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Presented fly rod

部屋に戻ると、一本の包みが届いていた。
これは・・・。

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一瞬、何が届いているのかと思った。
よく見るとアルミ製のロッドケース。
そうか、#4のロッドだな、例の賞品だ。

ゴールドのキャップをクルクルクルッと回し
ケースからコットン製ロッドバッグを取り出す。
ティップから順に一本ずつ、三本継ぎのロッドを抜いて行く。

最近、自分でも同じようなスペックのロッドを組み立てたばかりだから
ついつい、ガイドラッピングや、塗装の仕上げ具合、グリップの処理や
リールシートなどをマジマジと眺めてしまう。

やはり販売されているものだけあって、当たり前のだが
自分の作ったロッドとは比較にならないほどだ。
とても丁寧な作り。

三本継ぎのジョイント凹部分には、口金も入っている。
これは、フェルールの補強を兼ねたワンポイント・アクセント。
大手プロダクションロッドでは、なかなか出来ない
機能的でとても洒落たデザイン。

リールシート周りも大きなネジ切りで
シートエンドにはラバーキャップも入っているから、クラシカルな雰囲気。
こういったグリップ周りだと、リールは最新のラージアーバーではなく
ちょっとクラシカルなものが似合いそうだ。

そして、グリップ上部に入ったネームが面白い。
ロッドネームではなく、今回の企画名が入っている。
このロッドを使う度に、今回のコンテストを思い出しそうだ。

そして部屋の中だから、ライン無しの空振りだけだけど
9feetという長さの割に持ち重りもなく、しなやかに曲がる印象。
同じ9feetの#4といっても、ボクがブランクから組み立てたロッドとは
かなり違うアクションのようで、
実際にラインを通してキャスティングをしてみたいものだ。

はるばる岩手からやって来た、このネームの入った世界でたった一本のロッド。
最初にこのロッドを曲げるのは、一体どんなサカナなんだろう。
by tokyo_terry | 2006-09-30 20:33 | ♢ Tackle Talk | Trackback | Comments(18)

WATERPROOF DIDITAL CAMERA

ボクにとって三台目のデジカメ。
これで“沈”しても大丈夫!?

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経った3ヵ月で二台目のデジカメが逝ってしまった。
初めて手にしたデジカメは、生活防水機能が付いていたが
二台目のカメラには、ソレが付いていなかった。

コンパクトなボディで、コンバージョンレンズなどのオプションもあり
デジタル一眼とは比べ物にならないけど
色んな撮影が出来るからとっても気に入っていたのに
ボクの不注意でカメラ片手に渓で足を滑らせて水没。

しかもベストのバックポケットに入れておいたはずなのに
いつの間にか何処かで落としてしまったようで
バッグの中を探してみたけど、何処にもない。
見つからない。

先日、新幹線に乗って名古屋からトーキョーへ戻るとき
とある駅前の家電量販店に足を運び、同じモデルが無いかと
店員さんに聞いてみたけど、すでに廃盤製品のために店頭にはなかった。
諦めきれず、同じトーキョーの家電量販店にもう一度足を足を運び
在庫が無いかと聞いてみたが、答えは同じ。

残念だ。
まるで渓を丸一日釣り歩いたけど、全くサカナに出会えなかったときのように
肩を落とし、下りのエスカレーターに乗ろうと思って歩いていると
“デジタルカメラのタイムバーゲン”のお知らせをする店員さんの声が。

ちょっと気になって、どんなカメラを安売りするんだろうと
振り返ってみると、防水機能が売りで人気のコンパクトデジカメが
三台だけ積んである。

タイムバーゲンと手描きで書かれた文字の下の数字を見てビックリした。
まさにバーゲンプライスッ!しかもマジでスペシャルプライス!!
信じられない値段の叩き売りをしていた。

店員さんの目の前ではさすがに恥ずかったから
柱の影に隠れて、財布の中身をコソっと覗いてみると・・・あるッ!
思わず、ニヤリ☆

気が付くと、レジでポイントカードを差し出して
店員さんから“ありがとうございました”と笑顔で微笑まれていた。
by tokyo_terry | 2006-09-29 00:02 | ☆Digital Camera | Trackback | Comments(26)

Last stage

キラキラと輝く黄金色。
今シーズン締めくくりは、やっぱりイワナだった。

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禁漁間際になって、今シーズンはアマゴやヤマメを
あまり釣っていないコトに気が付いた。
9月に入り、ヤマメを求めてフライロッド片手に
各地を旅してみたが、見事に空振りが続く。

先日の東北釣行でなんとか、8寸ほどの綺麗なヤマメには出会えたけど
ヤマメを釣ると、今度は無性にアマゴが釣りたくなる。
ボクはもともとアマゴの棲む場所で、フライフィッシングを憶えたから
アマゴに対して、何か特別なモノを感じずにはいられないのだ。

そこで、今シーズン最後のステージは
岐阜県北西部を流れる石徹白川&峠川C&R区間を選んだ。
もちろん、いつもお世話になっている中部の仲間たちも
一緒だったりするコトもココを選んだ理由のひとつ。

そして、本流から差してくるのでは?と淡い期待を抱きつつ
この日は、峠川のC&R区間を下流域から攻めてみたのだ。
しかし、数日前の雨による増水で、大型個体のアマゴやイワナは
すでに産卵を意識したのか区間内のイージーな場所では
その姿を見せてくれない。

朝イチに入った区間で、7寸ほどのイワナを2尾キャッチするも
ここぞと思われる流れからは、来シーズンに会いたいと思うサイズの
アマゴやイワナしか出会うことが出来なかった。

午後からは、汗をかきながら林道を数十分歩き
とある谷で大型のアマゴとイワナを狙う。
しかし、ここでは先行者に悩まされ
入渓直後に釣ったイワナを見るだけに終わった。

イブニングでは、友人とNZの釣りのハナシで盛り上がり
全くフライラインをリールから引き出すコトなく終わりを迎えた。

実はこの日、昼間に入った谷で
ボクの不注意により、デジカメを水没&紛失してしまった。
そのせいで、この日のサカナたちの写真は
友人から送ってもらった、このイワナの写真一枚だけ。

今シーズン最後に釣り上げた、まだ幼さが残るイワナ。
来シーズンにはきっと、大きく逞しく育ってるんだろう。
キラキラと、眩しく輝く流れを見ていると
来季もこの流れにきっと足を運ぶんだろうな。
ふと、そう思った。


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この石徹白・峠川では、一昨年の2004年より
この流れを愛して止まない有志たちが集まり、清掃会を実施しています。
今年の秋にももちろん実施。日程は10月29日。
詳しくはこちら→Rollyさんのブログにて!
なんとか時間を作って、ボクも参加したいな。
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by tokyo_terry | 2006-09-28 00:42 | ♤ Fly Fishing | Trackback | Comments(20)

happiness and badness

悪いコトがあると、次は良いコトが起こる。
良いコトばかりが続くとイイんだけど、現実はそうはいかない。

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フライロッダーズ、第1回ブログコンテスト。
なんと、このterry's FlyFishimg Barが銀賞受賞しました。

たくさんのブロガーの皆様から
嬉しいお祝いのメッセージをいただきました。
改めまして、ありがとうございました。

そして、さらに嬉しいことに、金賞を受賞しているのが
ボクもリンクさせていただいている、北の大地の友人のblogなのだ。
北海道をメインフィールドにフライフィッシングを楽しんでいる
Yunさんのblog、“slow Fishing”!

彼のblogと一緒に、紙面に掲載されるとは、これはとても嬉しいのひと言。

そして、佐藤成史さん増沢信二さん由井大久さんから
身に余るような、ちょっと照れちゃうような、
そして嬉しさのあまり、興奮せずにはいられないコメントまで
いただけるなんてッ!

そして、嬉しいコトは続くものですね。
今度はexcite blogから今週のピックアップブロガーとしても
このterry's FlyFishing Barが紹介されています。
ちょっと気取って、インタビューなどを受けちゃったりして・・・(照)

さらに、何故かイエローストーン国立公園のblogでも紹介されていたりして
こんなコトが続くと何だかコワい。

しかし、やっぱり世の中は良いコトばかりが続くわけじゃないんですよね。
先日の渓流最後の釣行で、この夏、手に入れたばかりのデジカメが・・・水没。
しかも、そのまま紛失。
この日撮影した写真データが・・・。
by tokyo_terry | 2006-09-27 02:13 | ∇ Fishing Talk | Trackback | Comments(24)

SU・KE・BE・GA・I・JI・N

サカナを見つけると、途端に鋭い眼差しに変わる。
何故か日本で鱒を狙う、NZのフィッシングガイド。

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彼の名はピーター。
名古屋の英会話教室でネイティブスピーカーをする男。
彼の母国ニュージーランド(以下NZ)では、フィッシングガイドをしていたという。
そんな彼とは、この週末の釣行で初めて出会った。

朝イチの釣りを終えて、集合場所へと向うと
いつもの駐車場の下では、数尾のライズが見える。
しばらく見ていると、この日の同行者ピーターがやって来た。

駐車場から流れの中を泳ぐビッグサイズの鱒を見つけたようだ。
おもむろにフライボックスを開けて、フライセレクトをし始めた。
ビッグサイズを釣り上げてみせる。と言いながら摘んだ毛鉤は
スカルピン。

フィッシングガイドだけに、丁寧に巻き上げられた
そのスカルピンは、息を飲むほどの仕上がり具合の毛鉤だった。
その時すでにボクはピーターの毛鉤に釣られていた。
一緒に河原に降り、ピーターのキャスティングや釣り方を
まじまじと眺める。

早いラインスピードで毛鉤を上流に打ち込み
毛鉤を流れに馴染ませながらリトリーブをする。
何投目かのリトリーブでそのビッグサイズの鱒が
毛鉤を追ってくるのが見える。

食い付け!そう思いながらサカナを動きを隣で見ていたが
2メートルほどの距離を追尾したものの
ストライクには持ち込むことが出来なかった。

その後、夕方にとあるプールでライズ待ちをしていると
何処からともなく、ピーターがやって来た。
ライズを待つ間、ピーターとフライフィッシングの話で盛り上がる。
全く英語が話せないボクだけど、ピーターの話は何となく理解が出来る。

日本のイワナやアマゴのコト。
NZのレインボーやブラウンのコト。
この日初めて会ったばかり、しかも日本語が通じない筈なのに
何故か楽しいのだ。

これもやっぱりフライフィッシングの不思議なチカラ。

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しかし、このピーター。
なかなかのイケメンなのだが、フライロッドを握り水面を見ている時は
鋭い眼光で獲物を狙う、フィッシングガイドらしくなるのだが
一旦フライロッドを置いてしまうと、エッチな話ばかり。

さすがにブログでは公表できないから、省略させていただくが
きっと女の子を見ると、同じような鋭い目になるんだろうな。

か弱き獲物を狙う、野生の狼のように。
by tokyo_terry | 2006-09-25 23:59 | ♤ Fly Fishing | Trackback | Comments(28)

gose to ITOSHIRO

いよいよ、ボクにとって今シーズン最後の渓流釣行。
今から名古屋へ向けて出発です。
その間、頂いているコメントに対してお返事が出来ません。
ごめんなさい m(_ _)m ペコリッ

ちょっとだけ留守にしますが
terry's FlyFishing Barはいつも開店してますので
お気軽にご来店していただき、コメントもガンガン書き込んでください。
それではちょっと、行ってきます!
by tokyo_terry | 2006-09-22 18:40 | * Camp,Outdoor & Journey

MICHINOKU Big Fish ! <Epilogue>

前日の尺ヤマメの連発で、メンバー全員の狙いは本流の大物に絞られた。
そして厳しい条件の中、仲間の一人に釣りの女神が微笑んだ。

朝、シュラフから這い出ると、テントの外は雨。ちょっとだけ肌寒さを感じる、東北の9月。雨露に濡れたテントやタープを仲間たちと一斉に片付けて、テン場から撤収する。目指すは秋の一発大物狙い、本流の釣りだ。

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入渓点を見定め、2人ずつ3組に別れて昨日よりも増水している本流に入る。今日、ボクとコンビを組むのはshikadaさんだ。ボクは左岸に、shikadaさんは右岸に別れて、幅広い流れの本流を二人で釣り上がるのだ。そして入渓してすぐに、あるポイントが目に入った。そこは、下流から遡上してきた大型ヤマメが休憩するには、絶好のポイントだ。数百メートルの長く続く瀬の中に、岸際がややえぐれ水深があり、流速もヤマメの好みそうなポイント。しかも岸からはやや背の高い木が多い被さっている。

増水している流れの中で、新しいリーダーをフライラインに結束し、ティペットに結んだ10番のアダムス・パラシュートをダウンクロスにポイント目掛けキャストする。必ず、ここにヤマメは居る。そう思いながら、二度目のキャストでティペットにスラックを多めに掛けてプレゼンすると、流芯に乗った毛鉤にヤマメが水面を割って出るのが見えた。その時は、まるでスローモーションで再生された映像のようだった。瞬時に右手に持つロッドを煽り、フックセット!グンッとサカナの上顎にフックが刺さる感触を感じた刹那、ラインのテンションが無くなり、ヤマメとは反対方向へ毛鉤が中を舞う。フッキングのタイミングがコンマ数秒早かったのか、それとも強過ぎたのか。身切れを起こしてしまいジ・エンド。思わず、ため息の混じった力の無い声を発してしまう。こういったワンチャンスを逃すと、もう次のチャンスはなかなか訪れない。

その後、この日コンビを組んだshikadaさんと一緒に釣り上がっている途中、長く大きなプールでヤマメのライズを発見。ふたりで右岸の土手に登り、目線を高くしてライズの様子をしばらく観察していると、スカムラインに流れて来た大きな黄色い落ち葉に向ってヤマメがライズをした。大きな蛾にでも見えたのだろうか。2・3度と落ち葉に向って追い食いするようなライズだった。そのヤマメの魚体を見て、二人は絶句。優に尺を越え、40センチをも越えるような大きなシルエットだったのだ。そう、あれは確実に40センチを越えていた。その後、しばらく様子を見ていたが、どうも定位している様子は無く、ゆったりと流れるプールをクルージングしているようだった。

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“terryさん、どうぞ釣ってください”shikadaさんにそう言われ、取りあえずそれまで使っていた#10のアダムスにフロータントを施し、スカムラインの左側の緩い流れの水面に距離を図るためのキャストをする。すると、着水したアダムスの下から黒い大きな影がゆっくりと現れた。あの大ヤマメだ!流れる毛鉤と同じ速度でゆっくりと毛鉤を凝視しながら移動しているのが見える。心の中で“食えッ!食えッ!”と叫んでみるが、この毛鉤ではそのヤマメの捕食トリガーを引くことが出来ないようだ。プールの奥へとその大ヤマメは姿を消した。セオリー通りに考えると、毛鉤を小さくしてみるのが正解かもしれないが、大きな落ち葉にライズし、しかもクルージングをしているとなると、大きな毛鉤のアピール度、また水面をもがく動きがトリガーになるような気がしてならない。フライボックスの中で一番大きな毛鉤を探すと、#8のフックに巻いたスティミュレーターがあった。この毛鉤をティペットに結び直し、再度キャストをしてみる。しかし大ヤマメのクルージングしているルートが判らない。無闇にキャストするよりもライズの進路を見定めたほうが懸命だ。しかし、そう易々とライズは起こらない。しばらく水面を凝視してサカナを探すが、深場を泳いでいるのか、やはりライズはない。

一本タバコを取り出し、雨に煙る景色を見ながら大きく息を吐くと、目の前3メートルほどの距離にあるブッシュの脇でライズが起こった。やはり、相手は相当でかい。ボディーの沈むビートルパターンやホッパーなどスカムラインに合わせて、ある程度の間隔を置きながらキャストをするが、やはりそのヤマメは姿を見せない。ふと時計を覗くと、あと20分ほどで仲間たちと合流する時間になる。ここは一度諦め、上流を目指そう。脱渓ポイントの吊り橋まで、本流の太い流れに逆らいながら、あの大ヤマメのライズシーンを思い浮かべながら歩いた。

吊り橋で待つ3人の仲間と合流して、おにぎりを頬張りながら上流に向った仲間2人を待つ。しばらくして戻って来た仲間に状況を聞いてみると、頬を緩めながら良い型を釣ったと言う。前日もそうだったが、この本流でヤマメが出ると、サイズは揃ったように尺クラス。どうやらまたも本流の尺ヤマメに出会ったようだ。デジカメで撮影された写真を見せてもらうと、もう溜め息しか出ない。均整のとれた筋肉質の魚体に大きなヒレ。それを見るだけで、水量の増えた本流での引きは相当なものだったコトが想像出来る。本流育ちの33cm 本物の尺ヤマメだ。やはり、この男、タダ者ではない。実力を持つ者にだけ微笑む釣りの女神に好かれているのだろう。

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秋の本流にて、大物狙いの一発勝負。この釣りはとても難しい。気象条件にも左右されるコトも多いかもしれないが、やはりサカナを見つける能力や大物とのやり取りをするテクニックも持っていなくてはならない。そして何より、忍耐力と集中力が必要なのだ。そんな実力を持った者にだけ女神が微笑むのだろう。それにしてもこのヤマメ、どうしてこうも悲しい表情をしているのだろう。まるで泣いているようだ。・・・これじゃ本当の泣き尺ヤマメになってしまう。

それにしても、あの長く大きなプールでライズをした大ヤマメ。ボクの瞼の裏には、あのサカナのシルエットが今もくっきりと焼き付いている。来季もここで同じようにライズをしてくれるのだろうか。季節はもう秋。釣りの女神様が、ボクにあのヤマメを釣らせなかった理由が今、判った。そう、次世代の命を繋ぐためのヤマメだったのだ。そう、あのヤマメを釣ってしまえば、もしかして数年後はこの渓に棲むヤマメの数は少なくなってしまう。きっとそうに違いない。そう思えば、来季もここで釣りを楽しめる。こんなコトを書くと、ちょっと負け惜しみのような気もするけど。

東北の渓は本当に素晴らしい。今シーズンを振り返ると、東北で5日間を過ごしたけど、いつも何かに驚かされる。また来季も何度か足を運ぼう。その時もきっと驚くような出来事があるかもしれない。楽しい仲間たちとともに。
by tokyo_terry | 2006-09-21 23:32 | ♤ Fly Fishing | Trackback | Comments(40)
もちろん凄腕なんだけど、やっぱりウンも実力のうち。
友人のロッドが何度もバットまで曲がる。

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“ terryさん、来たよーッ!”

普段は中尾彬のようなチョイと渋い声のdaikyuさんの大きな声に振り返ると
右手に握るロッドが、弓なりに曲がっている。
釣り上げたヤマメは、大きなヒレと立派な体高を持つ魚体で
サイズ以上に大きく見える尺ヤマメだった。

午前は支流でヤマメを狙うものの、思っていたような反応がない。
仲間たち4人は上流を釣っていたが、集合時間まではまだ時間がある。
大物への期待が出来そうな本流へ、午後からdaikyuさんと二人でクルマを走らせる。

とある橋を渡ると、玉石が川底全体に広がる単調な流れが目に入った。
しかし、両岸を背の高い葦がビッシリと生い茂っている。
ヤマメたちが葦の茂みに身を隠しているかもしれない。
これは、一度竿を出してみると面白いコトが起こるかもしれないと
早速ロッドを握り、岸辺に降り立った。

単調な流れだから、葦際にタイトに着くヤマメの反応がなければ
すぐにポイントを探しに移動すればイイ。

すると、答えはすぐに出たのだ。

“ terryさん、来たよーッ!”
出たのは体高のあるグッドサイズの尺ヤマメだった。

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そして、ひと言。
楽しーッ!
満面の笑みで、両岸の葦が揺れるほどの大きな声でdaikyuさんが叫ぶ。
その後交互に釣り上がり、daikyuさんがまたも大きな声を上げる。

なんと、またも尺ヤマメを連続キャッチ。
一尾が出るとかなりの距離で沈黙が続くのだが、水面を割るヤマメは全てが大型。
交互に上流へと釣り上がり、次はボクの番だと気合いを入れて
釣り上がるが・・・いつもヤマメは留守をしてる。

しばらく釣り上がると、ボクの目の前には大型ヤマメが潜んでいそうな流れが。
しかし、ボクの毛鉤は無情にもポイントを何事も無く通過していく。
木々の枝葉が川面を覆い隠し、流れもヤマメの好みそうな流速。
上手く毛鉤を流し込み、ヤマメの住処のドアをノックするが
ボクが叩くドアの向こうのヤマメは留守をしている。
毛鉤を流すポイントや、ライン捌きなど実力の違いはあるものの
どうやらボクには、daikyuさんのようなウンが無いようだ。

そろそろ、夕暮れで視界が悪くなり始める頃。
またもdaikyuさんの“ terryさん、来たよーッ!”の声が!

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尺ヤマメのハットトリック達成か!?そう予感させるほどのロッドの曲がり。
しかし三度目のヒットは、尺には少し届かなかったが、メスの泣き尺ヤマメ。
daikyuさんの投げる毛鉤は、的確にヤマメの住処のドアを開く。

・・・ウンが無い。
そうか、午前中にキジ打ちしたのが原因かもしれない。
自分から渓でウンを落としてるのだから、コレばかりは仕方ない。

しっかりと釣りをする前に済ませているdaikyuさんは、さすが実力者だ。
そう、ウンも実力のうちだからね。
by tokyo_terry | 2006-09-20 23:59 | ♤ Fly Fishing | Trackback | Comments(18)

MICHINOKU Big Fish ! < Prologue >

もっと大きなヤマメが釣りたい!
宇都宮の友人は、有言実行で大きなヤマメを見事に仕留める。

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ピーッ!ピーッ!とけたたましく鳴り響く音が聞こえる。
その音は、数十メートル先を釣っている友人のホイッスルだ。

緩やかな流れが左カーブして、やや大きめのプールの流れ込み付近で
体全体を使ってガッツポーズをする友人の姿が見えた。
右手に持つランディングネットの中に、大きな鱒のシルエットが見える。
遠目で見てもかなり大きな鱒だ。
釣行初日から尺ヤマメをキャッチしたのか?

それまで釣っていたポイントでフライリールにラインを巻き込んで
その友人のもとへ足早に駆け寄ると、やはり大きなサイズのヤマメが
友人のランディングネットに横たわっている。
ボクが午前中に釣り上げたサイズは8寸ほどのヤマメだったが
それを更に大きく上回り、太い胴に先の尖った口先。
きっとこの秋には、メスのヤマメたちにモテモテになるんじゃないか?
そう思わせるようなハンサムなオスのヤマメだ。

この日は、朝から友人と付かず離れず釣り上がっていたが
小振りなヤマメが顔を見せるだけに終わっていた。
流芯から飛び出すヤマメも8寸止まり。
しかし、夕方に入ったポイントで見事に友人が
この日イチバンのヤマメを掛けたのだ。

友人のロッドには、ロッドエンドから“尺”を示す部分に飾り巻きが施されている。
そこに少しだけ足らないサイズだったが、そんなものはどうでも良く感じるほどの
迫力と見事な体躯のヤマメ。友人もとても嬉しそうだ。
一緒に釣り上がっているボクも嬉しくなる。

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ちょっと失礼して、ボクもそのヤマメを撮影させてもらい
見事な魚体のヤマメに、ウットリしながら友人としばらく撮影会。
毎週末、渓でロッドを振る友人も、数百キロをクルマで走破して
出会うヤマメにメロメロになっていた。

さて、次はボクの番だ。
気合いを入れ直して、ヤマメの好みそうな流れに毛鉤を流そう。
しかし、この後ボクのロッドを曲げてくれたのは
ちょっと小振りな7寸ほどのヤマメだけだった。

まぁ、いいか。
禁漁間際になって、やっと今シーズン初のヤマメの顔を拝むことが出来たのだから。

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それにしてもこの友人。
ボクと違って、泣き尺ヤマメで満足しないトコロが凄い。
釣りの腕もさることながら、気合いの入り方がボクとは随分と違う。
そう、後日もっと凄いヤマメを仕留めることになるのだから。

有言実行で自分にプレッシャーを掛け、見事その通りに狙ったヤマメを釣る。
さすが、シーズン50日もフライフィッシングをしているだけはある。
来シーズンも機会を作って、この日のように一緒に渓を釣り上がりたいな。
その時までにボクももう少し腕を磨いて、ガッツポーズをこの友人に決めてみたい。
by tokyo_terry | 2006-09-19 20:32 | ♤ Fly Fishing | Trackback(1) | Comments(30)

The journey goes on

友人から送られてくるメールは、いつも楽しい。
いや、そのメール見る度に無性にフライロッドを振りたくなる。

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平日の夜、仕事を終えてから部屋に戻りPCの電源を入れる。
いつもの行動パターンだ。

メールのチェックをして、昨夜更新したblogのコメントを読む。
更新したblogにコメントが書き込まれていると、とても嬉しいのだ。
ちょっとニヤつきながら書き込まれたコメントを呼んだり
時には声を出して笑ったりしながら、そのコメントに返事を書き込んだり。

ある日、いつもと同じように部屋へ戻ると、
今年の春に知り合った仙台の友人からのメールが届いていた。
そこには週末の釣果と写真が添付されている。

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体側に沿って、薄らとピンクのチークで化粧をした色白美肌の泣き尺ヤマメ。
内径30センチのフレームからはみ出した、大きなヒレをもつ尺上イワナ。

楽しかった渓での出会いをメールで教えてくれるのだ。
いや、教えてくれるだけのメールではない。
そう、渓への誘いのメールなのだ。

この週末、今年最後の東北への旅をしよう。
ボクの腕では、釣るコトが難しいかもしれないけど
綺麗なヤマメや逞しいイワナに会いに行きたい。

しかし、週末の天気がとても気になる。
今シーズンは、悪天候の中での釣りもかなりあった。
でも、それも後々になればイイ思い出にもなるのだ。
釣果だけが全てじゃないボクのフライフィッシングの旅。
今度はどんなドラマが待っているのだろうか。

東北の渓が、ボクを気持ち良く迎え入れてくれることを祈る。
ボクのフライフィッシングの旅は、まだまだこれからも続く。
by tokyo_terry | 2006-09-14 23:50 | ∇ Fishing Talk | Trackback | Comments(16)

大好きなフライフィッシングにまつわるハナシ。気になる音楽、食事、ジテンシャ遊びやキャンプなど。アウトドアの話をサカナに、ゆったり寛ぎながら酒でも飲みながら語り合いましょうか。でもボクは下戸です(^ ^;


by tokyo_terry