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February 28

忘れもしない、三年前の2月28日。
午後1時を回った頃の出来事。

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応接室に呼ばれ、ソファーに腰掛ける。
ボクの前には三人の役員が座っている。

数年前、会社は業務拡大のために、東京へ事務所を新しく設立していた。
その中の新しい部署を確かなものにするため、東京の事務所へ転勤してくれないか
三人の役員にそう言われた。

今すぐには首を立てには振る事は出来ない
家族と相談してから返事をします。
そう言って応接室を退出して、自分のデスクへ戻った。


可愛がっていた会社の後輩たちと別れなくてはいけない。
いつもお世話してくれている先輩には、もう甘える事は出来ない。
一人の知り合いもいない都会で、孤独な生活をしなければならない。
夫に先に天国へと旅立たれた母親を、ひとり田舎に残さなくてはならない。
付き合い始めたばかりの彼女とも、離ればなれにならなきゃいけない。
そして、大好きなフライフィッシングが出来なくなるかもしれない。

マイナス方向のコトばかりがボクの頭の中を駆け巡る。
眠れない夜がしばらく続いた。

でもきっと悪い事ばかりじゃないはず。
現に東京へ転勤した先輩や後輩たちもいるのだから。
それに、知らない世界に不安を持つ事は誰でもあることだ。
そう考えると、少し前向きになれた。

どんな世界にも表と裏の世界はある。
表側だけ、裏側だけを見てるだけじゃだめだなんだ。

今日、会社の後輩がまた一人退社した。
社会に出たばかりの若者だった。
明日からは今までとは違う世界に飛び出すのだろう。
今日で最後だったけど
彼はこの日をいつまで憶えてくれているのだろう。

三年前の今日は、ボクの人生を大きく変えた日だった。
2月28日、きっとボクはこの日を忘れるコトができない。
by tokyo_terry | 2006-02-28 23:32 | ☆ My Life | Trackback | Comments(16)

#12#14#16#18

解禁前のこの時期、雨の降る日曜にするコトといえば・・・
そう、フライタイイングだ。

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目覚めてから、ベッドを這い出る。
顔を洗って、カーテンを開けると外は雨。
せっかくの日曜なのに、雨が降っていた。

これでは気持ち良く部屋の掃除も、洗濯も出来ない。
朝から雨が降っていると、外へ出掛ける気もしない。

インスタントの安っぽい味のコーヒーを作り
昨日買っておいたパンをかじりながら、テレビの電源を入れる。
こんな日は何故だか、とてもアンニュイだ。
テレビの内容は、寝ぼけた頭の中には何も入ってこない。

しばらくして頭が冴えてから、タイイングを始めた。
取りあえず、いつも弾数が少なくなるコトの多い
#12・#14・#16・#18のメイフライをイメージして毛鉤を巻く。
#12から徐々にサイズを落としながら、毛鉤を巻き上げる。

途中何度かのコーヒーとタバコで休憩をしながら
数時間かけてボックスを埋める。

ボクはタイイングという作業が好きな部類の人間だ。
もしかしたら、タイイングという作業よりも
隙間の空いたボックスを埋める事のほうが
好きなのかもしれない。

いや、多分そうだろう。
ジグソーパズルもゆっくりと作った事などはない。
いかに早く絵柄を合わせ、いかに早く組み合わせるか。
これをいつも考えていたような気がする。

そんなに焦らなくてもイイのに。

何とかボックスの隙間は
ビッチリとまではいかないが、埋める事は出来た。
後はのんびりとサカナ釣りに出掛けるだけ。

でも、#18までしか毛鉤を巻いていない・・・。
by tokyo_terry | 2006-02-27 00:08 | ♧ Tying Talk | Trackback | Comments(22)

Drug and Medicine

フライフィッシングという遊びは
一度知ってしまうと麻薬のようで、なかなか止められない。

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Drugと聞くと麻薬を連想してしまう。
このフライフィッシングという趣味は、その麻薬にとても似ている。
一度体験してしまうと、なかなか止める事など出来ないのだ。
といっても、ボクは麻薬などに手を出した事などないし
別にフライフィッシングという趣味を止めたいと思っている訳ではない。

徐々に深みにハマっていく自分や、まわりにいる同じ趣味を持つ人を見る度に
そう感じられずにはいられないだけだ。

よく、バカにつける薬は無いという言葉もあるが
その言葉の通りで、釣りバカにつける薬などはない。
しかし唯一の薬は、フィールドへ飛び出して
太陽の光と水面を反射するその煌めきを体中で浴びる事だ。

すると、それまで頭の中で流れていた映像とは違う結果になろうとも
きっとココロは満たされ、気分良くなれるだろう。
しかしその薬の効き目は、釣りを終えたあとしばらくは持続するだろうが
数日も経てば効果は無くなり、普段の生活にも支障がきたす事もある。

そしてまた、フライフィッシングという麻薬に
冒された身体とココロの治療をするため
無意識に水の流れる場所へと足が向く事になる。

これから三月を迎え、解禁した各地の渓流では
続々とフライフィッシングの中毒患者たちが
こぞってフライロッドを片手に水辺に立つのだろう。

やはり、つける薬はないようだ。
by tokyo_terry | 2006-02-26 10:49 | ∇ Fishing Talk | Trackback | Comments(20)

The Breakthrough<Mary J Blige>

CDショップで見つけたメアリー・J・ブライジのニューアルバム。
久し振りに彼女の歌声を聴くと、随分と洗練された印象を受ける。

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多忙な毎日で、心身ともに疲労が残る。
この世の中にはボクよりも、もっと忙しく働く人は沢山いる。
かなりストレスが溜まっているのに、大好きなサカナ釣りにも行けず
悶々とした日々が続くと、さすがに参ってしまう。

そこでストレス解消のために、自覚のないまま
ボクがとっていた行動がフード&ドリンク。
それらが引き金となり、虫歯になったり、体重が増えたりと
このままではとんでもない事になりそうだった。

そこで音楽でも聴きながら過ごす時間も必要かなって思い
先日、仕事を早めに切り上げたとき、久し振りにCDショップへと向かった。
最近は邦楽をよく聴いていたので、洋楽のエリアへと足を運ぶと
新譜コーナーに久し振りに見る顔を見つけた。

メアリー・J・ブライジのニューアルバムだ。
前作のアルバムを買い損ねていたので、相当久し振りだ。

白を基調として、モノトーンの写真で仕上げられたジャケット。
こういったシンプルなデザインのジャケットは大好きだ。

部屋へ戻り、早速パソコンへダウンロード。
PCに繋がっているスピーカーから、手に入れたばかりの音楽を流しながら
本を読んだり、ネットをしたり、毛鉤を巻いたりする。
こういった自分の時間は、なによりも落ち着くひとときだ。

それにしても久し振りに彼女の歌声を聴いてみると
随分と洗練された印象を受けた。

それもそのはず。
彼女のアルバムは99年から買ってなかった。
7年も前のアルバムと比較してちゃね。
by tokyo_terry | 2006-02-25 11:16 | ♪ Music Talk | Trackback | Comments(18)

Friends

名も知らぬ、薄汚れた雑居ビルの二階。
新宿三丁目の中華料理店で、ボクはこの日珍しく酒を飲んでいた。

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月曜の深夜に一通のメールが届いていた。
その差出人は北海道の友人。
今週、出張で上京するとのメールだった。
北海道の海で、雪の中フライロッドを一緒に振ったのが
最初の出会い。

そして今回の再会。

また、都内の在住のブロガーも一緒に集まり、新宿の夜は深まる。

話題はやはりというか、当然というかフライフィッシング。
北海道のフライフィッシングの話題から
それぞれ得意とするフライフィッシングの話題だ。

本流でのスペイ、湖でのドライ。
海のサーモンフィッシングやタイイングにキャスティングなど。
集まったブロガーは皆さんとても個性的で、キャリアも経験も豊富。
ボクの知らないフライフィッシングの世界を旅しているようだ。

趣味のフライフィッシングとブログを通じて知り合った友人と
実際にコミュニケーションをとるのはとても楽しい。
そして、とても勉強になる。
また、一緒にフィールドにも行きたくなる。

それにしても、ボクももう少しお酒が強ければなぁ。
更けゆく夜の新宿の街に消えた四人の行方はボクは知らない。

きっと意気投合して盛り上がってるんだろうなぁ。
by tokyo_terry | 2006-02-23 00:31 | ∇ Fishing Talk | Trackback(1) | Comments(14)

terry's FlyFifhing Cafe ?

釣りに行かない日曜の午後。
たまにはカフェで読書してみる、なんてのもイイかも。

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日曜の午後、街を歩いていると“グ〜ッ”とお腹が鳴った。
そういえば、起きてからドリンク以外は何も口にしていない。

どこか手頃なお店にでも入って、腹ごしらえでもしようかな。
でも周りを見渡しても、メシの食えそうなお店がなかった。
しばらく歩くと、コーヒーショップがあったので
ホットサンドで軽い昼食を摂る。

食後はもちろん、タバコとコーヒーで一服。
身体には良くないというコトは分かっているが
タバコとコーヒーは最高の組み合わせだ。

さっき立ち寄った本屋さんで小説を手に入れたから、少しだけ読もう。
バッグの中から取り出して、一頁づつ読み進める。
一頁読み終えては、コーヒーを口に運ぶ。

あ〜、なんだかこうした時間の使い方ものんびりと出来ていいな。

釣りに行かない休日。
いや、行けなかった休日は、たまにならカフェで読書ってのもいいな。
色んな街の景色を見ながら、ね。
by tokyo_terry | 2006-02-21 00:05 | ♡ Foods & Drink | Trackback | Comments(10)

No Hackle Sidewinder

あ、勘違いしないでくださいね。
この毛鉤はボクが巻いたものではありません、悪しからず。

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この週末、ハンドクラフト展というイベントが都内で催されていた。
今日は午後から時間があったので、ちょっと足を運ぶ事に。

ハンドクラフト展へは、昨年初めて行ってみたが
昨年末にフェスタがあり、そこへ出展されていたものと同じような印象だった。
しかもひとりで出掛けたものだから、なんとなくワクワクしない。
このイベントが別につまらないと言う訳ではない。

とてもキレイな仕上がりのランディングネットや
バンブーロッド、レザークラフトなど多くの出品物があったし
どれもとても魅力的な逸品が勢揃いしていたのだから。

フェスタと違い入場料も取られる事が無いのもイイ。
ただ、一人で出掛けたコトで個人的な盛り上がりが少なかった。

会場を一回りしてそのまま帰るのも、ちょっともったいない気がしたので
この会場の近くに店を構えるショップへ行ってみる事にした。

こじんまりとしたお店に入ると、お客さんは誰もいなかった。
グルグルと店内を見て回るが、別に何が必要という訳でもないから
今日は何も買うものがない。
う〜ん、ちょっとそのままお店を出るにも、出づらい。

そこで目についたのがこのフライ。
雑誌などでよく見かける店長さんに聞いてみると
あのレネ・ハロップが巻いた毛鉤だという。
一本の値段を聞くと、¥440とのコト。

ボクはこのノーハックル・サイドワインダーという毛鉤は巻く事が出来ない。
この毛鉤の最大のキモとなる、ダッククイルの取り付けが上手くいかないのだ。
ならば、このレネ・ハロップ本人が巻いた毛鉤を見本にしてみよう。
いつか、ヘンリーズ・フォークでの釣りをしてみたい。
それまでにこの毛鉤を見本にして、自分の手で巻き上げてみよう。

雑誌やパターンブックよりも
本物ならば360度のあらゆる角度から参考になる。
レネ本人が巻いた毛鉤が一本¥440なら安いものだ。
それに、何も買わずにお店をでなくてもイイ。

という訳で、冒頭でも書きましたが
この毛鉤はボクが巻いたものではありません。
by tokyo_terry | 2006-02-19 19:31 | ♧ Tying Talk | Trackback | Comments(26)

goes to the hospital

以前から違和感はあった。
目覚めると脳天に激痛が走り、あまりの痛みに目には涙が。

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どうやら、日頃の不摂生のツケが回ってきたようだ。
といっても別に病院に担ぎ込まれたワケじゃない。
自ら電話をして、自分の足で医師のもとへ行ったのだから。

その日は朝から、ずっと違和感があった。
それが、午前10時を回った頃から急にズキンッと痛み出した。
まるで脳天を貫かれるような痛み。
その痛みで集中力が無くなり、仕事は手に付かない。

どうやら、虫歯のようだった。

あまりの痛みに、我慢も限界に達した。
すぐさま近くのデンタルクリニックに電話をして診察を受ける。

歯科医はボクの口の中を見て
“よくこんな状態になるまで・・・”とあきれた様子だった。

その後、レントゲンや検歯、そして・・・。

虫歯が痛み出したときも
もの凄い痛みだったが、治療中の痛みと言ったら
それはもう、頭からつま先に稲妻が落ちたような電撃的苦痛。
目に涙を浮かべる事しか出来ないほどだった。

これからは“これでもか!”ってくらい奥歯までしっかりと磨きます。

ボクの闘病生活(?)はしばらく続きそうだ。
by tokyo_terry | 2006-02-18 23:03 | ♡ Foods & Drink | Trackback | Comments(14)

Cigarette smoke

時間より少し早く到着したボクは、お店に入る前に
上着のポケットからタバコを一本取り出し、その場所で火を着けた。

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前日はポカポカ陽気だったのに、その日は風がとても冷たかった。
メンソールの煙を吸い込むと、さらに空気が冷たく感じる。
少しだけ震えながら、タバコを吸い終え左手の腕時計を覗き込むと
ちょうど待ち合わせ時刻の16時。

すると携帯電話がブルブルと震え出した。
人通りが多いからボクは気が付かなかったが
すでにお店の中で待っていると連絡が入る。

この日は数年前まで一緒に仕事をしていた友人との夕食だ。
その友人は土日の休日を利用して、名古屋からトーキョーへ遊びに来たという。
その帰り際の、ほんのひと時を過ごす。

ボクの職場に来た頃はとても可愛らしい女のコだったけど
数年間一緒に仕事をし、退社してから数ヶ月
久し振りに会った友人はとても大人びて見えた。

食事をするにはまだ時間が早いからと
コーヒーを飲みながら、お互いの近況などをイロイロと話した。
お互いの話というよりも、ボクのほうが一方的に話してしまったかもしれない。
会社の先輩と後輩という以前のクセで、説教をしてしまったかもしれない。
でも負けじと逆襲される場面もあったかもしれない。

退社の相談を受けたとき、ボクはとても辛く寂しかったけど
退社してから数ヶ月スクールに通い、今は新しい職場で働いているという。
そんな話を聞いていたら、何だかちょっと嬉しかった。
ボクの知らないところで頑張ってるんだなって。

その後食事をしてから、トーキョーステーションで
また会う事を約束してお別れをした。

駅を出て、また上着のポケットからタバコを一本取り出し、火を着けた。
溜め込んだモヤモヤを吹き飛ばすかのように
タバコの煙をトーキョーの夜空に向かって吐き出してみた。

最近、仕事に対するモチベーションが下がっていたけど
数ヶ月振りの素敵な笑顔に再会したことで
少しだけモヤモヤとした気持ちが晴れた気がした。
by tokyo_terry | 2006-02-17 00:01 | ☆ My Life | Trackback | Comments(20)
見て楽しい、食べて美味しい
ファンタスティックなスイーツの森があった。

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芸術のチカラを感じた後、自由が丘スイーツフォレストという
スイーツがテーマのフードパークで、至福の時間を過ごした。

スイーツセレクトと呼ばれるエリアに展開する
“スプーンブレッド”というカフェに入店。
ここではテーブルアートやフラワーレッスンなども
店内に併設されたスペースで行われているようだ。

大きな窓と白を基調にした明るい店内には
木目を活かしたテーブルやベンチなどが配置してあり、温もり感もある。
各テーブルには、女性には嬉しい膝掛けやクッションなどもあった。

そこでボクがオーダーしたのは、ポップオーバー・バナナサンデーというスイーツ。
それは、玉子がタップリと使われたシュー皮のようなパンの中にアイスが入り
タップリのホイップクリームとバナナを乗せたスイーツだ。

この時期なら季節的にも、旬なイチゴのスイーツを選びたいところ。
でもバナナが大好きなボクはメニューを見て、このバナナサンデーに一目惚れ。
ホイップクリームの柔らかな甘みと、バナナの自然な甘さ。
そしてバニラアイスの風味が口の中で広がる。
もう、完全なる至福のひととき。

スイーツをいただく時、ビターなコーヒーとの組み合わせも捨てがたいが
キレ味ある後味のスッキリとしたドリンクもなかなかイイ。

こんな幸せを感じることが出来るのも、きっとイイ仲間がいるからだ。
by tokyo_terry | 2006-02-15 21:45 | ♡ Foods & Drink | Trackback | Comments(16)

大好きなフライフィッシングにまつわるハナシ。気になる音楽、食事、ジテンシャ遊びやキャンプなど。アウトドアの話をサカナに、ゆったり寛ぎながら酒でも飲みながら語り合いましょうか。でもボクは下戸です(^ ^;


by tokyo_terry