カテゴリ:⌘ Rod Building( 29 )

Perfect grip

コルクグリップが出来上がってきた。
そう、世界で唯一ボクだけのダブルハンドロッドのグリップだ。

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木工旋盤や電動ドリルを使った簡易旋盤などを持たないボクは
ダブルハンドロッドのグリップの成型に頭を悩ませていた。
しかし、頼りになる同級生のお陰で、グリップの成型という問題は
なんとかクリアするコトが出来た。

オーダーした通りに仕上がったグリップ先端のシェイプ。
ロッドグリップにそっと右手を添えると
親指と人差し指、そして中指に違和感は感じない。
小指から薬指、掌の納まりもイイ。

ブランクのφに合わせて、コルクグリップの内径合わせも完璧。
余分な大きさではなく、ピタッと決まっている。
グリップが出来上がったから、後はエポキシ系の接着剤で
コルクグリップとブランク、そしてアルミ製のリールシートを接着すると
いよいよフライロッドらしくなってくる。

おっとその前に、大事なスパインを出しておかなきゃ。
by tokyo_terry | 2007-02-24 03:05 | ⌘ Rod Building | Trackback | Comments(16)

Omission

ダブルハンドのグリップとなると、コルクリングの数は相当なものになる。
目の前に山積みとなったコルクリング。

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数えてみると、リングの数は36個。
ダブルハンドというからには、上手(うわて)と下手(したて)用に
グリップが付くから、シングルハンドと比べ物にならないほどの量だ。

これを一つずつ接着して成型する・・・
あ、そういえばボクはグリップを成型するための旋盤など持っていない。

この圧倒的な量のコルクリングを見て、出てくるのは溜め息ばかり。
バンブーロッドを制作している友人たちからは
電気ドリルを使うというアイデアをもらったが
いかんせん、電気ドリルも持っていない。

こんなときこそ、ロッドビルディングを得意としている
同級生に相談してみよう。
きっと彼なら・・・。

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同級生の彼とは、加藤毛ばり店の店長だ。
最近、移転オープンしてとてもキレイになった。
もちろん、店内も以前よりも広々としていて
得意のロッドビルディングを行なう小さな工房も構えている。

ボクがこのグリップの件で相談に行くと
他のお客さんのロッドビルディングの相談もあり
その場でグリップの成型をはじめた。

工房の入り口から“写真撮らせてね”と声を掛けると
笑いながらここは企業秘密だよ。と返事が返ってくる。

いつも気さくに迎えてくれる彼だが
こういった作業中は、やはり真剣だ。
丁寧かつ、素早くグリップをリクエスト通りに削り出した。
お客さんも満足そう。

結局、ボクも彼にグリップの成型を依頼した。
本当なら自分でグリップも削り出したいのだが
ダブルハンドのグリップをリングから削り出すには
旋盤などが無ければ上手く出来ない。
ちょっと手を抜いた感じもするけど
こんなロッドビルディングもアリかな。

さて、ボクのリクエスト通りのグリップが出来上がるのが
今からとても楽しみだ。
by tokyo_terry | 2007-02-16 00:44 | ⌘ Rod Building | Trackback | Comments(26)

Rod Building 2007

また新しくロッドを作ろうと思っている。
今回も前回に引き続き、4本継ぎのフライロッドだ。

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生涯5本目のロッド・ブランクを数日前に入手。
前回のブランクに続き、今回も4pc。
しかし今までのブランクとは違い、やたらと長いのである。

これまではシングルハンドロッドだった。
そう今回は、初めてダブルハンドロッドを作ろうと思うのだ。
すでに中部の渓では解禁を迎えているというのに・・・。

といっても、そんなに焦っているワケじゃない。
当然フィールドへも出掛けたいし、休日もそんなにたくさんあるワケじゃない。
その日の気分次第、少しずつ組んで行こうと思っているのだ。

イメージはすでに出来上がっている。
肩のチカラを抜いてスムーズにロッドを振り
長いラインを優雅にコントロール・・・できるかな(笑)

今年のシーズンは、いつもの渓流だけではなく
本流などの広いフィールドへも出掛けたいと思っているのだ。
思い通りにサカナを釣るコトは出来ないかもしれないが
少ない休日の限られた時間を有意義に過ごすために
今までとは違うサカナ釣りもしてみようと思う。

さて、明日から徐々にロッドビルディングを始めてみようかな。
by tokyo_terry | 2007-02-12 01:06 | ⌘ Rod Building | Trackback | Comments(26)

Real Seat <Struble>

今、塗装を終えたロッドはドライングモーターにセットされ
クルクルと回りながら、乾燥が終わるのを待っている。

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これまで、コルクのリールシートでロッドを組んだ事もあるが
結局は木製リールシートフィラーへ変更したりして
手元にある自製フライロッドは全て木製リールシートになっている。

この手で組み上げた#3ラインのフライロッドは、キャップ&リング。
その他の2本の#5・#6のフライロッドはアップロック・スクリュー。
今回の#4のロッドは、レングスも9feetと長く、パワフルなロッドのため
しっかりとリールを固定できるアップロックのスクリュー式をチョイス。

フライロッドを見た時、美しさの印象を決定づけるのは
ラッピングや塗装の仕上げ具合や、各パーツのカラーコーディネートも大切だが
グリップ形状やリールシートのデザインと木目の色かもしれない。

今回は、Struble社とBellinger社のリールシートのどちらにするか最後まで迷ったが
今までの実績でStruble社のリールシートをチョイス。

以前使ったStruble社のスクリューは固くも緩くもなく
しっかりとリールフットを締め付ける事が出来ていた印象があったからだ。
木目も今までに使用したことのないBurl Madroneという
やや黄み掛かった茶褐色のフィラー。
やや細身のフィラーがスマートなモデル。

コーティングの乾燥後、こいつを接着すれば
いよいよロッドが完成となる。
最後のエンドキャップの接着がちょっと緊張するな〜。

あ、そういえば、#4のフライライン持ってないぞ・・・。
by tokyo_terry | 2006-08-09 22:49 | ⌘ Rod Building | Trackback | Comments(21)

Wrapping Work

レゲエのリズムをバックにラッピングワークを進める。
久し振りのラッピングは難しいのだが、とても楽しい。

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グラファイトブランクには、スパインと呼ばれる部分がある。
ブランクは、芯金にプリプレグ(シート状のカーボンファイバー)を巻き付け焼成するため
場所によって、当然だが厚みに違いが起こるのだ。
その厚い部分がスパインと呼ばれる部分だ。

そのスパインは、ブランク壁の厚い部分なだけに
強い反発力が発生する場所なのだ。
今回はそのスパインに沿って、ガイドを巻き止める。

ロッドメーカーによっては、そのスパインに対して
90度の角度の位置にガイドを付けるメーカーや
スパインと反対の位置に付ける場合もあるようだ。
様々な考え方により、ガイドの取付け位置もイロイロとあるようだ。

今回はブランクのガイドチャートに従い、スパイン状にガイドを取付ける。
グリーンのラッピングスレッドをベースに、イエローのワンポイント。

久し振りのラッピングは難しい。
特にティップからバット側へと巻き進めると、徐々にコツも掴めてくるのだが
とにかく最初のスネークガイドのラッピングには相当な時間を要してしまう。

しかし、ラッピングベンチを使っているので
2つ3つと進めるとアッという間にラッピングワークも完了。
BGMのレゲエのリズム・・・ン・チャッチャッ・ンチャッ♪
というのも良かったかもしれない。

今まで秋からのオフシーズンにロッドを製作していいたので
今回のような夏にロッドを作ったことはなかったが
レゲエサウンドのお陰で、作業にリズムが生まれて
こんなにスピーディーにラッピングが出来たのは初めてだ。

さてさて、塗装を始めるかな。
by tokyo_terry | 2006-08-07 22:24 | ⌘ Rod Building | Trackback | Comments(8)

Wrapping Thread <jamaican color>

スレッドの色は、塗装をしてみなければわからない。
派手なイメージに仕上げるか、それとも地味なイメージで仕上げるか。

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フライロッドのブランクにガイドを取付けるには
ラッピングスレッドを使用して、ブランクに巻き止める。

このラッピングスレッドにも種類やメーカーがイロイロとあるようだ。
ボクは今までに使ってきたのは
GUDEBRODと言うメーカーのナイロン製のスレッドだ。
塗装をするとスレッドに塗料がしみ込み
完全ではないが、ガイドフットあたりがやや透けた仕上がりになる。

ブランクに色が付けられていると、その色に影響されて
想像と違う仕上がりになってしまうが、それを逆手にとると
なかなか面白い色合いも表現することができるはず。

また、無塗装のまま(グラファイトグレー)のグラファイトのブランクに
ブラックのスレッドを使えば、初めてロッドを作っても感じのイイロッドに仕上がる。
黒の場合、透けることがないので、ラッピングの“粗”が目立たないのだ。

さてさて、今回はどんな色のラッピングスレッドでロッドを仕上げようか。
やや濃いめのグリーンのブランクだから、ベースはダークグリーンのスレッド。
ワンポイントにイエローとブラックを入れてみようかな。

この色の組み合わせは、なんだかジャマイカンな雰囲気だ。
それじゃ、ラッピング作業のBGMはレゲエで決まり。
暑い夏の音楽としてもピッタリ。

リズムに合わせれば、楽しくラッピングが出来そうだ。
by tokyo_terry | 2006-08-07 00:14 | ⌘ Rod Building | Trackback | Comments(16)

Hopkins & Holloway

今回はストリッピングガイドに、ちょっとだけ拘わってみた。
ホプキンス&ホロウェイという英国メーカーのガイドだ。

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このクラシカルな雰囲気のガイドは
SAGEやScott、Winstonのロッドにも使われている
ストリッピングガイドらしいのだ。

フレームのカラーは、シルバー・ゴールド・ブラックと三色あるが
今回はトップガイドとスネークガイドをシルバーにするため
それらに合わせてシルバーをチョイス。

調べてみると、ストリッピングガイドにも様々なメーカーがある。
バンブーロッドによく使われているMildrumや
アメリカ大手メーカーPACIFIC BAY。
日本最大手、FUJIなど。

今回はデザインと性能のバランスから、このストリッピングガイドにしたのだ。
リング内には、ラインの滑りの良い、SiCリングが入っている。
もちろん、FujiのガイドにもSiCは入っており、プライスも魅力的。
しかし、こちらのデザインに魅力を感じたのだ。

自分で作るフライロッドだから、こんなトコロにもちょっとした
コダワリを出せるのだ。

さて、ガイドフットの裏表にバリが無いように、サンディングでもしようか。
工作機械など何も無いから、自分の手でダイヤモンドヤスリを使ってチマチマと。

そう、今回はのんびり・ゆっくりと作るのがテーマなのだから。
by tokyo_terry | 2006-08-06 12:45 | ⌘ Rod Building | Trackback | Comments(16)

Cork Grip

唯一、フライロッドと自分の身体を繋ぐ部分。
それはコルクグリップ。

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本来ならコルクのリングにひとつひとつ接着材を塗布し
クランプで挟み込み圧着させ、自分の握りやすい形に成型する。
しかしボクは、旋盤などの工作機械など持っているわけじゃなく
頻繁にロッドビルディングをするコトがないので
今回は出来合いのコルクグリップを使うコトとしよう。

グリップスタイルは、リバースド・ハーフウェルタイプ。
リールシートはアップロック・スクリュータイプを用意しているから
グリップとリールシートの接続部をリールシートの径に合わせて
くり抜かなければいけない。

しかし、コルクグリップを購入したショップが
サービスでくり抜きをしてしまった。
しかもブランク径に合わせたコルクグリップの内径合わせも。
お陰で、単純に接着するだけとなってしまった。
嬉しいような、悲しいような。

ブランクとコルクグリップの内側に
たっぷりとエポキシ系の2液性接着剤を塗布し、グリップを接着。
余った接着剤を使って、ついでにワインディングチェックも接着。
はみ出した接着剤は、Zippoのオイルですかさず拭き取る。
後は丸一日乾燥しておけばいいだけ。

フライロッドを自由自在に操るためには、
グリップは握りやすくなければならない。
しっかりと自分の手にフィットするように、
小指と薬指で握る部分をもう少しだけ
細くシェイプアップしよう。

それにしても、コルクグリップのように
ボクのウェストも簡単にシェイプアップ出来たらイイのに。
by tokyo_terry | 2006-08-04 00:36 | ⌘ Rod Building | Trackback | Comments(14)

444

その気になれば、あっという間に出来上がる。
しかし、今回はゆっくり・じっくりと組み上げてみよう。

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ラインウェイトは#4
継ぎ数は4pc
生涯4本目のブランク。

ここ最近、のんびりと釣りを楽しみに行く時
8'9"の#3ライン指定のロッドを片手に釣りを楽しんでいた。

もう少しだけ大きな毛鉤を使いたい。
もう少しだけ遠くにキャストしたい。
もう少しだけ鱒を素早くランディングしたい。
そんな思いをこの数回の釣行で感じていた。

ならば、もう1番手ラインウェイトを上げてみよう。
SAGEからは#000という驚愕のラインウェイトのロッドも
今シーズンからリリースされているようだが
使用する毛鉤のサイズやキャスタビリティを考えると
守備範囲の広い#4ラインというのは
今になって、なかなか重宝しそうだと感じる。

事実、昨年から#1ロッドを使ってから、それを実感している。

しかしボクは、#4ライン用のロッドを今はあいにく持ち合わせていないし
ロッドを新しく購入するには資金的にもツライ。
それでも#4ラインのロッドが欲しくて欲しくてたまらなくなっていた。

そんな折り、まさに理想的なスペックのロッドブランクが
ボクの目の前に現れたのだから、ライズしないわけにはいかない。
#4指定の4本継ぎのブランク。

4本目のロッドビルディングは、ゆっくりとじっくりと
楽しみながら組み上げてみようと思う。
by tokyo_terry | 2006-08-01 00:27 | ⌘ Rod Building | Trackback | Comments(34)

大好きなフライフィッシングにまつわるハナシ。気になる音楽、食事、ジテンシャ遊びやキャンプなど。アウトドアの話をサカナに、ゆったり寛ぎながら酒でも飲みながら語り合いましょうか。でもボクは下戸です(^ ^;


by tokyo_terry
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