terry's River Side Bar

American march brown

何をイミテーションしてるのだろう、この毛鉤。
細かなコトはよく分からないが、銘鉤であることは間違いない。

American march brown_e0009009_23563224.jpg
ボクのマーチブラウンは
グリズリーとブラウンのハックルをミックスして巻くドライフライパターン。
もう少し淡い色のジンジャーなどのハックルに変更すれば、グレイフォックス。
逆にもっと強い色合いのコーチマンブラウンを混ぜれば、アダムスにもなる。

最近、友人のブログで同じ名前のウェットフライが紹介されていた。
ウェットフライの中では“超”が付くほど有名なパターンだ。
彼はその毛鉤を、オリジナリティあふれる工夫を施し
素敵なウェットフライに仕上げていた。

そんな記事を見ていたら、ボクもマーチブラウンを巻いてみたくなった。
何となく気になってしまい、今夜一本だけ巻いてみた。

こういった伝統的な毛鉤には
同じ名前で形状の違いというか、用途の違う毛鉤が他にもある。
例えば、コーチマン。

言わずと知れた銘鉤だ。
これは、ウェットフライやストリーマー、ドライフライなど
様々な形態で、様々な場所で使われている毛鉤のひとつだ。
もちろん、ボクもドライフライだけではなく、ウェットフライでも巻いている。
というか、もともとはウェットフライが原型なんだっけ?

今度、暖かな日に釣りに出掛けたら
このマーチブラウンをティペットの先に結んでみよう。
反応が無ければ、沈めてみよう。

それでもダメなら、
ウェットフライのマーチブラウンを使ってみよう。
同じ名前の毛鉤だけにこだわって
釣りをするのも楽しいかもしれない。

そんな釣り方で遊べたなら意外とガツガツせず
のんびりと一日を楽しむことが出来るかもしれない。

いや、そんな釣り方も楽しいものだと思う。
間違いない。
by tokyo_terry | 2006-02-07 00:06 | ♧ Tying Talk | Trackback | Comments(14)
Commented by aka at 2006-02-07 00:21 x
terryさん、まいどっ!
このフライ、良い感じですね!何時も繊細なフライには感動ものです。
僕はドライフライは年間数本しか巻きませんが、
terryさんのフライを見てるとドライで釣りたくなってきますよ(笑)。
Commented by tokyo_terry at 2006-02-07 00:40
akaさん♪まいどッ!
繊細に見えます?実物は意外とブッシーかもしれませんよ(笑)今年は是非、北でドライフライの釣りしましょうよッ!“グァバッ”“バッシャ〜ンッ”とド派手な釣りを。あ”〜、ひと月もロッド振ってないから、そろそろ禁断症状が出そうです(笑)間違いないッ!
Commented by light_cahill at 2006-02-07 01:44
terryさん、まいどっ!
さすがにきれいな仕上がりですね。私もドライやウェット両方で使いますが、釣れるフライですよね。terryさんてお若いのにバリバリの正統派フライマンの雰囲気でカッコいい!これも間違いないッ!
Commented by heboheboy at 2006-02-07 07:56
マーチブラウン。巻きたくなちゃいました、勿論こんなにスッキリのシルエットには仕上がらないんですが、昨日のエントリー、モンカゲを昨年屈斜路湖で観察してきたんですが、水中から見ると、意外にも触角がかなり目立っていました、(タイイングのご参考にはならないでしょういが)    要
Commented by dadlife at 2006-02-07 08:43 x
terryさん、おはようです。
毛鉤もある程度名前がわかって、それを巻ける様になれば、楽しみがまた一つ増えていくんでしょうね。やっとライトケイヒル・モ・ド・キがいくつか巻けるようになった今日この頃です。(^^;
Commented by daikyu at 2006-02-07 08:58 x
terryさん昨日はどうもでした。マーチブラウンもスタンダードのパターン。皆さんのブログを見たり、FR誌の原稿書いたりで今年のフライはひつつ原点回帰でスタンダードを見直して見ようと思います。

バランスよく巻かないとティペットちりちりになっちゃうんですよね。どうしてもパラシュートやソラックス系の仕上げにしたくなります。でもハックルで水面を捉えるシルエットが良いんですよね・・・たぶん
Commented by d-yun5-fly-elise at 2006-02-07 14:55
terryさん、こんにちは。トラック・バック、ありがとうございました。
私は支笏湖でセミフライやカメムシフライを浮かべる以外、殆んどドライの釣りはしませんが(6・7月の渚滑川等のの道北の川は別ですが・・・笑)、こういったマーチブラウンやアダムスなどのドライフライでゆっくりと釣り上がるのも面白そうですね。

ちなみに写真の奥に写っているウェットフライ、なかなか良さそうです。
Commented by tokyo_terry at 2006-02-07 23:07
light_cahillさん♪まいどッ!
きれいに仕上がってますか?ありがとうございます、light_cahillさんに誉められると自信がつきます(笑)正統派?というよりも毛鉤は同じようなパターンしか巻けないだけです(汗)本人が言うのだから、間違いないッ!
Commented by tokyo_terry at 2006-02-07 23:11
要さん♪こんばんわ!
マーチブラウン、巻いちゃってください。春先にはいい仕事してくれると思いますよ。水中写真を撮影してると、イロイロな観察も出来そうですね。楽しそうです。モンカゲはダンしか本物は見た事がないので、ニンフ動きなどは面白そうですね。アイツはサイズも大きいので、発見しやすそうですね(笑)
Commented by tokyo_terry at 2006-02-07 23:15
dadlifeさん♪こんばんわ!
ライトケイヒル巻けるようになりましたか。あとはハックルやダビング材をちょっと変えると、アダムス、グレイフォックスなどが巻けますよ。クイルゴードンもあれば、渓流ではそこそこカバー出来るかもしれませんね。少しずつ楽しみを増やしましょう!!
Commented by tokyo_terry at 2006-02-07 23:20
daikyuさん♪こんばんわ!
イイですね、原点回帰。ボクはスタンダードパターンから巻き始めて、次はこいつらをパラシュートパターンにするつもりです。その後、あぁでもない、こうでもないと試行錯誤しながら、普段巻かないような毛鉤を巻くつもりです。
そうそう。そういえば、こういったスタンダードパターンはすぐにティペットがチリチリになりますね(笑)
Commented by tokyo_terry at 2006-02-07 23:27
Yunさん♪こんばんわ!
先日のYunさんのエントリー見たら、ドライフライのマーチブラウンを巻きたくなって思わず今回のエントリーをしてみました。ボクの場合は、サカナが水面に“グァバッ”と出てくれる(あくまでイメージですが)ドライフライの釣りがたまんないですよ。もちろん、先日のスティミュレーターを使ってレインボーを狙うってハナシも忘れてません(笑)たまにはのんびりと、ライトラインのフライロッドを振るのも楽しいですよね。
奥のウェットフライは、人には見せられません。ボカシてるのは、そのためです(笑)
Commented by SHU at 2006-02-08 00:29 x
terryさんこんばんは!
ひょ~っ。カッチョいいフライですね。こんなの巻けるようになるには随分かかるでしょうね。バランスも良いですし、色気があります。流石!!

後ろのWetも気になる~。素敵な事、間違いない(笑)
Commented by tokyo_terry at 2006-02-08 00:39
SHUさん♪こんばんわ!
ボックスの中の毛鉤とブログの毛鉤の出来はちょっと違うかもしれません(笑)何しろ名古屋人は見栄っ張りですから〜(爆)後ろのWetは#12のマーチブラウンです。SHUさんの巻いたマーチブラウンの方がもっと素敵ですよ。こんどUPお願いしますッ!
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