Sentimental Night
山道を走っていたので、ちょっとビックリしてしまった。
そういえばウチの会社では
毎年新しく入社してくる人たちがいるが
様々な理由で退社して行く人たちもいる。
ココ数年、一緒に苦楽を共にして来た同僚や後輩たちが
会社から姿を消していった。
ある先輩が部下から退社の申し出を受け取る時
失恋に似た気持ちになると話していたコトを思い出した。
・・・同感。
花火ってのは、打ち上げ花火も線香花火のような小さなものも
とてもキレイで素直に感動できるものだが
終わった時には何か切ない気持ちになる。
そんなコトを考えながらクルマを走らせ家路に着いた。
夏の釣りを楽しんだ日の夜。
もうすぐ楽しかった夏が終わり、
何となく切ない秋がやって来るんだな。
手に残るアマゴの香り。
稜線にこだまする打ち上げ花火の音。
目の前を通りすぎる線香花火のにおい。
仲間と一緒に仕事している時は打ち上がった花火のように楽しくても、仲間が消えてしまうとそこに残るのは煙だけ。切ないものです。
しかし詩人ですね〜、西洋毛鉤さんは。“余韻”イイ言葉ですね。“余韻”を楽しめるような余裕がボクにもあればイイのですが。
そいえば手に残るアマゴの香りは何ともイイ香りです。
9月を迎える時期になると無性に焦燥感が募ります。これは今シーズンの大物に、まだ出会ってないからなんでしょうかね? う〜ん、残り後わずか、考えるほど焦ります。焦っても仕方ないのは分かってるのに。
自分の住む豊橋というところでは、花火は「夏休みの始まりを告げるモノ」なので、あまり切なさを感じません
しかし、実家のある秋田のとある田舎では、お盆の後が花火大会…これがもう何とも切ないのです
ふと思えば渓流シーズンも残り1ヶ月…できればデッカイ”花火”をドーンと打ち上げたいものです(笑)
豊橋は夏の始まりに打ち上げ花火大会があるんですね。それは夏の始まりを感じさせてくれますね。今回は釣りの帰り道、しかも結構遅い時間だったんですよ、たしか午後9時を過ぎてました。秋を思わせるような涼しげな空気と虫の鳴き声が切なさを演出していたかも・・・。
ホント、シーズン後半ですが一発尺玉を打ち上げたいですね!