Bushy Flies
今度、こういう毛鉤で釣りを楽しんでみよう。
平均気温がグッと上がり、呑めないボクでも釣りを終えた後のビールが美味しく感じる季節になると、ハックルをビッシリと巻き込んだハンピー、ピーコックを使ったビートル、夏の定番アントなどの毛鉤を使うコトが多くなるのだけど、色々な毛鉤を巻いてみたから、いつもとちょっと違う毛鉤を使って釣りを楽しんでみようと思う。
コックハックルを使わなくても、CDCを使わなくても、水面上にしっかりと浮かべるコトの出来るスパンヘッドフライ。タイイングには少々時間が掛かるのだけど、こういったボリューム感のある毛鉤を使って釣りをしてみるのも楽しいものだと思う。
渇水時には、このボリューム感が仇となり着水音でナーバスになっている渓魚を散らしてしまったり、ロングティペット・リーダーではキャスティングが難しくなってしまったりと、毛鉤の性能面では劣る部分もある。
しかし、水量の多い川や堰堤下の太い流れでも水圧に負けない強力な浮力がある。一旦沈んでしまってもテンションをゆるめれば、ポッカリと水面上に浮かせたりするコトもできるし、事前に撥水処理を施しておけば、フロータントの消費量も少なくすむ。そして、小型のサカナには食べられないから、大物のみに的を絞って釣りが出来るのだ・・・といっても、大型の渓魚にはなかなか出会えないのが、ボクの現実なんだけど・・・
こうやってエルクヘアの断面を拡大してみると、水面に浮かぶ秘密がよく判る。今はマクロ1cm撮影+光学ズーム+デジタルズームで撮影しているから覗くことのできる世界だけど、先人の知恵というか知識というのは改めて凄いなぁと思う。鹿の毛でサカナを騙しちゃおうって思いつくのだから。
今度釣りに出掛けた時には、こういった毛むくじゃらのモジャモジャな毛鉤で釣りを楽しんでみよう。
大きなイワナが釣れると良いなぁ。
この雨ではさぞかし沢山フライが巻けたことでしょう^^
明日名古屋に出張ですから、ちょうどいいですね!?
↓新しいベストも手に入れて、フライも満タン、来週末が待ち遠しいですね!!
ちょうどイイって、何が?(笑)