terry's River Side Bar

The sight fishing

流れに泳ぐ渓魚を見つけて釣る、サイトフィッシング。
通常のブラインドフィッシングとはひと味違った面白さがある。
The sight fishing_e0009009_4131945.jpg


渓魚はそんなに容易く見つけられないコトの方が多い。
水の色だったり、川底の色などに同化するように
渓魚は周りの環境に合わせて身体の色を替えカモフラージュしている。
特に川底の色が濃い色合い、暗い色をした川では
泳いでいる渓魚を探すのはなかなか難しい。

反対に川底の色が明るく白っぽい川は
流れに泳ぐ渓魚を見つけるコトは前述の川よりも容易い。
しかし、暗い川底でも太陽の光線量や角度など
光の反射などにより、川の中が見やすい時間帯もあり
そんな時はサイトフィッシングがしやすくなる。

そして、流れに泳ぐ魚を見つけるためには
釣りをする目線より高い場所のほうが、断然見つけやすくなる。
でも、川に降りると高い位置とのギャップで距離感に違いが生じて
投げた毛鉤が渓魚の目の前を流れる前にラインやリーダーが
魚の頭上を通過して逃げられてしまうから要注意だ。
というか、これはボクが良くやらかしてしまうコトなんだけど。

このイワナは、サイトフィッシングで釣り上げたイワナだ。
渓魚が定位しそうな場所を高い位置から覗き込むと
開きの部分に上流を向いて泳いでいた。
流れてくるエサを今か、今かと待っているかのように。

The sight fishing_e0009009_48846.jpg

こう言った状況のイワナの場合は、割とカンタンに結果が出せるのだけど
アマゴとなると、難易度が上がるのは・・・ボクだけかな。
イワナが好むような緩い流れに泳ぐアマゴは、とにかく毛鉤をよく見る。
毛鉤に触れるか触れないかのギリギリの位置で
毛鉤と一緒に流れを下り、毛鉤を良く見るのだ。
何か違和感を感じれば、元の位置に戻り何事も無かったかのように泳ぎ出す。

アマゴの動きが丸見えのこの状況は、悶絶もの。
その後、毛鉤を取っ替え引っ替えするも、
上手く騙せず、毛鉤を食べさせられなかった。

ものすごく悔しい反面、それがまた楽しかったりするのだけど。


by tokyo_terry | 2013-06-20 04:16 | ∇ Fishing Talk | Trackback | Comments(6)
Commented by ぼっくり at 2013-06-20 19:28 x
やっぱりアマゴは難しいですよ。
先日僕もアマゴの渓で何度見切られたことか!
あいつらムカつくくらい本当によく見てますよね^_^
普段イワナばっかり釣ってるのでけっこう参りました。
Commented by tokyo_terry at 2013-06-21 08:44
ぼっくりさん♪おはようございます‼
スレたイワナも難しいけど、アマゴやヤマメは
イワナ以上に難しく感じるコトが多いですね。
ちょっとしたドラッグや毛鉤へのわずかな違和感も。
この日は標高1200m超えの流れでしたが
里川並のスレスレアマゴでした^^;
Commented by alfa156akira at 2013-06-21 13:01
サイトだとそこが楽しみであり悶々であり(笑)
ですね^^
でも勉強になります^^
Commented by tokyo_terry at 2013-06-21 23:31
alfa156akiraさん♪こんばんは‼
そうですね、渓魚から学ぶコトって多いのですが
ボクの場合は時間が過ぎると、すっかり忘れちゃうコトが多くて^^;
でもまぁ、忘れてるからこそまた楽しめると思えばイイですね(笑)
Commented by tabi@会社 at 2013-06-27 12:08 x
terryさん、こんにちは!
先週、岩手の渓で、オトンとshojiさんがサイトフィッシングしてました!面白いよね~♪
軍配はルアーでしたけどね(笑)
Commented by tokyo_terry at 2013-06-28 08:10
tabiさん♪おはようございます‼
おぉ、岩手に行ってたんだ。
shojiさんと釣りすると、サカナがルアーに突進してくる様子がよく見えますよね。
ボクも去年・一昨年と木曽でご一緒させていただいたときもshojiさんのルアーに軍配が上がりましたよ(笑)
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