながら、イワナの引きに耐えていると
毛鉤を咥えたイワナは、流れに逆らい上流へと向かおうとしている。
ラインを手繰りながら、イワナよりも先に上流に回り込む。
サカナを下流へと誘導すれば、水の抵抗も手伝って、テンションが緩むことが無い。
ネットイン直前のバラシも減らすコトができるのだ。

よっしゃー!思わず興奮して、声を上げる。
“ウン”よくネットに収まったイワナは尺には足らないが、充分迫力のある面構え。
この一尾で“ウン”には見放されていないような気がして
気分よく釣り上がれるようになった。
もちろん、リリース後のタバコも美味しい。

e0009009_2057337.jpg
その後も、miyukiさんと交互に釣り上がる。
それにしてもこの谿のイワナは、スレているのだろうか。
素早い動作で毛鉤にアタックしてくるからしっかりと毛鉤を咥えない。
そして、まるでアマゴのように二度目のアタックがないのだ。
全てが一発勝負の釣りなのである。

今日は、かなり手強いイワナ釣りだ。

e0009009_20575569.jpg
一尾の魚に出会うと、次のサカナに出会うまでは
相当の距離を歩き回わらねばならない。
大淵に高巻きなど、かなりタフなポイントもある。
しかし#10のアダムスが効いたのか
狙い通りに8寸〜9寸のイワナを無事ランディング。

釣れるイワナはどれもコンディションの良い魚体ばかりだった。
北陸系イワナのような、やや色白の肌にオレンジの斑紋が美しい魚体だ。
フッキングミスは数度あったが、きっと捕食のヘタなイワナなんだろう・・・
と、思いたい。

e0009009_20581793.jpg
しかし、夕方近くになると
ハッチや水生昆虫の目立った流下はなかったが
徐々に薄暗くなると警戒心が和らいだのか
イワナたちも昼間よりも毛鉤に出てくれるようになって来た。
交互に釣っているmiyukiさんと、イワナを釣り上げてはニッコリ。
アワセ損ねては、苦笑い。
楽しい時間が過ぎていく。

釣れない時間帯は首をひねるコトもあったけど
結局は大した雨にも降られず、型の揃ったイワナたちにふたりとも出会えた。
帰り道のコトを考えると、早めに切り上げるつもりだったけど
結局は暗くなる直前までついつい釣りをしてしまった。
ボクもmiyukiさんも、やっぱり欲深い釣り人なんだ。
いや、欲深いのはきっと釣り人全般にいえるコトだろう。

川原で“また一緒に釣りましょう”と約束の握手をして
急な峠道を下り、ボクは右へ、miyukiさんは左へステアリングを回して
それぞれの岐路に着いた。


my trip mater 464.5km
total 3463.7km
by tokyo_terry | 2007-06-13 21:05 | ♤ Fly Fishing | Trackback | Comments(18)

Rainy Day 01< 06.09 >

活性を上げる雨。
活性の下がる雨。

e0009009_22554677.jpg
金曜の夜、仕事を終えて自宅に戻り
シャワーだけを浴びて、クルマに釣り道具を一式載せたのは
午前1時。

約束の時間、午前6時までは随分とあるけど
少しでも睡眠時間が欲しい。
アップダウンと左右に揺れるワインディングを抜けて
約束の場所へと到着したのが午前3時。

三時間の睡眠時間の確保だ。

その三時間後、今日の同行者となる
バンブーロッドビルダー二人と再会した。
一人は滋賀のアマチュアバンブーロッドビルダーの西洋毛鉤さん
もう一人はプロのバンブーロッドビルダーのpara-miyukiさん
バンブーではないが、一応ボクもグラファイトロッドビルダー・・・?

それにしても、クルマの外はかなりの雨が降っている。
どうやら目的の渓での釣りは、翌日の日曜までオアズケになりそうだ。

e0009009_22582223.jpg
前日から現地入りしていた西洋毛鉤さんの案内で
先日好調だった渓へと向かうが、未明からの雨が水温を下げているのか
イワナの活性は低いようだ。
生命反応が全く感じられず、すぐに脱渓。
そして渓を移動。

二つ目の渓は小渓流だが、水の色は随分とクリアで
森の緑を溶かしたようなグリーンが印象的な流れだ。
瀬あり、淵ありと変化に富んだ流れは
渓魚にとってなによりも棲みやすいはず。

しかし、案内人の西洋毛鉤さんによると
“この渓のイワナは、ゆったりと流れるプールしか釣れへんねん”
と関西弁のアドバイスが。

e0009009_2259968.jpg
まずは様子をと、ボクが先行させてもらう。
浅くチョロチョロと流れる瀬を見ていたら
ボクの大好きな木曽のとある流れを思い出した。
ちょっとした水の変化のあるトコロ、思わぬ大物がいたりするのだ。
アドバイスをいただきながらも、プール以外にもサカナは居るはずと思い
瀬を叩くが、反応はない。

しばらく釣り上がると、プールに到着。
すると、大粒の雨がドバッと降り始めた。
ほんの数分間だけだったけど。

気を取り直して流れ込み付近に毛鉤を落とすと
水面の毛鉤がイワナに吸い込まれる。
ほんと、西洋毛鉤さんの言う通りだ。

今度は西洋毛鉤さんがプールでロッドを振る。
その間にティペットのチェックをしていたら
西洋毛鉤さんのロッドが大きくしなっている。
言葉通りにプールで八寸ほどのイワナを掛けたようだ。

e0009009_22595724.jpg
その後も交互に釣り上がる。
でも、西洋毛鉤さんはプールだけしかロッドを振らない。
その間の瀬や段々の流れはボクがロッドを振る。
すると、流芯からイワナが出てきた。
上手くフッキングが出来ず、悔しかったけど。

e0009009_2304661.jpg
“プール以外でも釣れるんやな”と西洋毛鉤さんが呟く。
どうやら先ほどの雨が陸生昆虫などを運んだのか
イワナの活性を上げてくれたようだ。

その後、下流で釣りをしていたmiyukiさんも合流して
三人で渓を交互に釣り上がる。
miyukiさんがすぐにイワナを掛ける。
その後、ボクも流れの中で。
西洋毛鉤さんは相変わらずプールで。

夕方には自宅に戻らねばならないという
西洋毛鉤さんを見送ると、土砂降りの雨が降り始めた。
午後3時30分。

そんな雨の中では釣りなどせず、ランチと昼寝で時間を潰そう。
ちょっとした仮眠を取れば、釣り人の活性もイブニングに向けて高まるはず。

しかし、雨上がりの流れは、森の緑を映した流れではなく
薄茶色い濁流となってしまった。
イブニングの期待を見事に打ち破られた午後5時。

午後からの激しい雨は、釣り人の活性を下げる雨だった。

それにしても、森の緑をしっかりと背中に映した
この渓のイワナたちはとても美しかった。
またいつか会いに行こう。
by tokyo_terry | 2007-06-11 23:06 | ♤ Fly Fishing | Trackback | Comments(22)

Dynamite Body

飽食して太ったイワナの引きは
本流の水量の多さも手伝って、メチャメチャ面白い。

e0009009_032716.jpg
キャスティングスクールを終えた夕方。
いつもの赤いベストのおっさんと、講師である岡田裕師さんの三人で
本流のイブニングを狙う。
前日のイブニングは、上流のライズが凄まじかったとの情報があったが
この日はスクールをしていた付近の水量のある場所が
どうしても気になっていたからだ。

スクール中のプールでは、流れ込み付近や対岸の大きな巻き返しで
午前中から夕方まで、、一日中ライズがあった。
そして、スクールを行っている近くで、赤いベストのおっさんは
何度もロッドを曲げて、ランディングを何度もしていた。
スクール中にそんなシーンを何度も見せられてしまうと
気の多いボクはそちらも気になって仕方が無い。

帰り道のコトを考えて、入渓・脱渓しやすい場所を探す。
前後には比較的長い瀬をもつ大きなプールが今回のイブニングポイント。
三人でプールを中心に前後に分かれて入渓する。
ボクは一番下流の瀬に入り、イブニングのポイントに向かって釣り上がる。

e0009009_034771.jpg
このときは軽快なドライフライフィッシングをするために
やや短め 7ft7inchの#3ロッドを片手にしていた。
9ftのリーダーに5Xのティペットを6ftほど付け足して。
その先には、普段あまり使うコトがないが
視認性の良好なブリーチドエルクを使った#12のエルクヘアカディス。

一見、水量が豊富で広い本流だけど
よく見れば、ポイントは何ら普通の渓流と変わらない。
底石の配置や、流れの速さ、水面の様子をしっかりと確認すれば
むしろ毛鉤さえしっかりと流せば、サカナが今にも飛び出してきそうな
魅力的なポイントが無数にあり、ワクワクしてしまう。
広い流れだから、リールからフライラインを長めに引き出して
伸び伸びとキャスティングを楽しむコトもできる。

そして大きな流れの中の小さなポイントに
毛鉤が流れると、待ってました!と言わんばかりに
本流育ちのイワナが顔を出す。

フッキング後、まるで大型魚が掛かったようなノッキング。
“グォングォンッ”と首を振る様子がロッドから伝わってくる。
そんなに大きなサイズではないけど、押しの強い厚い流れもあり
その抵抗が増幅されて伝わってくるのだ。
この時使っていたロッドも、高弾性のファストアクションのものを
使っていたからかもしれないが、本流のイワナの引きはとても強い。

e0009009_045596.jpg
ランディングネットに入った魚体を見てみると
よくエサを食べているからか、アマゴのように立派な体高だ。
いや、急激にエサを食べているからお腹が出ているだけかな。
この日釣り上げた本流のイワナはどれも面白い体型をしていた。
サイズの割に小さな顔で急に背中が盛り上がり、分厚い体つき。
そしてヒゲナガを飽食しているのだろうか
どれもお腹がポッコリと膨らんでいた。

赤いベストのおっさんと岡田裕師さん、そしてボクの三人は
あまりの面白さに、ついつい真っ暗になるまで
ライズを繰り返す本流のイワナを狙い、ロッドを振り続けていた。

数時間後、自宅に戻りシャワーを浴びようと服を脱ぐと
自分のお腹もポッコリと膨らんでいる。
あぁ、そういえばボクも飽食気味だった。

ボクがイワナなら、きっとほとんどの釣り人は喜んでくれるのだろう。
しかし、大半の若い女性には、こんな体型は嫌がられるだろうな。

my trip mater 221.1km
total 2999.2km
by tokyo_terry | 2007-06-06 00:11 | ♤ Fly Fishing | Trackback | Comments(24)

Spey Casting School

スペイキャスト・・・これは非常に難しい。
しかし、やってみるとかなり面白いキャスティングだ。

e0009009_2351549.jpg
昨夜見た岡田裕師さんのスペイキャスティングのDVDを思い出しながら
目的地へと向かいステアリングを握る。
ちょっと飛ばし過ぎたのかな。
少々約束の時間よりも目的地に着いてしまった。

約束の時間とは・・・

岡田裕師さんの渓流のフィッシングスクールに参加するのだ。
渓流のフィッシングスクールといっても
この日の内容は、スペイキャストなのだ。
というのも、何故か全員がスペイキャストを
教えてもらうために参加していたからだ。

今日はボクにとって、初めてのスペイキャスティング。
少々緊張してしまう。

e0009009_23522135.jpg
今回の参加者は5人。
ボクを除く4人はすでにスペイキャスティングの経験者ばかり。
岡田さんのレクチャーを受けて、各々キャスティングを始める。
周りを見ると、自分のキャストがとても恥ずかしい。

ロッドの軌跡も一定で、上手くタイミングを掴み
基本的なロールキャストやスイッチキャストを難なくこなしている。
ボクはロールキャストは出来るものの
スイッチキャストが上手く出来ない。

岡田さんに見てもらうと、キャスト開始時のロッドティップが高くて
ラインのリフトからディップが上手くいかないとの指摘を受ける。
また、ディップをする際、アンダーグリップ握る左手を
“グンッ”前に出してしまうコトも指摘された。
きっと、この動作をしてしまうのは
オーバーヘッドキャストのクセが出てしまっているからだろう。

岡田さんに手を添えてもらいながら
ロッドを操作する手の動きを何度も教えてもらい
その動きを忘れないように、何度も何度もキャストを繰り返す。

すると、急にリフトとディップという動きがスムーズにできるようになった。
それまで動きがギクシャクした感じだったから
スムーズにキャストをするには、リズムが必要なのかもしれないと思い
イチ・ニィ・サンとテンポを付けてみたのだ。

すると、イチ(リフト)・ニィ(ディップ)・サン(シュート)で
うまくタイミングが取れて、スムーズにキャストができたのだ。

e0009009_23525447.jpg
それからシングルスペイ・ダブルスペイ。
スナップT・サークルキャスト・スネークロール
クルードスペイ・ペリーポークなど様々なデモンストレーションを
見せてもらった。

これらのキャストには、参った。
本当に参った。

岡田さんがキャストを繰り返す度に
参加者のみなさんと“おぉ、カッコイイ〜”と
溜め息まじりの声が出るだけ。

様々なカタチにスペイラインを操作して
スムーズに、余分なチカラなど全く使わずにキャストをする。
思わず、ボクが女性キャスターなら
一発で岡田さんに惚れてしまいそうだ。

それにしても、アッという間のスクールだった。
シングルハンドのオーバーヘッドキャストも初めはとても難しかったけど
練習を重ねる度、釣りに出掛ける度に何とかキャストが出来るようになったから
これからは、少しずつスペイキャストを取り入れた釣りをしていこう。

メチャクチャ難しいけど、その反面、上手くキャストが出来たときは
メチャメチャ気持ちがイイ。
スペイキャストは難しい分だけ、とても面白い。

随分と時間が掛かりそうだけど
岡田さんに“上手くなったね”と言われるように頑張ろう。
by tokyo_terry | 2007-06-03 23:58 | Ⓢ Spey Fishing | Trackback | Comments(18)

dark tone

随分と体色の濃いイワナだ。
江古の中でひっそりと暮らしているからかな。

e0009009_22133267.jpg
よく落ち込みの近くなどにある“江古”。
石と石が重なりあった場所や、深くえぐれた大岩などにある。
巻き返しなども出来たりしているから、イワナにとっては
最高の隠れ家だ。

“江古”にはイワナがよく居着いている。
特に、奥まで深くえぐれている“江古”を見ると
ついつい何度も何度も毛鉤を投げては
大型のイワナが出て来るんじゃないかと期待してしまう。

その“江古”に毛鉤を投げ入れると、水面が巻き返しているから
毛鉤が石の縁ギリギリを流れて、“江古”の奥へ奥へと入っていく。

すると、奥からゆっくりと浮上する魚影が見えた。
そして、毛鉤がそのまま浮き上がった影に飲み込まれる。
手前の流れには流芯があり、ドラッグが掛からないように
長めのティペットでスラックを多めにとってあったから
その分だけいつもより大きくアワセを入れる。

“江古”から水飛沫が上がる。

やったね!予想通り。

それにしても、体色が随分と濃いイワナだ。
まだサビが残っているのか。
深くえぐれた“江古”に着いているための保護色なのか。
それとも、遺伝的にこんな色合いを代々受け継いでいるイワナなのかな。

出来ればもっと大きなサイズを期待していたけど
予想通りに出てきてくれたから、まぁイイか。

イワナを釣り上げたポイントの流れに還そうとすると
大きく身体を左右に振り、尾ビレで大きく水面を掻く。
ボクの顔に水をかけながら、もの凄い勢いで泳ぎ去って行った。

体色の濃いあのイワナ。
またあの“江古”に入るのだろうか。
by tokyo_terry | 2007-06-02 22:08 | ∇ Fishing Talk | Trackback | Comments(14)

大好きなフライフィッシングにまつわるハナシ。気になる音楽、食事、ジテンシャ遊びやキャンプなど。アウトドアの話をサカナに、ゆったり寛ぎながら酒でも飲みながら語り合いましょうか。でもボクは下戸です(^ ^;


by tokyo_terry
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30