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slow style

ゆったり、そしてゆっくり。
ボクの今年のキャスティングはこれをテーマにしてみようかな。

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仕事の疲れからか、目覚めるとすでに太陽は高く昇り
時計の長針と短針が重なり合う寸前。

朝・昼合わせた食事を済ませると
ポリタンクに残り少なくなった灯油と
エンプティのランプが付いたり消えたりしているクルマに
ガソリンを入れようと、近くのスタンドまで走る。

帰り道、ケータイにMr.Hからの着信。
近くでキャストの練習をしているから一緒にどうかとの誘いだ。
ショップに頼んでいたモノを取りに行こうと思っていたが
久し振りに友人とキャスティング練習をするのも悪くない。

すぐにロッドを持って行くよ。
二つ返事でクルマを走らせた。

この日、ボクはシングルハンドロッドの#6・#8を。
Mr.Hはシングルハンド#5とダブルハンドの#10を。
ふたり揃って、思い思いのキャストを繰り返す。
お互いに持ち寄ったロッドを振り比べたりして。

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トーナメントまではやらないが、キャスティングが大好きなMr.H。
最近お気に入りの#5ロッドをゆったりとしたテンポで振り
キレイで鋭いタイトループを作りキャストをする。

一方のボクは、ダブルホールでラインスピードを上げて
身体を大きく前後に動かしながら、キャスティングアークを広く取り
最後には、思い切りシュートする。

こうやってみると、本当に対照的なキャスティングスタイルだ。

Mr.Hのキャスティングを見ていると
以前からゆっくりとしたモーションでロッドを振っていたけど
しばらく合わない間に、以前よりも余分なチカラが抜けて
本当にキャスティングが上手くなったように見える。

こういったキャスティングのスタイルってのは
実際の釣行でも同じキャスティングのテンポなのだろう。
チカラを抜いて、ゆったりとゆっくりとロッドを振れば
一日の釣りを終えた後でも、疲労も少なくてイイ。
そして何より、優雅な雰囲気がイイ。

ボクの今年のキャスティングは
Mr.Hのように、“ゆったり、ゆっくり”をテーマにしてみようかな。
by tokyo_terry | 2007-01-28 21:44 | ∇ Fishing Talk | Trackback | Comments(34)

Twinkle Star

キラキラと輝く星が見えた。
深い紺色と橙色の空の彼方に。

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夕方、ひと仕事を終えて次の仕事に入る前にタバコに火を着ける。
延々と続く仕事と仕事の狭間のちょっとした時間。
ビルの窓から、暗さが増した夕暮れ時の遠くの空と街並を見つめる。

西の空の彼方に、キラキラと輝く星がひとつだけ見える。
窓から身を乗り出し、冷たい空気にさらされながら天空を見上げると
白く光るキレイな三日月が見えた。

何故だかちょっとだけ得した気分。

ココは会社の喫煙ルーム。
空調などない場所だから、窓を開けると冬のこの時期はとても寒い。
禁煙ルームから西の空が見えるわけだから
夏になれば日光が直接この部屋に当たり
溶けてしまうほど強烈に熱い。

そんな場所だったからこそ、ちょっと得した気分になったのかな。

それにしても、この時見た深い紺色と橙色の空の彼方で輝くあの星は
なんて言う星なんだろう。
とてもキレイだったな。

一緒にこの場所でタバコを片手に持ちながら談笑していた
随分年上の先輩は、“今日は木曜日だから木星だよ”なんて
ちょっと寒い冗談を言っていたけど
この日、自宅に戻る頃には金曜日になってしまった。
だから、blogにエントリーするときには金星にしておこうかと思っていたけど
結局こうやって記事をアップしてみたら土曜日になってしまった。

だからと言って、まさか土星なワケなんもんなぁ。
by tokyo_terry | 2007-01-27 00:51 | ☆ My Life | Trackback | Comments(18)

BK Scissors

タイイングの際、頻繁に手にするツールのひとつ。
切れ味がイイと、スムーズに毛鉤を巻くコトが出来る。

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BKシザース。
Blood Knotの頭文字が入ったこのシザースは
岡田裕師さんが発売したタイイングシザース

自社の名前を冠しているのは、製品の完成度の高さの表れだろう。
それだけに切れ味は鋭く、新品でも動きはスムーズ。
金属特有の動きの固さが感じられない。

アメリカ製のシザースに比べると
指を通すリングが小さめなデザインだから指のアソビもなく
キレイに面取りされた表面加工のお陰と適度な重量感もあるため
しっくりと手に馴染む。
メイドインジャパンの逸品だ。

スレッドなど細く柔らかいマテリアルをカットするためのシザースや
獣毛などボリュームあるマテリアルをカットするシザースなど
用途に合わせて、幾つかのシザースをボクも持っているが
結局はいつも同じ一本のシザースでタイイングをしてしまう。

一応、刃先は柔らかめのマテリアルを
根本付近でレッドワイヤやコパーワイヤーをカットしてはいるが
こういった使い方をしていると、シザーズの寿命は短くなる。
まぁ、切れ味が悪くなってきたら研げばいいのだろうけど。

さて今週末は、このシザースを使って沢山の毛鉤たちを巻こうと思う。
考えてみれば、タイイングではバイスの次に
シザースとボビンホルダーがイチバン使用頻度が高いツールだ。
ウィップフィニッシュ後スレッドをカットして
一本の毛鉤が出来上がるからだ。

いや、イチバン最後はヘッドセメントを滴下するボトキンかな。
でもボクの巻く最近の毛鉤には、ほとんどセメントを使わないから
やっぱりシザースが最後に使うタイイングツールだ。

こういった高性能なツールを使うと
自分のタイイングもちょっとだけ上手くなった気分がするのは
何故なんだろう。
by tokyo_terry | 2007-01-23 00:26 | ♧ Tying Talk | Trackback | Comments(14)

Tying Session

週末の夜のフライタイイングセッション。
様々な毛鉤を巻き、大いに笑い、大いに楽しむ。

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フライタイイングセッション2007。
ちょっと大袈裟なタイトルが付いているが
タイイング・ジャンキーのgodzillaさん主催のとても楽しい企画。
昨年末にもMr.ピーターのタイイング・デモを
godzillaさんが開催してくれたが
今回はちょっとだけコンセプトが違う。

このセッションのコンセプトは
“一緒にタイイングしてアソビましょう!”と言うもの。
誰が講師で誰が受講者などといったものではなく
気楽に肩のチカラを抜いて、タイイングを楽しむこと。
これはNZのフィッシングガイド・Mr.ピーターの発案・意向らしい。
運良くボクの土曜休みが開催日と重なり、もちろん参加。

夕方にお邪魔すると、すでにMr.ピーターがタイイングしていた。
2XロングシャンクフックTMC5262に丁寧に巻かれたイマージャーパターン。
毛鉤の出来は、さすがフィッシングガイド。
とても丁寧、かつ斬新なタイイングテクニックを駆使したもので
ボクとっては、とても難しいバランスの毛鉤だと感じた。

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そして、同席した岡田裕師さんもこの毛鉤に興味津々のようで
Mr.ピーターからアドヴァイスを受けながら、この毛鉤を巻いている。
日本屈指のトーナメンターでキャスティングインストラクターが
NZフィッシングガイドからタイイングを・・・
この絵は、まさにこのコンセプト通りの
“一緒にタイイングしてアソビましょう!”そのもの。

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ボクも岡田裕師さんの隣で、
Mr.ピーターが巻いたイマージャーを見よう見まねで巻いてみる。
しかし、このパターンのキモとなるループウィングと
ディアヘアのハックリングテクニックが追いついていかない。

ちなみに画像を良く見るとお分かりになると思うが
このロングシャンクフック、アイからシャンクの1/3くらいを
ペンチで軽く上方へと折り曲げている。
さすが、百戦錬磨のフィッシングガイドMr.ピーターだ。
フックの形状を変えてしまうフライデザインも斬新。

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そして次にMr.ピーターが巻いたのは、画像左側のシケーダ。
ちなみに右側のシケーダは、タイイングジャンキーgodzilla氏が巻いたもの。

このMr.ピーターが巻き上げるシケーダは、タイイングの手順がとてもユニーク。

まず、ビニール製の荷ヒモをループウィングにして巻き留め、
その上にナチュラルカラーのエルクヘアと黒く染めたディアヘアを
パンチウィングにして巻き留める。
その後、ボディとなるフォームを3Xheavyのストリーマーフックに巻き留めるのだ。
最後の仕上げには、ギニアフォウルのフェザー(ダイドグリーン)を
レッグ代わりにパラリと巻いて出来上がり。

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午後3時から始まったタイイング・セッションも
アッという間に時間が過ぎて、午後8時半。
テーブルの散らかったマテリアルとタイイングツールを各自撤収。
そしてタイイングセッションが終わると、
ステージを近所の居酒屋に変えて
ビール片手に深夜までのトーキング・セッションの始まり・・・

気が付けば、時計の針は翌日を越えていた。
本当に大いに笑い、大いに楽しんだ週末の夜。
by tokyo_terry | 2007-01-22 00:06 | ♧ Tying Talk | Trackback(1) | Comments(26)

Thorough cleaning

久し振り・・・本当に久し振りに相棒を綺麗にすることができた。
なんせ、トーキョーに行ってから、初めてなのだから。

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よく晴れた休日の午後。
キャスティングの練習をしてから、久し振りに相棒をシャンプーした。
もちろん、外面だけではなく、室内に至るまでの大掃除。
実は、トーキョーへ行ってからナゴヤへ戻ってくるまでの数年間
一度もしていなかったのだ。

まず、荷室に入っている折りたたみ式のテーブルやベンチ
クーラーボックスなどを全て降ろし、室内を空っぽにする。
やや背の高い相棒に合わせて、三脚を持ち出して
まずはルーフからボディ、足回りへと順番に
たっぷりの水とたっぷりの泡を含ませたスポンジで洗ってやる。

ドアやウィンドゥガラス、インパネ周りも丁寧にだ。
水滴などの拭き取りの仕上げにボクは新聞紙を使う。
ボディには適さないが、ガラスを吹き上げるには最高のアイテム。
ホコリが付かず、とてもキレイに吹き上がるからだ。

ついでに室内の小石やホコリを掃除機で吸い取る。
シートの下を覗き込むと、いつもそうなのだが小銭がよく落ちている。
今回も100円玉と50円玉が一枚ずつ出て来た。
これはドライヴァーズシートの下から。

さすがに反対側のシートの下から小銭は出て来ないだろうと思いつつも
覗き込んでみると、一本のドライフライが。

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まったく見覚えの無い毛鉤だ、ボクのものではない。
明らかにボクが使わないタイプのフックだからだ。
巻かれているフックがシルエットからTMC103BLと思われる。
ボクはこういったメイフライをイメージさせる毛鉤を巻く場合は
TMC100SP-BLを使っているからだ。
う〜ん、誰の毛鉤なんだろう。

それにしても、普段しない場所まで掃除をすると
思いがけないモノが出てきたりする。

数年間も掃除していなかったんだから
小銭も、もう少したくさん出てきてくれると嬉しいんだけど。
by tokyo_terry | 2007-01-20 00:01 | © Car | Trackback | Comments(20)

Shooooooooting

そうだ、ロッドを振ろう。
天気もイイし。

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毎日の仕事に忙殺される毎日を過ごしていると
ストレスから解放されたくなり、釣りに出掛けたくなる。
しかし日々の寝不足で、目が覚めれば正午近くになっている。
こんな日は、身体を休めてボーッとしたり
ゴロゴロと部屋の中で過ごすのも悪くない。

しかし、やっぱり何かしたくってたまらない。

そうだ、ロッドとリールを持って
キャスティングの練習でもして来よう。
ちょっと風が吹いていて寒いけど、良く晴れているから
ジャケットを着て行けば大丈夫。

早速、ファーストアクションの#8ロッドとリールを持ってクルマに乗り込む。
目指すは、フライフィッシングを始めた頃にいつも練習をしていた場所だ。
リールからランニングラインを引出して何度か強く引っ張り
ラインの巻きグセをしっかりと取る。
同時にラインコーティングをして準備完了。

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今日はフルラインを巻いたリールではなく
シューティングヘッドのキャスティング練習だ。
type Iのシューティングヘッドを繋いで
背中からのフォローの風を受けながら
オーバーヘッドキャスト。

やや長めの11mのヘッドだから、しっかりとバックキャストをしないと
背後の地面を叩いてしまい、ラインを傷付けてしまう。
だから、ロッドを背後に倒し過ぎないように気を付けなければならない。
足元を見ると、自分の影が長く伸びている。

そうだ。この影の動きを見ながらキャストをすれば
自分のキャスティングフォームのチェックが出来る。
ロッドを早く振り過ぎないように
コンパクトに、そして気持ちゆっくりと振ろう。

三回ほどのフォルスキャストで、しっかりとロッドに加重を掛けて
フォローの風に乗せるようにやや高めにシュート!
スルスルとランニングラインが伸びていき
ストリッピングガイドを通り抜けていく。

天気のイイ日のキャスティングは、やっぱり気持ちイイ♪


☆ ° ゜☆ ° ゜☆ ° ゜☆ ° ゜☆ ° ゜☆ ° ゜☆ ° ゜☆ ° ゜☆ ° ゜☆ ° ゜☆
追記
画像のどこかをクリックすると、スペシャルサイトにリンクしてます。
どこでしょう・・・ヒントは“リール”かな。
by tokyo_terry | 2007-01-14 20:46 | ∇ Fishing Talk | Trackback | Comments(28)

Indicator

先日の管理釣り場で大活躍したのが写真のマーカー。
市販品にちょっとだけ、ひと手間を掛けただけのものだ。

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ティペットにマーカーを付けたニンフフィッシング。
俗にいう、ルースニング。
流れのある場所だけではなく、先日の止水の管理釣り場でも
ルースニングと言われる釣り方をメインのメソッドとして、楽しんできた。

ヤーンを束ねて巻いたものや
ゴム管でティペットに付けるプラスチック製のもの
シールタイプのものなど、イロイロと使ってみたののの
特にウェイテッドニンフを使った場合にイチバン使用頻度が高いのは
発砲スチロール製のマーカーだ。

プラスチック製のマーカーに比べると、マーカー自体の重量が軽い。
ヤーンのものに比べると、空気抵抗が少なく、キャストが楽チン。
サイズもS・M・Lとあり、使用する毛鉤のサイズに合わせて
システムを簡単に変える事ができる。

しかし、このお気に入りのマーカーの唯一の欠点は
ティペットを直接マーカーに中通しするタイプで、再使用が出来ない。
一度でもティペットから外すと、構造上は再使用が出来なくなるのだ。

以前、釣り場へ向かう車中でマーカーについて話していたとき
友人たちはこのマーカーにパイプを通し、
ペグで留めるようにして使用すれば、再使用が出来ると言っていた。
そのアイデアをいただき、ボクもちょっと真似してそのマーカーを作り
先日の管理釣り場に持ち込んでテストをしてみたのだ。

もちろん、釣りをする際は今まで通りの使用感。
軽くって感度もそこそこ、ヤーン製マーカーのような浸水性もなく
使い勝手はなかなかイイ。

マーカー本体にパイプを入れて、その中にティペットを通し
ペグには使い終わったリーダーバット部分の切れ端を使うから
特別に必要なものなど無い。
ルースニングからドライフライ、そしてまたルースニングと
システムを変えても、再使用が出来るようになったから
紛失しない限りコストもこれ以上は掛からない。

マーカーを作る手間もほとんど感じない。
タイイング用のボトキンをマーカー本体に直接刺し抜き
海釣りなどで使用するカラミ止めパイプ(φ0.6mm)を通すだけ。
接着剤も使っていないから、マーカーの重量増加はパイプのみ。

あとは、ティペットに毛鉤を結び
マーカーがちょっとだけ水面から顔を出すように浮かべる事ができればイイ。
今年のニンフフィッシングはこのマーカーに随分とお世話になりそうだ。
by tokyo_terry | 2007-01-08 21:43 | ♢ Tackle Talk | Trackback | Comments(31)

winter sweets

寒い日には、ほっかほかの食べ物がとても嬉しい。
たまにはこんなスイーツもイイものだ。

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冷たい風の吹く真冬の夜道。
路上に軽トラックが停まっていた。
荷台には“石焼きいも”の文字の入った看板。
ニットキャップを被ったおっちゃんが
サツマイモを釜の中にせっせと入れている。

なんだか懐かしいなぁと思いながらも横を通り過ぎると
何とも言えない香ばしい匂いがボクの鼻を刺激する。
思わず反転して“おっちゃん、一本ちょッ!”と声を掛ける。

“アツアツの出来立ての焼きイモだで、兄ーちゃん、タイミングがええわ。”

新聞紙に包んでもらい、500円を渡す。
すると、ニットキャップのおっちゃんが“ありがとぅ”と
ちょっと小汚いヒゲづらでボクに微笑む。
“熱っいで、気ぃ付けなかんよ”と独特の名古屋弁で。

自宅までは目と鼻の先だから、すぐに冷める事もない。
部屋に戻り、焼きイモが包まれた新聞紙を開くと
直接、素手では触れないほどの焼きイモが現れた。

思い切って二つ折りにして、赤紫の皮をめくると
甘みのたっぷりと詰まった黄金色と真っ白の湯気が立った。
都会の洒落たスイーツもイイが
田舎にも質素だが美味しい極上スイーツがある。

それにしても、久し振りに味わった石焼きいもは美味しかったなぁ。
また体重計には近寄れなくなったけど・・・
by tokyo_terry | 2007-01-07 23:51 | ♡ Foods & Drink | Trackback | Comments(22)

FlyFishing 2007 Start !

ケータイの目覚ましがボクの耳元で鳴り響き
2007年のボクのフライフィッシングがいよいよ始まる。

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毎年、大晦日の深夜に鳴り響く除夜の鐘の音が聞こえる頃
ボクはベッドへと潜り込み、翌日のためにしっかりと睡眠を貪る。
そして数時間後には、釣り道具を満載したクルマを走らせ
その年の初めてのフライフィッシングを楽しむために釣り場へと向かう。

元旦の朝、7時24分。
岐阜県にある管理釣り場“アーネストクラブ”へと到着。
いつも優しい笑顔で迎えてくれる管理人さんが
愛犬とともに管理事務所から出てきてくれた。
と思ったら、“初日の出ですよ”と東の空を指差しながら目を細めている。

今年一年の始まりの朝がとてもいい天気になり、ひと安心。
釣り場の状況を聞きながら準備を手早く済ませ、早速フライロッドを振る。

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この日は、よく晴れた朝だけに放射冷却が始まり、
日光が当たる背中は暖かく感じるが、足元からは冷気が伝わり吐く息は白い。
そりゃそうだ、釣り場に向かう途中に見かけた電光掲示板には
マイナス4度と表示されていたのだから。
ものの数投でガイドも凍ってしまう。

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釣り場の水面を見ると、ライズはアチコチで起こっているが
こんな風にガイドが凍ってしまうから、ドライフライなど投げる気がしない。
きっと数投で、ドライフライも凍ってしまうのではないか。
そんなコトを考え、ボクはインジケーターをティペットに付けたルースニング。
でも、今日の相棒Mr.Nはそんなコトお構いなしでドライフライをティペットに結ぶ。
この日は、数年振りに再会したボクのフライフィッシングの師匠との釣りだ。

せっかちなボクとは違い、Mr.Nはとてものんびりとしている。
ボクはすでに何度かのアタリを取り、この年初めてのサカナを釣り上げて
喜んでいるのに、まずは珈琲を煎れよう。
と言いながらストーブに火を灯し、お湯を沸かしている。
そんなスローなトコロがこのMr.Nの持ち味なんだけど。

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今年のファーストフィッシュはシルバーサーモン、いわゆる銀ザケだ。
少々小振りなサイズだから、この日使用している#4ロッドが
ミシミシと音を立てるようなコトはないが、
やっぱりサカナ釣り、どんなサカナでも釣れると嬉しいものだ。

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インジケーターから毛鉤の位置を徐々に離して、サカナのいる層を探る。
タナを深くすると、それまで細かなアタリばかりのシルバーサーモンだったが
時折グッドファイトをするレインボーが釣れてくる。
どうやら、小型のシルバーとレインボーの泳層は違うようだ。
それが分かってからは、真っ赤な頬のパワフルなレインボーを狙う。

しかし、レインボーの泳層に毛鉤が届く前に
小型のシルバーが毛鉤を突つくものだから
オレンジのインジケーターにアタリが出てしまう。
すると、ついつい反射的に右手がロッドをあおり
フックアップしてしまう。

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この釣り場は、すぐ横を流れる川の水を池へと引き込んでいる
いわゆるポンドタイプの管理釣り場。
岸際の足元にも結構大型のサカナが泳いでいたりするから
そんなサカナを狙うには、小型のニンフを使い
サイトフィッシングで毛鉤を食わせたりすると面白い。

イワナがいるんだなぁ。なんて思いながら
鼻先にニンフを流し込むと、あっさりと毛鉤に飛びついたサカナがいた。
よく見ると、青い斑点に朱点を持つブルックトラウトだった。
このサカナを見ると、昨シーズン楽しい釣りをした日光湯川を思い出す。

この日の釣り場のコンディションは凄く良かった。
釣り方に凝り固まらず、素直にサカナたちの泳層に毛鉤を届ける事が出来れば
だれでもたくさんのサカナたちと出会えるような雰囲気だった。
そして、同級生であり、釣友であり、フライフィッシングの師匠でもある
Mr.Nとの久し振りの釣行だったから、なおさら楽しかった。
なんだか、これから始まる今年のサカナ釣りの旅も楽しくなりそうだ。

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そして、翌々日の3日。
今度はボクの従兄弟のkazuと会社の先輩
godzillaさん黄昏店長、ボクを含む5人で
またしても同じ釣り場へと足を運ぶ。

元旦はかなりの数のサカナたちと出会えたから
気を良くして、みんなで楽しもうとの魂胆だった・・・
分かっているつもりだったが、同じ日は二度と無い。

気象条件などは、元旦とほとんど同じ。
しかし、二日前とは違い、この日のサカナたちはとても低活性。
前日同様のタナに毛鉤を沈めても、なかなか魚信がないのだ。

ちなみにボクの元旦と3日のタックルは以下の通り。

9feet #4ロッドにリーダーも9feetの5X、ティペットは6X。
システムは、リーダーの先端部分を1feetカットし
その先に7feetほどのティペットを付け足した全長15feet。
インジケーターはリーダーティペットの結び目から30cmくらいの位置。
タナは6feet、約180cmといった感じで
毛鉤は#14前後のマラブーを使った毛鉤を中心に
カラーローテーション。

前々日と同じ毛鉤やシステムで釣りをするが
午前中の二時間ほどで、数尾の数が出るものの
日が高くなるにつれ、ドンドンとライズも
インジケーターへのアタリも少なくなる。

仲間と横並びにワイワイガヤガヤと
おしゃべりを楽しみながらサカナ釣りを楽しめるのはイイが
あまりに釣れなくなってくると、徐々に口数も減ってくる。

ちょっと遅めのランチを楽しんだあと
ポンド西側の山の稜線に真冬の太陽が隠れ
水面が陰ってくると、にわかに水面にライズリングが増えて来た。
みんなで横一列にならび、一斉にキャストをすると
インジケーターにライズするサカナも現れた。

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するとみんな考える事は一緒。
フロロの7Xのティペットを付け足し、ドライフライを結びキャストを始めた。
すると、鋭く反応するシルバーが次々とロッドを曲げてくれる。

毛鉤の着水後、少しテンションを掛けてティペットを伸ばし
水面張力を破ってティペットを沈ませる。

すると、ドカンッと水面が割れるのだ。
実際にユスリカに混じって、クロカワゲラらしいハッチもあり
水面をバタついている昆虫にもライズするサカナもいる。
これを真似して、少し誘いを掛けるように
水面の毛鉤を動かしてやると、面白いようにアタックがある。

始めはシルバーばかりだったが、時間を追うごとに
大きなレインボーの活性も上がってきたようで
コンディションの良いパワフルなレインボーも釣れ出した。

そうなると、横並びに釣りをしている仲間たちとの会話もヒートアップする。
誰かにサカナが釣れると一喜一憂し、掛け損ねたりすると
大きな溜め息とともに生暖かいプレッシャーを掛けられたりと
釣り人の活性も一気に上がるのだ。

こうなると、こういった足場の良いボンドタイプの釣り場は面白い。
お互いの釣りを見たり、使っている毛鉤を確認し合ったりして
みんなでサカナ釣りを楽しめるからだ。

この日は釣り場の営業終了時刻までみっちりと
釣りを堪能して帰路についた。

今度こういった釣り場に行く時には、ちょっとしたゲームを取り入れたり、
ランチをちょっと豪華にしてみたりするとさらに面白い一日になるかもしれない。

みなさんの初釣りはどうでしたか?
もう行きましたか?まだこれからでしょうか?
また今年も楽しいフライフィッシングをしましょう。
by tokyo_terry | 2007-01-04 17:49 | ♤ Fly Fishing | Trackback | Comments(34)
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遠くから、除夜の鐘の音が聴こえる。

さて、夜明けとともに起き出して
今年初めてのフライフィッシングを楽しんで来ようか。
by tokyo_terry | 2007-01-01 00:17 | ∇ Fishing Talk | Trackback | Comments(66)

大好きなフライフィッシングにまつわるハナシ。気になる音楽、食事、ジテンシャ遊びやキャンプなど。アウトドアの話をサカナに、ゆったり寛ぎながら酒でも飲みながら語り合いましょうか。でもボクは下戸です(^ ^;


by tokyo_terry