terry's River Side Bar

FLY FISHING AREA

渓流をフィールドとしてフライフィッシングを楽しんでいる人たちには
ちょっとだけ切ない季節の始まりとなる10月。

FLY FISHING AREA_e0009009_09425.jpg
一部の河川を除いて、禁漁期を迎えた渓流。
でもフライフィッシングを楽しむ場所は、まだイロイロとある。
その中でも先日出掛けた先の養沢毛鉤専用釣場を
今回は改めて紹介しようと思う。

東京の西、あきる野市に流れる秋川の支流、
養沢川の一部(約4km)を釣り場としている。
ここはヤマメとレインボーがメインターゲットになるのだが、
運がイイとイワナやブラウンにも出会えるらしい。

この“らしい”というのは、ボクはまだ出会っていないから。
聞くトコロによると、近年の放流はしていないので
残ったサカナがココで産まれ、育ったものが釣れるとのこと。

入渓地点には看板が立てかけてあり、ココへ初めて来た人でも
簡単に水辺までアクセスをするコトが出来る。
また区間が4kmもあるので
混雑していても何とか釣りを楽しむ事ができる。
専用の駐車場もログハウス風の管理棟前の他に6箇所もある。
トイレも6箇所あるので、急な“もよおし”にも安心。

料金システムなどは 公式ホームページを参照してもらうとして
スクールなども開催されているようで
ビギナーの方たちも多く訪れているようだ。
もちろんベテラン風な方たちも多い。

また、毎年デザインを変えたバッジがココではもらえるという。
それは標識ヤマメ(アブラビレをカットしたヤマメ)を釣り上げたら
年間500個限定でプレゼントしてもらえる。

ボクも今年の春に初めてココに訪れたが
運良くそのヤマメバッジ(ピンバッジ)を手にする事ができた。
事務所にそのヤマメを持ち帰り、釣れた場所等を確認をする。
でもボクはヤマメを持ち帰るのコトはしないので
デジカメにアブラビレがカットされた部分を撮影して
このバッジを入手した。

ココは割と小さな規模の渓流だが、中には50cm近いレインボーもいる。
そんなヤツが自分の毛鉤に飛び出すトコって、一般渓流ではなかなか味わえない。
リールファイトなんかもするコトがある。
そんなコトを連発すると、かなりロッドを握る手が痺れてくるが
これがタマんなく楽しいのだ。

また、ログハウス風の管理棟にいる
オっちゃんやオバちゃんたちも優しくてココロ癒されますよ。
コーヒーやお茶のサービスもしてくれ、居心地がとてもイイ。

休日は混雑することがとても多い釣り場だが
ココは歴史もあり、自然の中で釣りを楽しむ事のできるイイ釣り場です。

ゴルフ場やスキー場開発するよりも、資金はずっと少なくて済むと思うから
こういった場所がもっとたくさんあるとイイのになぁ。
by tokyo_terry | 2005-10-03 00:09 | ∇ Fishing Talk | Trackback | Comments(8)
Commented by kaikokaiko at 2005-10-03 01:26 x
terryさん、こんばんは。このイラストいいですよね!私は額に入れて部屋の壁に飾っています。そういえば今年は養沢行かなかったな~。毎年4月の桜の散る頃に行っています。桜吹雪の中を釣るのが最高でした。でも、花びらで水面のフライが見えなくなっちゃうんですよねー。
Commented by light_cahill at 2005-10-03 12:36
terryさん、こんにちは。
私のよく行っていたころには、ブラウントラウトが決まったポイントに入っていました。昔はけっこう数も釣れましたが、中でも雷がなりはじめ夕立ちになるころ、きまってブラウンが激しくライズを始め、54cmをエルクヘアカディスで釣ったことありますが、#2-3だったので面白かったですよ。最近はいなくなっちゃったんだろうな。
Commented by Rolly at 2005-10-03 22:31 x
Terryさん、毎度です。
釣り客のサポート体制が整っている感じですね。それにオフでも流れの中で釣りができるというのはとても魅力ですね。

ボクがオフに通う名古屋から400キロほど離れた管理釣り場もサポート体制はこじんまりしつつもしっかり整っていて、かつ、サカナは既に7年も放流をしていない、、、という極ローインパクトな管理釣り場ですが、こういうところへ通いだすと、オンとオフの境がどんどん僕の中で薄れつつあります・・・。

養沢にも一度行ってみたいなぁ・・・(^^)
Commented by tokyo_terry at 2005-10-03 23:20
kaikokaikoさん、こんばんわ!
部屋にあるジグソーパズルの絵柄にも飽きた事なんで、ボクも真似して額に入れてみようかな。このイラストマップはホントにイイ感じですね。
桜が舞散る頃はドライフライにも高反応を示す季節ですね。川柳の綿毛なんかも風に舞う頃はCDCフライと見分けがつかなくなります(笑)
Commented by tokyo_terry at 2005-10-03 23:26
light_cahillさん、どうもデス!
キーワードは雷と夕立ですか。雨だけならイイけど、雷はちょっとコワいので勘弁して欲しいですネ〜。しかしデカイですね〜54cmとは!しかも#2-3でですか?そりゃスゴイ!先日はボクも#1でレインボーの37・8をかけた時はネットインまではひと苦労しました。ブラウンにはお目にかかれませんでした(残念!)
Commented by taros_magazine at 2005-10-03 23:31
こんばんは!
公式サイトを見てきました。案内図もそうですが、あらゆる面でフライ・フィッシングを、そして渓魚を含む自然を愛していることが感じられるところですね!
もし、こんな釣り場がウチの近くにあったら…自然渓流に行かなくなるかも?
Commented by tokyo_terry at 2005-10-03 23:31
Rollyさん、毎度!
ココは10月も釣りはできるのですが、上流部のヤマメはダメらしいです。途中にある堰堤までの区間(ヤマメ・レインボーが混在してます)はOKらしいンですよ。釣り分けるのはボクにはできませんが(笑)
しかし名古屋から400kmってドコに行ってんですか?東京=名古屋よりも距離がありますよネ。気になりますソコ。レポが楽しみです(^-^)
Commented by tokyo_terry at 2005-10-03 23:38
taroさん、毎度でぇ〜す!
>自然渓流に行かなくなるかも?
あははは。その気持ち分からなくもないです。
規模はそんなに大きくないのですが、サカナのストック量はスゴいのひと言ですよ。それなりに休日は人も多いですが。ココのオッちゃんやオバちゃんたちは自然を大切にしているみたいで、ボク達ゲストにも優しく、温かく迎えてくれるので気持ちがイイですヨ。また来ようと思わせてくれるひとつです。
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