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季節は確実に少しずつ進んでいる。
秋田での釣りの合間に見かけた昆虫。

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パートナーがグッドサイズのイワナを釣り上げ
ポイントを移動しようとすると、岸辺の石に張り付くように
二種類の昆虫が停まっていた。

蝉と蜻蛉だ。
名前などはまったく知らない。
それぞれ、隣の石でどうやら翅を乾かしているのか
ジッとしたまま動かない。

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特に蜻蛉は、今さっき羽化したばかりのようで
すぐ下にはヤゴの抜け殻が
石にしっかりと踏ん張ったカタチのまま
張り付いている。

こうやってじっくり見てみると
成虫となった蜻蛉の身体がよくもまあ、こんな抜け殻に入っていたと思う。
こんな短な胴体に・・・窮屈だったんだろうな。

森の中で蝉や蜻蛉などを見ていると
少年だった頃の夏の思い出が蘇る。

夏休みに四国の山の中に棲む親戚の家に二週間ほどお邪魔したとき
毎日のように昆虫採集をしてたっけ。

初めてみる大きなオニヤンマたち。
真っ黒なクマゼミたち。
家の前の小川を泳ぐサカナたち。
大きな蔵の天井裏に棲むコウモリたち。

こんな昆虫たちを見ると、ボクは夏の思い出がジワジワと蘇る。
夏には何故か印象的な出会いが多く、思い出に残るからだ。
今の子供たちって、そんな思い出を持って育っているのだろうか。

夏は確実にすぐそこまで来ている。

さて、この週末はどこに行こうか。
大きなテレストリアルパターンでも巻いて
あの湧き水の流れに棲むヤマメにでも会いに行こうか。
by tokyo_terry | 2006-06-30 22:25 | ∇ Fishing Talk | Trackback | Comments(16)

Route 46

釣りの帰り道、仲間たちが必ず立ち寄る店があるという。
それは国道沿いのドライブ・イン。

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夕方まで秋田の渓を釣り歩き、その日の汗を温泉で流す。
すると、次のイベントはもちろん夕食だ。

国道沿いのドライブ・インに入る。
そのお店は、今回同行の仲間たちの馴染みのお店。
前日の夜、BBQでたらふくお肉を食べたのにもかかわらず
なんと、焼肉店なのだ。

みんなのオススメのメニューは“カルビ焼き定食”。
しかし、何気にメニューを見ていたら
ボクの目に飛び込んで来たのは“カルビスープラーメン”。
そう、ボクはめっぽうラーメンに弱いのだ。

たっぷりと野菜の乗ったラーメンはなかなかのヴォリューム。
赤いスープは見た目とは裏腹にそれほど辛くなく、かなり美味。
焼肉店ならではのこのスープ、確認したわけじゃないが
どうやらテールスープをベースにしているようなのだ。

もちろん、野菜のたっぷりと入ったラーメンの相棒は
白いご飯に決まりだ。

スープに浸した野菜を
白いご飯の上に乗っけてスープ色に染める。
そして、色の付いたご飯を野菜と一緒に口に運ぶ。
絶妙な辛みと旨味が口の中いっぱいに広がる。

そう、至福のひと時だ。

それにしても、仲間たちの胃袋はすごい!!
“カルビ焼き定食”に“ミニ冷麺”の組み合わせをペロッと平らげていた。
この“ミニ冷麺”とは名ばかりで、相当なヴォリューム。
やはり、よく釣る人は、よく食べ、よく眠るようだ。
by tokyo_terry | 2006-06-29 22:50 | ♡ Foods & Drink | Trackback | Comments(16)

remover

朽ち果てた吊り橋の下にはちょっとしたプールが広がっていた。
大物の期待が充分感じられる場所だ。

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その日は入渓点から40〜50mの区間で
ボクとkazuさんは、一尾づつのイワナを釣り上げていた。
一尾交代で次はボクの番。

しかし、進めど進めどサカナの反応がない。
どうやら、先行者がいたようだ。
そういえはココへ来る途中、林道の脇で
テントを撤収している釣り人を見かけた。

いやな予感は的中した。
その後、入脱渓を4回ほど繰り返したが
どのポイントも足跡があり、サカナからの反応はない。
ときおり小さなイワナが毛鉤を突つきにくるだけだ。

しかし、夕方の最後に入ったポイントは竿抜けをしていたようだ。

ヒラキに毛鉤を乗せると、イワナが次々と釣れてくる。
これはいただき!とばかりに二人でそれまでの鬱憤を晴らすべく
テンポ良く釣り上がる。

しばらく進むと、朽ち果てた吊り橋が掛かるプールが見えた。
その下には程よい水深のプール。
大物への期待に胸が躍る。

ヒラキを岸際から順番に、頭の中で三分割にして
毛鉤を落とす位置を決める。
流芯脇に毛鉤を落とすとゆっくりと流れた毛鉤が
緩やかに流れる水面を膨らませるようなライズとともに水中へと消えた。
その様子を音で表すと“モコッ!”っといったところか。

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右手に持つロッドを跳ね上げると
“ドスンッ”と言った感じでサカナの重みを感じる。
その感触は、この釣行二日間でイチバンのもの。
頭の中では“よしッ!でかいソ、しかも重いッ!”

左右に首を振る感触が、ラインからロッド、
そしてボクの右手に伝わって来た。

その刹那、力なくラインは空をヒラヒラと待っていた。
その時ボクは、この森の住人たちもビックリするような
大きな叫び声を上げてしまった。

うわぁ〜〜〜〜〜ッ!バレタッ!!

逃したサカナは、ほんとうにデカイ・・・
by tokyo_terry | 2006-06-29 21:52 | ♤ Fly Fishing | Trackback(1) | Comments(12)

Beautiful gradation

釣り始めてすぐ、ティペットの先に結ばれていた
アダムス・パラシュートは水の中へと消えた。

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フラットな流れの中、スカムラインに毛鉤を投げ入れると
イワナが何の疑いもなく、ボクの毛鉤を飲み込んだのだ。

#1ロッドがバットまで曲がり
ボクの視界にロッドティップが見え隠れする。
サイズはそれほど大きくはないが発達した各ヒレと
たっぷりと餌を食べているからだろうか
プリプリとよく太っている。

初めて出会った東北のイワナ。
逞しい体躯に、とても美しい斑紋。

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背中はややオリーブ掛かった色合いで
体側に回るホワイト・スポットはやや大きく
背中から徐々に白から橙色へとグラデーションしている。

そう、こんな東北のイワナらしいヤツに出会いたかったのだ。

一緒にいたkazuさんも、こういったキレイなサカナを
釣らせたかったんですよ。綺麗でしょ?
と笑顔で微笑んでいる。

さあ、次はもう少しサイズアップを狙うぞ。
と思っていたのだが、それが完全に空振りするとは
この時には思いもよらなかった。
by tokyo_terry | 2006-06-28 20:12 | ♤ Fly Fishing | Trackback(1) | Comments(25)

Expert FlyFisher

東北・秋田への2日間の旅。
同じ時間を共有し、楽しい2日間を演出してくれた友人。

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今回の釣行へ誘ってくれたdaikyuさんと
その仲間とともに秋田の渓を釣り上がる。
東北の渓は、周りの森の雰囲気が
ボクがよく知る中部の渓とはまったく違う。
そう。ブナの森なのだ。

そんな素晴らしい森の中を流れる渓で
一緒に釣りを楽しむ友人は、的確に毛鉤をポイントに打ち込み
水面上の毛鉤をじっくりと見せつけ、イワナをまんまとアタックさせる。

ボクの釣り上がりのスタイルとは違うのだが
彼の釣り上がりのスタイルはとても勉強になった。
ボクの目の前で次々とイワナを釣り上げる姿は
とてもカッコイイのだ。

特にイワナが着く代表的なポイント、巻き返しでの釣りは圧巻。
対岸の巻き返しに毛鉤を留めておく時間がとても長い。
手前の流れの速さや水量などの違いもあるが
ボクに比べると、圧倒的に長時間毛鉤を水面に漂わせるのだ。

毛鉤を見せつけられたイワナは、たまらず水面を割って出てくる。
横で見てて、とても気持ちのイイ釣りだ。
してやったり、といったところか。

そんな彼とイワナの渓を一尾交代で
釣り上がりをしている時の一コマ。

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そのときボクは先行させてもらっていた。
大物の気配がムンムンと漂うポイントに辿り着いた。
ボクは手前の流れから毛鉤を落として、イワナを狙う。
しかし、岸際を狙っていたために岩に毛鉤を取られ、あえなくロスト。
毛鉤を結び直そうとしていると、すぐ後ろに友人の姿が。

“どうぞ、毛鉤をチェンジするので、釣ってください。”

すると、どうだ。
あっさりと“尺イワナ”をボクの目の前で釣り上げるではないか!
凄腕の彼も“尺イワナ”を釣り上げるとやっぱり嬉しそうだ。

その証拠にボクの目には
彼の日に焼けたその頬が少しだけ緩んでいるように見えた。
by tokyo_terry | 2006-06-27 22:35 | ♤ Fly Fishing | Trackback(2) | Comments(30)

I'll be back

いよいよ、東北への旅がやって来た。
どんな旅になるんだろう。

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バッグにベストやウェーダー、シューズ
一泊分の着替えを放り込んだ。

もうすぐ出発だ。
ワクワクしている。
ドキドキしている。

東北に棲むサカナたちは
果たしてボクに会ってくれるだろうか。
楽しみであり、少しだけ不安でもある。

小難しいコトは考えず
目一杯楽しんでこよう。

さて、そろそろ仲間たちとの約束の時間だ。
ロッドケースとバッグを担いで部屋を出るとするか。
by tokyo_terry | 2006-06-24 00:12 | ∇ Fishing Talk

To the north

銀座のド真ん中で、レインボートラウトとセクシーな美女との出会い。
ちょっとだけドキドキしてしまった。

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仕事から変える途中、ショーウィンドウを眺めながら
いつもと違った道を歩いていた。
突然、視界の片隅に大きなサカナのシルエットが飛び込んで来た。
いや正直に告白すると、下着姿の女性のほうが先に目に入ったかもしれない。

その正体は大きなイラストだった。
リールは付いていないが、釣り竿らしきものを右手に
左手には大きなレインボートラウト。
1mは超えているようなサイズのレインボートラウトだ。

どうして、こんなイラストなんだろう。
そのショップは一体何を取り扱っているお店なんだろう。
まぁ、そんな事はどうでもいい。

何より嬉しいのは、銀座の街中でサカナに出会えたことなのだ。

週末の東北釣行でも思いがけない出会いがあるといいな。
まだ見ぬ東北の森と、水の流れを想像しながら
様々な妄想を頭の中で膨らませ、メトロの階段を一歩ずつ降りた。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ボクは明日の夜から、トーキョーの仲間たちと東北へと向かいます。
というワケで、ちょっとだけ更新ならびにコメントの返事が遅れるかもしれません。
釣ってきま〜す!!
もとい、行ってきま〜す!!
by tokyo_terry | 2006-06-23 00:26 | ∇ Fishing Talk | Trackback | Comments(16)

Eyewear

数年振りにアイウェアを変えてみた。
最近のハヤリ言葉を使うと、ボクは“メガネ男子”だ。

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今日はちょっとした機会があって
会社近くのアイウェアショップへ足を運んだ。

そのショップのアイウェアは
レンズ+フレームの組み合わせ価格が3通りになっている。
それはボクたち一般消費者が分かりやすいように
色分けされたプライスタグがフレームに貼られているのだ。

例えばこうだ。
 赤のプライスタグは¥5,250
 青のプライスタグは¥7,350
 黄のプライスタグは¥9.450

これが標準価格で、薄型レンズや球面レンズ、コーティングの違いで
オプションプライスが加算されていくようだ。

手頃なプライスで、しかも出来上がりまでの時間が30分。
今までのアイウェアが目に合わないワケじゃないのだが、
その価格と仕上がり時間の早さに、思わず飛びついてしまった。

それにしても良心価格だ。
昨シーズン中にオーダーした偏光グラスなんて
今回手に入れた青のプライスタグの6〜7倍もした。
かなりの覚悟でオーダーしたコトを憶えている。

機能性や仕様用途に違いはあるけど
もうちょっと良心的な価格にならないかな、特にフライフィッシングの用品は・・・
なんて思ってしまう。

この新しいアイウェアのお陰で、少しはボクも知的に見えるだろうか。
そんなコト考える前に、外見よりも内面に磨きをかけなくちゃね。
by tokyo_terry | 2006-06-21 23:37 | ☆ My Life | Trackback(1) | Comments(17)

Nickel silver

ロッドエンドに輝くスクリュー、ニッケルシルバー。
ふと気付くと、所々に傷が付き鈍く光っている。

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フライリールを装着するための金具。
この素材はアルミやニッケルシルバーが多い。
なかにはブラスのものもあるのかな。

ニッケルシルバーの表面を黒く塗装されたものや
表面を酸化させてうっすらと黒染めされたものもある。
ピカピカと光り輝いているものもある。

塗装されていない同じニッケルシルバーの金具でも
いつまでも光っているものもあれば
しばらくすると表面が曇ってくるものもある。

これは何でだろう。
構成されている成分の比率などにより
変わってくるのだろうか。

それにしても、ボクの愛用しているロッドやリールは
どれもこれも不思議なほどに傷だらけだ。
しかし傷がつくほどに愛着が増すから、さらに不思議だ。

でも、もう少し大事に扱ってあげなきゃいけないかな。
by tokyo_terry | 2006-06-20 23:52 | ♢ Tackle Talk | Trackback | Comments(12)

Calf Tail

カーフテール。
ボクはパラシュートポストによく使うマテリアルだ。

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最近じゃ化学繊維のウィング材が多いのかもしれないけど
ボクの場合、特に#12・#14(画像:上段)サイズのパラシュートには
もっぱらこのマテリアル。

それ以外の小さなサイズには、毛先を揃える手間や重量面を考えると
化学繊維のウィング材が使いやすい。

#16(画像:中段)と#18(画像:下段)では
化学繊維のウィングのカット方法を変えている。
#16のウィングはカーフテール風にカットしている。
パッと見のサイズの違いも、こうするコトでひと目で解る。

大きなサイズにはやっぱりカーフテールがイイ。とボクは思っている。
ウィング自体に重量があるため、水面での“座り”が良くなり
ナチュラルドリフトがやさしくなると感じるからだ。

あまり毛鉤の重量が軽すぎると
水面上で風に影響され、踏ん張りが効かないような気がするのだ。
それに狙ったポイントに毛鉤を投げ入れる際にも
ティペットの長さや、プレゼンの方法などの違いもあるのだろうが
ボクの場合は、やや重めのほうが狙った場所へ投げ込みやすい。

だから、フックもファインワイヤーのものよりも
ヘビ−ワイヤーを最近は好んでいる。

カーフテールは水切れも意外とイイし
パラシュートポストにする時には、化学繊維に比べコシもあるので
ハックルもキレイに巻きやすいと思う。

現在手元にあるカーフテールは、そろそろ使える部分が無くなりそうだ。
白いカーフテールが一本欲しい。

でもこのマテリアル、最近あまり店頭で見かけないような気が・・・
使う人が少ないからか、それとも数年前のBSE問題の影響か・・・
by tokyo_terry | 2006-06-19 23:59 | ♧ Tying Talk | Trackback | Comments(16)

大好きなフライフィッシングにまつわるハナシ。気になる音楽、食事、ジテンシャ遊びやキャンプなど。アウトドアの話をサカナに、ゆったり寛ぎながら酒でも飲みながら語り合いましょうか。でもボクは下戸です(^ ^;


by tokyo_terry